この調査は、企業の人事担当者に過去2年間に採用した各大学の学生のイメージを聞く「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」の結果をもとに作成したもので、調採用実績のある大学を人数の多い順にあげてもらい、学生のイメージは主体性などを見る「行動力」、コミュニケーション力などを見る「対人力」、論理的思考力などを見る「知力・学力」、創造力などを見る「独創性」の4つの側面で評価した結果です。
就職力ランキングで総合1位となった京都大学は、4つの側面では「知力・学力」と「独創性」が1位、「対人力」4位、「行動力」6位で、4側面すべてで8点以上を得点した唯一の大学となりました。「知力・学力」は3年連続、「独創性」は2年連続の1位。企業の人事担当者からは「とがった強みを持ち、学業や研究においてその強みを発揮している人が多い」や、「創造力や独自性が高く、新規分野で貢献している」などの声があがりました。特に東京、関西の製造業で活躍する研究職で高い評価を得ています。
トップ10は国立大学10校が占めていて、2位は前年4位の横浜国立大学、3位は九州大学で、前年11位からの躍進。新たに10位以内に入ったもう1校は6位の千葉大学で前年13位からランクアップしました。