コロナ禍のなかで子供たちが家にいてネットやゲームに費やす時間が長くなっていると思います。
そこで兵庫県で、「新型コロナウイルス感染症の影響に関する心のケアアンケート第1回調査結果」を7月に行いその結果を発表しました。この調査は、長期間にわたる新型コロナウイルスへの対応が想定される中で、精神的に不安定な状況にある児童生徒の状況を把握し、その心の理解とケアへの取組に資することを目的として行ったようです。
細かいデータは割愛しますが、相関関係がみられたのは、「困ったことがあったとき、人に助けをもとめる」と「心とからだのストレスについて」等(ストレス反応)の関連で、「困ったことがあったとき、人に助けをもとめる(相談希求)」と回答した児童生徒ほど、ストレス反応が低いことがわかりました。
また、 「ゲーム・SNS・動画など、ネットを使っている時間は1日あたり、どのくらいか」と「心とからだのストレスについて」等(ストレス反応)の関連にも相関関係がみられ、ゲーム・SNS・動画など、ネット使用時間が長い児童生徒ほど、ストレス反応が高いこともわかりました。
とかく孤立しがちな現在の状況の中で、他人との関わり合いがストレスを軽減することにつながることがデータとして明らかになりました。