西川田教室では、夏期講習終了後、9月の通常授業から、
教科の宿題以外に、毎週私から宿題を出し、提出状況を管理しています。

ところが、最近になり人によって宿題の提出状況に大きな差が出てきました。
毎回毎回、提出期限の1週間以上前に提出する生徒もいれば、
だんだん、提出期限が守れなくなり、遅れて提出する生徒も出てきました。

きっと、みんなそれぞれに部活や他の習い事、予定などがあり、
思ったように時間を作れないのかもしれません。
だからといって、それを言い訳に見逃すことはできない。
提出できなかった分は、授業後に居残りをさせて提出をさせています。

生徒たちに、
自分が与えられた課題は、達成するためにベストを尽くすこと、
競争社会に生きている以上は、自分の基準ではなく、他者との比較で物事をとらえること、
そして、学習量を増やし、学力を上げ、将来の可能性を広げること、
以上のようなことを伝えるために、このちょっと負荷の大きい宿題を課しています。
生徒に厳しさを教えることは、必ず将来に活きると思い取り組んできました。

それでも、生徒たちが宿題に追われ、苦しそうに勉強している姿を見てしまうと
「今回だけは見逃してもいいかな?」などという気持ちになってしまいます。

どのように学習に取り組むことがベストなのか、いつも悩み、葛藤します。

その答えに近づけるように私自身が誰よりも勉強しなくてはならない。
そして、その姿を生徒たちに見せることでしか伝えられないのかもしれない。
そう思いました。