タイトル通り、トヨタが理系大学推薦廃止して自由応募に一本化するようです。
トヨタでは20年4月、高卒などを含め約1200人を採用し、このうち約3割が大卒・院修了の技術職でした。自動車や電機、重工などの大手メーカーは、技術的な基礎知識を備えた理系学生を確実に採用するため、学校推薦を重視する傾向があり、トヨタでも技術職の大半は大学・大学院の研究室などの推薦を得て入社しており、自由応募は一部にとどまっていました。
それを、「100年に1度の大変革」でCASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)に挑戦するトヨタでは、今後は自由応募に一本化し、自動車関連以外の技術や知識を持つ学生を広く募集するようです。
自動車業界は世界的に再編が行われる中で、より優秀な人材を確保するために門戸を広げるということでしょうが、果たして吉と凶どちらにでるのでしょうか。