「子供の生活と目に関する調査」によると、小中学生の約4割が視力矯正しており、6割以上の親が「学力」と同等に子供の「視力」を気にしている一方で約2割は子供の目を悪くしないための対策を何もしていないことがわかりました。

現在の子供の矯正視力の有無を尋ねたところ、小中学生の38.0%が視力矯正しているという結果になりました。子供の学年別では、小学生低学年で16.9%、小学生高学年で38.5%、中学生で56.9%。学年が上がるにつれて視力矯正している割合が高くなっています。

子供に関する関心ごとを尋ねたところ、最多は「学力(63.0%)」、ついで「視力(61.2%)」となっており、6割以上の親が「学力」と同等に子供の「視力」を気にしていることが分かりました。また子供の視力矯正の有無で分けると、子供が視力矯正していると答えた親は「学力(65.5%)」よりも「視力(84.1%)」に関心が高い一方で、子供が視力矯正していないと答えた親は「学力(61.4%)」「視力(47.3%)」となっています。

次に「近視」に関するイメージを尋ねたところ、55.1%の親が「進行は子供のころの方が早い」と回答しているが、半数の親は「進行は子供の頃の方が早い」というイメージがないとも考えられています。

子供の目を悪くしないために行っていることを尋ねると全体の18.9%の親が「何もしていない」と回答しており、中学生に限定すると28.3%が「何もしていない」という結果となりました。