みなさんこんにちは
本日は面白い記事が1つありましたのでご紹介させていただきます。
子どもたちの誕生日についてですが、小中学生を対象に行われた 学力テスト、アンケートから認知能力と非認知能力を調べた結果、どの学年で比べてみても、いわゆる「遅生まれ」の子どもほど成績が良い傾向が見られたそうです。高校入試結果についてみても、早生まれの子が入る学校の平均的な偏差値というのは、そうでない4月生まれの子どもの偏差値に比べて、大体4.5も低いということが分かったそうです。
一方、物事に対する考え方や物事に取り組む姿勢など、数値では表せない「非認知能力」についても、明らかな差が見られたといいます。 例えば、自己効力感に関しては、調査したどの学年についても、年長の子ほど高い傾向がみられたそうです。 さらに、その差がどんなところから 生まれているのかを見るため、子どもの勉強期間や塾に通ってるかどうか、習い事についても調べた結果、これについても生まれ月によって大きな違いがみられたのです。早生まれの子どもたちほど勉強時間が長くて塾に通っている傾向があるそうで、 一方で、その結果、習い事、スポーツとか音楽とかの活動があまりできていないそうです。おそらくは、早生まれの子たちの不利というのは色々言われているので、保護者も本人も気にして、その不利を補うように勉強時間を増やしたり、塾に通うというのをやっているんじゃないかと思いますとのことです。
もちろん自分で生まれる月を、選べるわけではないですし、ここ近年は早生まれ遅生まれといった議論は聞く機会が減った気がします。私事ですが、自分の周りでも、子どもが誕生したという話を多く聞くようになりましたが、早生まれ遅生まれを気にしたいった話はあまり聞きませんでした。しかし、3月生まれと4月生まれで比較すると1年違うわけですから勉強やスポーツ面で差が出てしまいます。しかしどこで年度を区切ってもこの現象は起きてしまうわけでなかなか考えさせられる内容です。