最強の自分になる~すがすがしく生きる~

こんにちは、西川田教室の岸井です。

まだまだ新型コロナウイルスの影響が町のいたるところで見られますが、宇都宮市内のほとんどの小中学校では分散登校が始まりましたね。出席番号順でAグループ、Bグループに分けられたり、学年で午前中と午後に分けられたりして、「登校日」でも1日3時間ほどの授業になっています。いま予定されている来月の授業再開に向けて学校も動き出しました。

とはいってもまだ「コロナ休み」と呼ばれる期間。なんだか間延びしてしまっている感じの日常かと思います。なにかとやる気が起こらない時期ですが、先日素敵な記事を見つけたのでこちらでシェアさせていただきます。藤原史織さん(元「ブルゾンちえみ」さん。今年3月末をもって所属事務所を辞め、いまは本名でフリーとして活動中)へインタビュした内容の記事ですが、私が魅力的だと思った部分を抜粋します。

史織さんには子供のころから、「すがすがしい」という言葉を大切にされているそうです。いつも自分自身に向かって「いま、私はすがすがしく生きている?」と問いかけているとのこと。

ここで「すがすがしい」というのがここでどういう定義か。【自信に満ち溢れ、世界中のみんなのことが大好き!みたいな最強の心境のとき】【どんなに批判されても、私は無敵だと思える。】これが史織さんのいう「すがすがしい」であり理想であるそうです。

「ブルゾンちえみ」は、上から目線でバシッと自分の考えを表現するキャラクター。しかしそれを演じる藤原史織さんは正反対。周りの空気を読みながら、マイルドに本音を伝えようとするタイプ。そんな自分が「ブルゾンちえみ」として「みんな~、本能で生きてる~?」と聞く。お客さんから「生きてる~!」とレスポンスをするとき、その時は気持ちよく感じるものの、舞台を降りたときに我に返って、自分が本能で生きていないことに、自分の言葉に説得力がないことを感じ、辛かったとのことです。

そういう背景がある中、本名で活動していくことを決められた藤原史織さん。「すがすがしく」「本能で」生きる、そうして「妥協した大人」になるのではない、「本能で生きるのってこんなに楽しいよ!」と子どもたち、周りの人に伝えられるように活動したい、とのことでした。

 

この「すがすがしい」という感覚を、それほど日々感じて生活していないなと私は感じました。日々のやらなければならないこと、やることに追われ、自分自身のことに目を向ける時間は1週間のうちにどれだけあるだろうか。そんなことを思いました。

教室で生徒さんたちと話をしていると、「みんながやっていること・やらなきゃいけないことをやって、やっとみんなと同じレベル。」「それすらやらないとダメな人間だ。」という気持ちが垣間見えることがあります。SNSの発達・普及も相まって、自己肯定感・自己重要感がとても低く、承認欲求がとても高い時代になっています。

「学習塾=成績を上げる場所」とだけ考えてしまうと、「これだけ勉強しなきゃダメだよ。」といった声かけをしてしまうかもしれません。しかし、生徒さんたちの自己肯定感を上げられれば、勉強だけでなく他の活動にも意欲的に取り組むことができるのです。生徒さんたちとお話をしたり、声をかけたりする際には、みなさんが「すがすがしく」活動できるよう心掛けて言葉をかけようと改めて思いました。

〈独占告白〉藤原史織「ブルゾンちえみを卒業した理由..

 

4/29~5/5まで休塾となります

こんにちは。

桜教室の井田です。

 

来週水曜日の29日から5月5日火曜日の1週間、塾はGW休塾となります。

GW用の宿題が出ます!

 

みなさん学校からもたくさんの宿題が出されてるかと思います。

「後で後で」としているとあっという間に時間がなくなってしまいますので

計画的に進めていきましょう!

勉強する意味

こんにちは、西川田教室の岸井です✨

気づけばもう4月。一月、二月、三月は、経過するスピードが早く感じることから「いく、にげる、さる」なんて言いますが、まさにその通りだなぁと感じる毎日です。

いま西川田教室には、小学2年生から高校3年生までの生徒さんが来られていますが、年齢に関係なくみんなに、「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」があります。その「やらなければならないこと」の方に「勉強」が入ってくるものです。

やらなくてはいけないことだとは分かっていても、やりたくない気持ち、自分の苦手分野に立ち向かうストレスがより強くなり、深刻なほど「勉強しても、この先こんなこと使わないよ。」という声が増えています。

たしかに、数学の問題のように、「お値段が分からない野菜を買って合計金額から定価を導き出すこと」や、「池の周りを兄弟で異なる速さで走り、出会うまでの時間で池の周りの長さを導き出すこと」は、実生活ではありません。では、なぜ勉強しなければならないのでしょう。

難しい言葉で言うならば、『陶冶(とうや)』というものがあります(細かく分類すると「実質陶冶」「形式陶冶」の2種類あり、ここでこの違いについては省かせて頂きます)。たとえば、算数・数学なら、【「AならばB、BならばC、よってAならばC」といった「論理的思考力」を養うこと】がそれに当たります。つまり陶冶とは、【その教科を学習する中での裏設定の様なものを身に着ける狙い】になります。

 

なんて、難しいことを言っても、よく分かりませんし、何より生徒のみなさんには届きません。これらはあくまで、偉い大人の人から子どもたちへの期待によりできた「目的」であるからです。

「勉強する意味」

それは、「やらなければいけないことを頑張る練習」だと思います。国語、社会、数学、理科、英語の5教科もあると、当然、教科の好き嫌い、得意不得意は出てきます。その中でも、「比較的好きなもの」=「やりたいこと」だけをやるのではなく、「やりたくないけど、やらなければならないもの」に向き合う力が試されているように思います。

高校、大学になると、より得意な科目、自分に向いている科目の授業を選ぶことができる学校もあります。しかしその中でも、苦手な単元がでてきたり、締め切りに追われて焦ったり、嫌な気持ちになることはあります。もちろん社会人になってからもそうです。

何歳になっても、やりたいことだけやっていられません。なら、早いうちから忍耐力や自制心を養った方がいい。その方法のひとつとして、「勉強」があると思います。初めは嫌だなと思う教科・単元も継続して取り組むと楽しくなることもあります。目先の感情に流されず、「やりたくないこと」にも積極的に取り組んでいきましょう。

進光ゼミナールは只今春期講習真っ最中です。長かった春休みが終わり、また新たな学年で学校生活が始まろうとしている今、毎日朝から遅くまでたくさんの生徒が教室へ来てくれ、これまでの総復習と新学年の予習に一生懸命取り組んでいます。

のんびりしたい気持ちに打ち勝って勉強しに来てくれている生徒のみなさんが、心に余裕をもって新学年の学習ができるよう、願っています。

高校準備講座

こんにちは☀️

西川田教室の岸井です🍀コロナウイルスの影響で学校の授業は休校になっていますが、先週は中学校が、今週は小学校が卒業式を迎えますね。卒業されるみなさん、ご卒業おめでとうございます✨

中学校を卒業し、この春高校生になる中3生たちは、先週から「高校準備講座」に取り組んでいます。中学校の内容の応用でありながら、滑り出しからなかなか複雑な高校数学、高校英語を個別授業とタブレットを使った授業で予習していきます。

高校進学が決まったからといって入試後羽を伸ばしている生徒さんたち。しかし受験勉強を頑張った癖はしっかり身についているらしく、決まった時間にしっかり勉強しに来てくれます。

この調子で高校に入ってからも、よいスタートダッシュを切ってくれそうです✨

残り2週間

高校受験も特色選抜が終わり、いよいよ一般選抜まで残り2週間となりました。残念ながら特色選抜で落ちてしまった人も気落ちせず、一般選抜で全力を出せるように頑張りましょう。

残り2週間になると何をやって良いのかわからない、または気ばかりあせってしまって落ち着かない、という人もいるでしょう。あれもこれも、と思ってしまうと緊張感ばかり高まってしまって何にもできなくなってしまいます。これからは新しい問題に手を出すのではなく、今までにやってきたことを総復習してください。特に理科や社会の暗記物(一問一答など)を中心にやると良いでしょう。難しい数学の問題に手を出して、自信を無くすことなど無いように。そして生活を朝方に変えていくこと、手洗いなどで感染症を防ぐことも大切ですね。コロナウイルス対策として、TVでは一日に10回の手洗い(石鹸を使って)を薦めていました。

受験生のみんな、残りはあとわずか、3月日にはみんなの笑顔を待っています。

あっという間の冬休み?

こんにちは✨西川田教室の岸井です🍀

大きな雨雲が日本列島を覆い、昨夜から雨が続きましたね。最近乾燥しているなぁと感じていたので、久しぶりに雨が降って少し嬉しくなりました。

きょう関西地方では暴風注意報のため新学期早々休校になる学校もあったそうですが、関東地方では特にそのような影響はなく、宇都宮の小中学生はきょうから学校生活再スタートとなりました。

 

進光ゼミナールは、きょうまで冬期講習日程で授業があり、明日は休校、明後日から通常授業開始となります。

始業時間が変わりますので、ご注意ください。

 

冬期講習では主に、朝から中学3年生や小学生が、夕方や夜には中学1、2年生や高校生が、授業に来てくれていました。学校がある期間は、授業が夕方からなので、朝から生徒のみなさんに会えることは、新鮮でもあり、また、嬉しかったです。

中3生は「受験前最後の講習」ということで、75分授業を朝から4~7コマ受けており、集中を持続させるのが大変だったと思います。家族が出かけている間に塾で勉強をしていた生徒さんもたくさんいました。

講習の中で、いちばん期間の短い冬期講習。

たかが冬期講習、されど冬期講習。

冬期講習を、決して「楽しかった」とは言えませんが、この期間の努力が華を咲かし、春笑顔で志望校の校門をくぐることを心から願っています。

 

高大接続改革②

いよいよ来週から冬期講習が始まります。中3にとっては追い込みをかける本当のラストチャンスになります。周囲を気にせず、それこそがむしゃらに勉強してください。もし志望校に落ちた時でも、限界までやり切って落ちたのであれば、後悔なく高校に進学できるでしょう。まずは直前の目標、私立入試に向かって頑張ろう。

 

さて前回「高大接続改革」について書きましたが、その続きを書いていきます。

現在高校3年生の進路先は下記の通りです。

4年制大学へ進学・・・・・・・約55%

就職希望・・・・・・・・・・・約20%強

専門学校、短大などへ進学・・・約20%強

上記のように4年制大学の進学率は半数を超えており、専門学校などを入れると進学するのが当たり前の時代になっています。

 

高校生の大学受験に関して、以下のように思われている方が多いようです。

  1. 高校の成績を上げても大学入試には関係ない。
  2. 大学入試は一発勝負の一般受験が主流である。
  3. 大学受験といえば予備校だ。

でも実はこれらは全て正しくありません。

 

マスコミ等では大学入学共通テストの英語試験の業者移管の延期や、国語と数学の記述試験の延期などを話題にしていますが、これらは今の中3生には差し迫った問題ではありません。しかしこれからは高校1年生からの成績が入試にますます評価されるようになります。国公立大学も高校の成績を入学時の評価に加えることがわかっています。こうなると中学の内申点と同様ですね。また推薦入試やAO入試の割合も増すといわれており、こうなると現在の中学生にも深く関連してくることがよくわかると思います。

このあたりのことはまた折をみてこの場でご紹介したいと思います。

 

私立入試対策

こんにちは☁️西川田教室の岸井です✨

気づけば12月も半ば、私立入試を来月上旬に控えている中学3年生は、私立過去問に取り組んでいます。本番と同じように制限時間を設け、時間配分を考え取り組み、丸つけをし点数を出します。

これまで塾のテキストや学校のワークで行っていた単元別の学習とは違い、単元の枠を越えて、これまでの学習内容がまんべんなく出題されている入学試験は、なかなか点をとることができず、肩を落とす生徒が多く見られます。

しかし最初に点がとれないのは当たり前。自分の点数を見て落ち込んで終わるのではなく、見直し・解き直しをすることが重要になります。

学校への入学を賭けた試験問題で、最初から思うように点がとれる人などほとんどいません。目に見える苦手を眺めるだけでなく、それをいかに潰していくかを考え、入試に向けて準備していきましょう。

高大接続改革 ①

みなさん、こんにちは

中3受験生は私立入試まで残り1ヵ月、県立までは90日あまりとなり、いよいよ追い込みに拍車がかかっていると思います。悔いを残さぬよう全力で勉強してください。

受験が目の前に迫っている受験生にはピンとこないかも知れませんが、現在高校や大学が大きく変わろうとしています。「高大接続改革」という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、その内容について知っている人は少ないのでは?と思います。そこでこれからこの場を通じ、何回かにわたって自分が知りうる内容について記していきたいと思います。

 

まずなぜ今、教育改革が必要なのか?について

背景には 1、情報技術の進歩やAIの発達により職業のあり方が大きく変わる 2、少子化により生産人口の急激な低下とそれを補うために外国人労働者の増加、などが挙げられます。そこでこれからの人材には

①確かな知識、技能   ②思考力、判断力、表現力の向上  ③自ら他者と学ぶ姿勢 が必要

ということで、これらを高校教育及び大学教育に取り入れよう、という発想があります。特に高校教育での知識偏重を見直し、アクティブラーニング等を取り入れて優秀な人材を育てようとしています。

そして今後具体的に何がどのように変わっていくかですが、大学入試がセンター試験から大学入学共通テストに変わっていくことはみなさん良くご存知の通り。でも変更されるのはそれだけではありません。一昔前の「受験は高3になってから必死で勉強すれば何とかなる」ではすまなくなってきます。これからは大学入試も原則全ての大学で内申点(評定平均など)が評価される傾向にあります。その詳細などは次回のブログで紹介します。

 

 

 

 

 

時間がないことはない

こんにちは✨西川田教室の岸井です🍀

すっかり寒くなりましたね。生徒たちを見送り、教室でのお仕事を終えて車に乗り込むと、フロントガラスに氷が張っていてすぐに出発できなくなりました。より一層時間に余裕を持った行動を心がけていきたいものです。

さて、先日教室の近くを歩いていた下校中の小学生とお話をする機会がありました。低学年の女の子なのですが、複数の習い事をしており習い事自体と、習い事の宿題・練習、また学校の宿題と、帰宅してからやらなければならないことが多く、毎日忙しいと吐露していました。

 

「きょうも習い事あるんだけど、その前に練習しなきゃいけないし、他の習い事の宿題もやらなきゃいけない。」

「習い事から帰って、時間があれば宿題やるし、なければやらないかな。でも、

【時間はあるからやるんだけどねー】」

 

西川田教室では、普段「どんなに嫌いな人が話すことでも、その中に真実があったらその真実を聞くべき。5歳の子供が話しても真実は真実。」ということを生徒に話します。

まさに今回の彼女の言葉がそれだなと思いました。

一見たかが小学生。されど立派に考えて生活しているんだなぁと感じ、「時間がないから」「忙しいから」と言い訳を作りたがる自分の弱さを突きつけられました。

寒くなり、おふとんとお友だちになってしまう季節。動き出すのが億劫になってしまう季節ですが、このような時期だからこそ、自分に厳しくなり、言い訳をせず、やるべきことに取り組んでいかなければ。と思いました。