みなさんこんにちは、宇都宮市泉が丘教室の坪山です。
先日、ニュースにもなっていましたが、栃木県で実施されたベリテンライブ2024ですが、ニュースでも報道された通り、雷による負傷者の影響もあり、中止となってしまいました。負傷者の快方に向かいますようお祈り申し上げます。
実は私も当日、会場にいまして、僕自身栃木県は雷が多いことは小さい時から知っていました。ベリテンライブの会場の地理関係もあり、私自身は今まで体験したことのない雷でした。正直、雷はどこか遠くで落ちるものだと思っていましたし、人に落ちる確率なんてほとんどないと考えていました。
雷は人に直撃する以外にも人体の被害は7パターンあるそうです。僕も調べてみて驚きました。一部抜粋です。
①直撃
人体が落雷の主電流に直接打たれることを言います。多くの場合は大電流が体内を流れるため、死亡する可能性は極めて高く、落雷の直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%(雷撃後に、何も処置しなかった場合は約90%)であることが、統計結果や動物実験から推定されています。
②側撃
落雷を受けた物体や人からその落雷電流が別の物体(人)に飛び移ることを言います。人体が側撃を受けるパターンとしては、“木から人”、“人から人”などのケースが多く、特に雨宿り中の木からの側撃は、落雷死亡事故原因の直撃に次ぐ2番目に挙げられ、死亡する可能性が極めて高い雷撃パターンです。
③分岐放電
落雷の電流が大気中で分岐して、複数地点に落ちることを言います。一度に複数の死傷者を出す危険性があります。
④歩幅電圧
地面に接している2点間の電位差に起因し、2点間を流れる電流のことを言います。落雷点の近傍に立っている人の両足間に通電した場合、心臓までの通電量は全電流の0.4%以下といわれており、これにより死亡する危険性は極めて低く、多くの場合軽症に終わります。腹ばいの姿勢の場合もこの歩幅電圧の電流が体内を流れますが、心臓への通電の可能性が高くなるため危険性が増大します。
急な天候の変化や悪天候が数日続いているので、皆さんも雷都と呼ばれる栃木県に住んでいるということで雷の怖さをお子さんと考えてみてはいかがでしょうか?
進光ゼミナール泉が丘教室
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