高大接続改革②

いよいよ来週から冬期講習が始まります。中3にとっては追い込みをかける本当のラストチャンスになります。周囲を気にせず、それこそがむしゃらに勉強してください。もし志望校に落ちた時でも、限界までやり切って落ちたのであれば、後悔なく高校に進学できるでしょう。まずは直前の目標、私立入試に向かって頑張ろう。

 

さて前回「高大接続改革」について書きましたが、その続きを書いていきます。

現在高校3年生の進路先は下記の通りです。

4年制大学へ進学・・・・・・・約55%

就職希望・・・・・・・・・・・約20%強

専門学校、短大などへ進学・・・約20%強

上記のように4年制大学の進学率は半数を超えており、専門学校などを入れると進学するのが当たり前の時代になっています。

 

高校生の大学受験に関して、以下のように思われている方が多いようです。

  1. 高校の成績を上げても大学入試には関係ない。
  2. 大学入試は一発勝負の一般受験が主流である。
  3. 大学受験といえば予備校だ。

でも実はこれらは全て正しくありません。

 

マスコミ等では大学入学共通テストの英語試験の業者移管の延期や、国語と数学の記述試験の延期などを話題にしていますが、これらは今の中3生には差し迫った問題ではありません。しかしこれからは高校1年生からの成績が入試にますます評価されるようになります。国公立大学も高校の成績を入学時の評価に加えることがわかっています。こうなると中学の内申点と同様ですね。また推薦入試やAO入試の割合も増すといわれており、こうなると現在の中学生にも深く関連してくることがよくわかると思います。

このあたりのことはまた折をみてこの場でご紹介したいと思います。

 

私立入試対策

こんにちは☁️西川田教室の岸井です✨

気づけば12月も半ば、私立入試を来月上旬に控えている中学3年生は、私立過去問に取り組んでいます。本番と同じように制限時間を設け、時間配分を考え取り組み、丸つけをし点数を出します。

これまで塾のテキストや学校のワークで行っていた単元別の学習とは違い、単元の枠を越えて、これまでの学習内容がまんべんなく出題されている入学試験は、なかなか点をとることができず、肩を落とす生徒が多く見られます。

しかし最初に点がとれないのは当たり前。自分の点数を見て落ち込んで終わるのではなく、見直し・解き直しをすることが重要になります。

学校への入学を賭けた試験問題で、最初から思うように点がとれる人などほとんどいません。目に見える苦手を眺めるだけでなく、それをいかに潰していくかを考え、入試に向けて準備していきましょう。

高大接続改革 ①

みなさん、こんにちは

中3受験生は私立入試まで残り1ヵ月、県立までは90日あまりとなり、いよいよ追い込みに拍車がかかっていると思います。悔いを残さぬよう全力で勉強してください。

受験が目の前に迫っている受験生にはピンとこないかも知れませんが、現在高校や大学が大きく変わろうとしています。「高大接続改革」という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、その内容について知っている人は少ないのでは?と思います。そこでこれからこの場を通じ、何回かにわたって自分が知りうる内容について記していきたいと思います。

 

まずなぜ今、教育改革が必要なのか?について

背景には 1、情報技術の進歩やAIの発達により職業のあり方が大きく変わる 2、少子化により生産人口の急激な低下とそれを補うために外国人労働者の増加、などが挙げられます。そこでこれからの人材には

①確かな知識、技能   ②思考力、判断力、表現力の向上  ③自ら他者と学ぶ姿勢 が必要

ということで、これらを高校教育及び大学教育に取り入れよう、という発想があります。特に高校教育での知識偏重を見直し、アクティブラーニング等を取り入れて優秀な人材を育てようとしています。

そして今後具体的に何がどのように変わっていくかですが、大学入試がセンター試験から大学入学共通テストに変わっていくことはみなさん良くご存知の通り。でも変更されるのはそれだけではありません。一昔前の「受験は高3になってから必死で勉強すれば何とかなる」ではすまなくなってきます。これからは大学入試も原則全ての大学で内申点(評定平均など)が評価される傾向にあります。その詳細などは次回のブログで紹介します。

 

 

 

 

 

時間がないことはない

こんにちは✨西川田教室の岸井です🍀

すっかり寒くなりましたね。生徒たちを見送り、教室でのお仕事を終えて車に乗り込むと、フロントガラスに氷が張っていてすぐに出発できなくなりました。より一層時間に余裕を持った行動を心がけていきたいものです。

さて、先日教室の近くを歩いていた下校中の小学生とお話をする機会がありました。低学年の女の子なのですが、複数の習い事をしており習い事自体と、習い事の宿題・練習、また学校の宿題と、帰宅してからやらなければならないことが多く、毎日忙しいと吐露していました。

 

「きょうも習い事あるんだけど、その前に練習しなきゃいけないし、他の習い事の宿題もやらなきゃいけない。」

「習い事から帰って、時間があれば宿題やるし、なければやらないかな。でも、

【時間はあるからやるんだけどねー】」

 

西川田教室では、普段「どんなに嫌いな人が話すことでも、その中に真実があったらその真実を聞くべき。5歳の子供が話しても真実は真実。」ということを生徒に話します。

まさに今回の彼女の言葉がそれだなと思いました。

一見たかが小学生。されど立派に考えて生活しているんだなぁと感じ、「時間がないから」「忙しいから」と言い訳を作りたがる自分の弱さを突きつけられました。

寒くなり、おふとんとお友だちになってしまう季節。動き出すのが億劫になってしまう季節ですが、このような時期だからこそ、自分に厳しくなり、言い訳をせず、やるべきことに取り組んでいかなければ。と思いました。

Disney Pop Town

こんにちは☀️西川田教室の岸井です✨

一気に日が短くなり、朝晩冷え込むようになりました。体調等崩されてはいらっしゃらないでしょうか。

私は先日、友人に勧められ、パズルゲームアプリ「Disney Pop Town」をインストールしてみました。このゲームはパズルを進めるだけでなく、ストーリーを進めるものです。

ゲームの主人公(自分)は、久しぶりに里帰りをするのですが、そこには幼い頃一緒に「舞台俳優になりたい」「演出家になりたい」という夢を追いかけていた旧友がいました。彼と一緒に昔一緒に稽古をしていた場所「秘密基地」へ行ってみると、そこは全く掃除などされた気配がなく、雑然としていました。その光景に主人公が「掃除がされていないみたいね」というとその旧友はこういいます。

「舞台俳優になるのに、掃除をするスキルはいらないからね」

それでもこのままではいけない、と主人公が片付け・掃除を始めストーリーは進んでいくのですが、この旧友の言葉に私は違和感を持つとともに、このように考える人は多いように思いました。

たしかに、舞台俳優になるのに掃除をするスキルは直接いらないかもしれません。しかし、稽古場所を掃除したり片付けしたりしてきれいにしないと、埃が舞って体調を崩し、練習どころではなくなる可能性がでてきたり、物がどこにあるのかすぐ分からず、練習が滞ってしまったりするかもしれません。

いま目の前にあることが、やりたいことをやるために必要なスキルじゃないように感じても、それをやることが大切なことであること。また、そのようなことに力を注げた人が、本当に立派な人になるのかな、と思った出来事でした。

学習ガイダンス

こんにちは🍀西川田教室の岸井です。

今週の日曜日、下野模擬テストがありました。前回の模試から1ヶ月、その間にもしっかり勉強し、パワーアップした生徒たち。ひとりひとり現在の持てる力を出せたのではないかなと思います。

8月、10月と受けて3回目の模擬テストでしたが、模擬テストが終わりお昼休みの後に、学習ガイダンスを行っております。最新の進学のための情報や、今後の勉強の仕方、生徒が夢に向かって挑戦しようと思えるようなお話をしております。今回は私立高校の入試の日程の確認と、いま目の前にあることに一生懸命取り組むことの重要性についてお話をしました。今回は私からもお話をしたのですが、ガイダンス後、生徒たちから「もうちょっと頑張ってみる。」「モチベーション上がった!」等とレスポンスがあり、私の方が励まされると共に、彼ら、彼女らのため、入試についての情報や、教科の勉強で使えるテクニック等をしっかり発信していかなければと思いました。

11月9日で、中3生の入試対策特別授業「入試必勝パーフェクト講座」の前期(第一期)が終了しました。第二期は11月30日(土)から始まり、その翌週は今年最後の下野模擬テストがあります。県立高校入試まで110日。私立高校の入試までは2ヶ月をきりました。「受験生にお正月はない」と言いますが、この冬休みどこまで詰められるかが勝負です。圧倒的演習量の進光ゼミナールと共に受験を乗り越えましょう!

中間テストまであと2週間

こんにちは。

進光ゼミナール 下栗教室の佐藤です。

瑞穂野中、横川中の2学期中間テストまで、あと2週間となりました。

充分な準備をしてからテストに臨んでください。

当教室では、「テスト対策無料招待!」のキャンペーンをしています。

今回のテストで、ライバルに差を付けよう。

 

数字に表れない練習の成果

こんにちは☁️西川田教室の岸井です🍀

今週は火曜日が、「即位礼正殿の儀」ということで祝日でありながら、またもや台風が来る予報であったり、慌ただしかったように思います。

そんな22日にわたしは、姿川中学校の文化祭へ行ってきました。合唱コンクールや創作ダンスが終わったところで会場へ到着し、スピーチ、理科実験研究の成果報告、吹奏楽の演奏、先生方のダンス、実行委員の生徒さんによるフィナーレを見たのですが、そのどれも本番までに何度も繰り返し練習し、完成されたものであることを感じることができました。

そして閉会式での合唱コンクール結果発表、入賞したクラスが次々と発表されました。そんな中、わたしが座っていた席の近くにいらっしゃった保護者の方(入賞しなかったクラスの生徒保護者の方と思われる)が、「練習が足りなかった感じが出てたもんねぇ。」と近くにいる他の保護者の方に話されていました。その言葉を聞いて、私はあることを思い出しました。

 

わたしは幼い頃エレクトーンを習っていました。週に1回レッスンがあり、一週間の練習の成果を毎週先生に聞いてもらいます。とはいっても、当時のわたしは弾けないところを何度も繰り返す練習が好きでなく、気が向く日は練習するし、気が向かないときは、1週間のうちレッスン前の数十分しか練習しないといった形で通っていました。その中で印象的なレッスンの日が2回あります。

「この曲は大体弾けてるし、そんなに練習しなくても大丈夫だろう」とあまり練習をせずに向かったレッスンの日。自分では特に問題なく弾けた演奏を聞いて、先生が「ぜんぜん練習してないね」と仰りました。

また、1週間どんなに練習してもテンポどおり弾けない、音も間違える、そんな自分では全く満足いかない演奏を聞いたときは、先生が「よくがんばって練習してきたね」と仰ったのです。

自分としては、よくできてる演奏が評価されず、お世辞にも上手だとは言えない演奏で褒められた、不思議な経験でした。

 

いま振り返って考えると、先生は何十人もの生徒さんを見てきて、「練習をしてきたかどうか」を演奏を聞けばわかるようになられたのかなと思いました。

塾で生徒たちを見ていると、これに似たことを感じることがあります。特にテストの採点をしているときです。一問一答の問題で解答が、正答の言葉に一文字欠けているとき。単語のスペルでアルファベットがひとつ足りないとき。また、証明問題でひとつ条件を書き忘れてしまったとき。そんな、「勉強した単元で、ある程度覚えている」けど「ちょっと抜けてしまった。。」そんな解答を見たときです。

配点のきまり上、部分点をつけられないことがあり、この「おしい!」という感触が点数にはあまり反映しません。そこが残念だなぁと、思うことが多いです。

しかし裏を返せば、「点数」だけを見て、「頑張ってもぜんぜん伸びない=意味がない」と思うのは早いということです。点数には現れていなくても、解答から努力の成果を感じることがあります。また、勉強の成果が出るのは3~4ヶ月かかると言われます。

いま頑張っているのに点数が伸びない。「点数」にこだわりすぎて、そのあと努力の継続を諦めてしまうのは大変もったいないことです。自分を信じて続けましょう!また、言葉を覚えるときは、「なんとなく」ではなく、「漢字まで」しっかり覚えましょう。自信を持ち、努力を続けることで、未来に笑顔が咲くでしょう。

傾向と対策

こんにちは☀️西川田教室の岸井です✨秋休みが終わり、きょうから塾も後期が始まります。

先週末は台風19号ハギビスが関東地方へ上陸するとのことで、12日(土)は予定されていた大会や部活が中止になるなど、様々な予定の変更がなされたと思います。西川田教室でも小学生の学力テストを延期にするなどしました。

また、コンビニやスーパーでも飲料水が売り切れてしまっていたり、11日(金)の夜はガソリンスタンドが混んでいたりと、たくさんの方が台風上陸に向けて対策されたことがわかりました。今回の台風への対策がここまで進んだのも、前回の台風で千葉が想像以上の被害を受けたためかと思います。

わたしはこの台風への対応を見て、勉強についても同じだと思いました。過去数年分の問題が開示されているなかで、どんな問題がこれまで出ているのか、どの分野は特にしっかりおさえておかなければならないのか、等傾向を知り、対策をたてることが出来ます。

お休みの間に電車で東京へ行ったのですが、東京の駅のホームに「お忘れものランキング」という掲示がありました。ただ「お忘れものにお気をつけください」というアナウンスだけでなく、そのように具体的に忘れてしまいやすいものを提示してもらえると、気をつけやすいなと感じました。

これから中学3年生の生徒さんたちが、ますます入試(特に県立入試)へ向けた勉強をしていきます。生徒たちが、勉強方法や勉強内容に迷いを感じたとき、それに答えられるように私自身しっかり過去問と向き合い、生徒たちにアドバイスできるようになろうと今過去問の分析を進めているところですが、生徒たちが確かめやすいかたちで、対策をとりやすいようにしっかりと分析をしていかなければならないなと改めて感じました。

受験は団体戦

こんにちは、西川田教室の岸井です。

県立高校入試まであと161日、23週間となりました(学力検査の日までの日数をカウントしています)。進光ゼミナール西川田教室では、先週から教室に来た中3生全員が「居残りプリント」に取り組んでいます。

時間になり授業が終わってすぐ帰宅するのではなく、理科と社会の一問一答形式になっているプリントを先生にもらい、それを解く。解き終わったら自分で丸付けをし、間違えた箇所の言葉を覚える。覚えられたら先生のところへプリントを持っていき、先生がそのプリントから出す問題にすべて正答してから帰宅する、というもの。なかなか覚えられない生徒さんは遅くまで残っています。

帰る時間が遅くなり、帰ってゲーム等をしたい生徒たちも多いので、生徒たちにはあまり好評ではないのかと思いきや、そんなことはないようです。先日なかなかクリアできず、帰りが遅くなった男子生徒に「予習してくればもっと早く帰れるんじゃない?」と伝えたところ、「予習はしていかない。予習はひとりでしなきゃいけないじゃん?それよりは時間がかかるけど、友だちと問題を出し合って練習しながら覚えた方が楽しい。」と答えてくれました。

進光ゼミナールは個別指導での授業をしていますが、このような居残りプリント、テスト対策の理社暗記会といった、友人同士で早くクリアできる順番を競い合いながら取り組める学習機会もあります。

以前テレビで放送されていた「受験の神様」や「ドラゴン桜」でも、主人公のスーパー家庭教師や桜木先生が、ひとりで勉強するより複数人いた方がお互いに切磋琢磨し合うため成績が上がりやすい、といっています。

入試本番ではひとりで戦うため個人戦とも思われる受験ですが、それまでの過程では「個人戦」=「個人で学習する」よりも「団体戦」=「切磋琢磨し合いながら学習する」方がはかどることが多いなと感じます。受験戦争はまだまだこれからです。個別授業で自分の弱点克服をしていき、居残りプリントで重要語句をおさえていくと、膨大な学習時間が実ります。体調管理も徹底しながら、しっかりと学習を進めていきましょう!