皆さんこんにちは!
今、テレビドラマが放映中の「ミステリと言う勿れ」というドラマですが、私は普段テレビやニュースを見る機会がなくなってきてしまっているのですが、たまたまこのドラマの1話を見て興味を持ち、原作の漫画を一気に読んでしまいました。
特に菅田将暉には興味がないのですが、主人公の整くんの独特な言葉遣いというか、言い回しが巧み、かつ秀逸で、聞く人の関心を惹く(ただ正論を述べているだけですが)話し方が好みでした。
ネットのニュースでも少し話題になったのですが、作品の中で”いじめ”についての言及がありました。
以前学校や教育について考えた際に、やはり自分の中でいじめの解決策というか、いじめをなくすためにはと考えたことがあったのですが、その自分の考えが独りよがりで浅はかだったことを思い知りました。
作品ではよく海外の事例が提示されるのですが、視点を変えるということの重要性を教えてくれます。
日本ではいじめを受けたり、学校に行けなくなった生徒がカウンセリングを受ける。いじめられている子や被害者に逃げ場をつくってなんとかしようとする。しかしそうすると逃げた側が不利益を被ってしまう。病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは加害者であると考え、欧米の一部では「あいつにいじめられたから、あいつ病んでるかもしれないからカウンセリング受けさせてやってよってみんなが簡単に言えるようになればいいのに」という考え方をするそうです。
このように視点を変えるだけで新しい見方ができ、それがいかに大切かを思い知らされました。価値観の違いと一言で片づけないで様々な立場に立って考えさせてくれるドラマだと思いました。