努力の過程

皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
今日は「自己肯定感」について、わかりやすく説明してくれているメルマガを見つけましたので、ご紹介したいと思います。私たち進光ゼミナールは、「学習指導を通して、失敗を恐れず、何事にも挑戦できる人を育てる」という理念を掲げ、日々の学習指導に取り組んでいます。そのために、この「自己肯定感」を高めることが、日々の授業で私たちが一番大切にしていることなのです。

 「自信とは、自分の可能性を信じることです。自分には何かをやる能力があるとか、自分はどんな状況でも何とかなるとか、自分に対する信頼がある状態を自信のある状態というのです。
こういう自信を持つためには、どういう感情が必要なのでしょうか。それは、自己を肯定する感情です。自己肯定感が、自信に繋がるのです。それでは、この自己肯定感はどうすれば高まるのでしょうか。
それは、交流分析の言うプラスのストローク、特に無条件のプラスのストローク(承認)を子どもたちに投げかけることで、子どもたちの自己肯定感は高まります。
無条件のプラスのストロークとは、子どもが、何かをしたから褒めるというよりも、何もしなくても子どもがいるだけで、親として子どもを認めるというものです。この無条件のストロークで子どもたちのセルフ・エスティームが高まるので、自己肯定感が高まっていくのです。
つまり、お母さんやお父さんが、自分のことを重要だと思ってくれている。お母さんやお父さんに認められている私は、自分のことを肯定して良いんだ!という風になるからです。
たとえば、算数のテストで、100点を取ったから褒めるというのは、条件付のプラスのストロークです。それに対して無条件のプラスのストロークは、どんな得点でも親として子どもに対して優しく接するということです。
子どもの存在をいつでも関心を持って見つめていくと、子どもの自己肯定感は、高まっていくものです。自己肯定感が、高まってくれば、何に対しても自信を持って臨めるようになりますし、新しいことをして、たとえ失敗しても、失敗から何かを学ぶようになっていくのです。そうなれば、子どもは自分自身の強さを実感できるようになっていくものです。
私たちは、子どもの良い面と悪い面を同時に認めることです。そして、良い面に関心を示して、良い面を伸ばしていこうとすることです。そうすれば、子どもは自分自身の可能性を信じられるようになります。そうなれば、子どものやる気は断然高まってくるはずです。」
中土井鉄信『子どもの自己肯定感を高める!』(MBAメルマガより)

私たちは、子どもたちの関心に目を向けながら、子どもたちの努力している姿(プロセス)に注目しています。導き出した答えが正しいか、正しくないかではなく、答えを出そうと四苦八苦しながら努力している姿に注目し、その努力している子どもたちを承認することを心がけています。勉強なんて楽しくないし、勉強したくない日もあると思いますが、それでも塾に来て、勉強する生徒たちを最大に承認できる講師であるように、スタッフ一同、取り組んでます。

3月8日

みなさんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

レミオロメンの「3月9日」という有名な曲がありますが、今日は3月8日です。
2023年の3月8日は、栃木県立高校の入試です。
このブログが更新される頃には、中3生たちが志望校合格を目指し、全力で戦っていることでしょう。

レミオロメンの「3月9日」という曲の中には、

「瞳を閉じれば、あなたが
まぶたの裏にいることで
どれだけ強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい」

という歌詞があるのはご存じでしょうか。
受験勉強を通じて、
私たちは、生徒たちを勇気づける、心強い存在になれたでしょうか。
今は、私たちにできうることは、
試験に臨む一人ひとりの顔を思い浮かべながら、
みんなの努力を信じ、祈るだけです。

叱るだけでなく、正しいことを教える!

こんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
鹿沼東教室が本日、本開校します!
先週は2度ほどヘルプに行ってきましたが、新しい教室は、まだまだ生徒が少なく、広々としていますが、教室内は、活気にあふれ、生徒、講師の明るく、楽しい雰囲気に満ちていました。

今日のブログは、鹿沼東教室の明るく楽しい雰囲気とは、正反対の事柄について取り上げたいと思います。それは「叱る」ことです。

先日、私が購読しているメールマガジンに、次のような記事がありました。
常日頃から「怒る」と「叱る」を意識して使い分けてきましたが、「叱る」のその先について書かれていたので、皆さまとご共有できたらと思い、ご紹介を致します。

「子どもが悪いことをしたとき、私たちは、叱ります。
しかし、叱るだけでは、子どもは、悪いことの反対の良いことを学ぶことはありません。
悪いことをした!と自覚はするかもしれませんが、どうすれば、または、何をすれば、良いことになるのかを明確に示されないのです。

ですから、叱ることと正しいことを示すことをセットにして、子どもと向き合うことです。
また、何でそれが正しいことなのかの意味をしっかり教えることです。

また、子どもが悪いことをして、それを叱る場合、子どもがどうしてその悪いことをしたのか、色々な可能性を創造しながら叱ることです。

例えば、子どもが勉強しないでゲームばかりしている場合、「勉強しなさい!」と一喝するだけではなく、もしかするとA君は、勉強しても、わからないことばかりで、辛い思いをするから、勉強に向かわないのかも知れない、と思いながら、子どもと話をすることです。

つまり、問題行動を叱るということは、その問題行動の原因を解決するために、「勉強の意味」や「わからないことが出てきたらどんな対応をしたら良いのか」ということを教えることとセットでなければならないということなのです。

子どもは、大切な他人(=親や先生)の関心に沿って行動します。
親や先生が、日頃の子どもの多様な行動の中から、発見した望ましい行動に注目して、承認をしっかりしていくことです。
そうすれば、常日頃から望ましい行動を学ぶことができるのです。
子どもの行動を叱るときは、正しい行動とその意味をしっかり子どもに伝え、そして、日々子どもの望ましい行動を親が承認することことです。」

叱ることに留まらないで、正しいことを教える!
私たちの「叱る」のその先に、子どもたちの明るい未来をつくることを想像すること、それが大切なのだと思います。

自主学習

皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

最近、西川田教室に在籍している児童・生徒が通っている小中学校では、
「自主学習」という宿題が出されています。
その目的は、自分で自分の課題を発見し、その克服のために自ら学ぶ!と言うことなのでしょうが、
実際のところは、何に取り組んでいいのかわからず、悪戦苦闘している児童・生徒、保護者の方が多いようです。
そのため、多くの児童・生徒がなんとなく、ページを埋めるための自主学習に取り組んでいるというケースが多いようです。
こうして、目的もなくノートを埋めるための自主学習では、ただ時間だけが過ぎていくだけで、成果は期待できません。
進光ゼミナール西川田教室では、こうした自主学習の効果を高めるために、小学生には、毎週、計算ドリルと漢字ドリルの課題を出し、家庭学習(自習学習)に活用していただいています。また、中学生には、受講科目の宿題以外に、理科・社会の次回のテスト範囲と予想される単元を週課題として課し、家庭学習(自主学習)に取り組んでもらっています。

子どもたちは、やることが明確になると、集中して取り組むことができます。
もちろん、自分の課題を見つけ、自ら積極的に学習に取り組むことは大切ですが、自主性を発揮するためには、基本的な学習方法、学習習慣が身についていなければなりません。

まずは小学生は、計算、漢字、英単語、中学生は、次回のテスト範囲の学習から取り組んでいきましょう。
その先に、自習性が生まれるはずです。

鹿沼東教室開校!!!

皆さんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

本日、進光ゼミナールが初めて鹿沼市にプレオープンしました!
進光ゼミナールは地域教育にかける決意で、20年前に開設した完全個別指導の学習塾です。
徹底的な面倒見の良さと熱血授業を掲げ、勉強が好きな子も、勉強が嫌いな子も、成績を上げることで自信をもってもらいたいと教師一同がんばってきました。
そのかいあって、「成績が伸びた」「子どもの態度が変わった」など保護者の皆様から多くの感謝の言葉を頂戴することができ、それが他の生徒の紹介につながり、宇都宮市と矢板市に12教室を構える個別指導門専門教室として地域最大規模の学習塾に成長しています。そしてこの度、初めて鹿沼市に13教室目となる新校舎を開校することになりました。
学習塾の教師にとっての何よりの喜びは生徒の成長です。「わかった」「できた」「合格した!」
そんな喜びの声と笑顔があふれる面倒見NO.1 の教室作りを目指します。教育にかける情熱は決して負けません。
地域の皆様、よろしくお願いいたします。

肯定表現を意識的に使う!

 

皆さんこんにちは。

進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

今日は【否定表現】と【肯定表現】について、簡単にご紹介したいと思います。

 

子どもが育つ言語環境によって、子どもは色々な影響を受けます。

親の発する言語表現もその一つです。

例えば、否定表現と肯定表現のどちらを多く親が使うかによって、

子どもの物事に対する受け止め方が違う場合があります。

 

【否定表現】

お母さん:勉強しなければ、高校受験で不合格になるわよ!

お母さん:自分の部屋も掃除できないような人間は、

ろくな人間にはなれないわよ!

 

【肯定表現】

お母さん:勉強すれば、高校受験で合格するわよ!

お母さん:自分の部屋を掃除できるようになれば、

なんだってできるようになるわよ!

 

この二つの表現のどちらを多く子どもに使うかです。

ぜひ、肯定表現を多く子どもに使うようにしてください。

物事を自然と肯定的に捉えられるような子どもになっていくはずです。

学年末テスト1週間前!!!

こんにちは!進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

中学生の学年末テストが近づいてきました。
学年末テストは、中3生の特色選抜の日に合わせて実施する中学校が多いため、今年は2月9日(木)に実施する学校が多いです。

進光ゼミナール西川田教室では、生徒の家庭学習促進のために、定期テストの2週間前から、学校のワークを塾に持参してもらい、前回の通塾日から、何ページ進めたかをチェックしています。この取り組みは、受講している科目だけでなく、5科目全てチェックし、期限までにテスト範囲として指定されたページを終わらせること、そして提出することを目標に取り組んでいます。

やはり、成績を上げるためには、学校の授業、塾での学習だけでなく、家庭学習が重要となります。何かで、「誰かに進捗を報告することで、設定された目標以上の成果を出す可能性が高まる!」という記事を目にしたことがあります。ただ「〇〇をやりなさい」と指示を出すだけでなく、生徒の進捗をチェックし、学習計画を一緒に立てることで、今までよりも家庭学習の時間・質ともに向上させることを目指して取り組んでいます。

生徒たちからすると口うるさくて、余計なお節介と思われるかもしれませんが、こういった取り組みを通して、成績が少しでも向上すると、その成功体験を通して、家庭学習の重要性や、学習計画の立て方などを実感し、自立した学習ができるようになります。学習指導を通して、自立した大人への第一歩となるように願いながら、たとえ今は生徒たちに嫌われようとも、余計なお節介を続けていきたいと思います。

教師と生徒とはまったくの対等である。

みなさんこんにちは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

2022年の年末に本を読もうと思い立ち、最近ちょこちょこと本を読んでいるのですが、時代も人の気持ちも移り変わるもので、以前は、kindle否定派だった私も、ついにkindleデビューしてしまいました。きっかけは、読みたい本が書店に在庫がなく、取り寄せに時間がかかるということだったので、すぐにでも読みたくてkindleで購入しました。なんとなく本は手に取って読むもの!と頑なになっていましたが、kindleはkindleで、スマホがあればいつでも、どこででも読むことができ、なかなか便利なものです。そんなkindleで購入した本の中に「アドラー心理学を語る」という本があるのですが、今日は、その中から、とても衝撃を受け、今後の塾での指導方針を考え直すきっかけとなった部分を、かいつまんでご紹介したいと思います。

「教育について

教師と生徒とは、(アドラー心理学では)まったくの対等だと考えます。だから、教師は生徒に何も強制できない。ただ、お願いをできるだけなんです。具体的に言うと、「こっちへ来なさい」と言わないで、「こっちへ来てくれませんか」と言う。もちろん、「勉強しろ」なんて強制はない。サボっていたら、ただ子ども自身が賢くなれないだけなんだから。

-それでは、子どもたちは喜んで勉強を放り出しはしませんか。

もし、多くの子どもたちが授業をボイコットして遊んでいるとすれば、それは教師が悪いんだ。十分に魅力のある授業をしていないということだから。教師が工夫をして授業を楽しくすれば、子どもたちはきっと学問が好きで好きでたまらなくなります。教師の怠慢の責任を子どもに押しつけてはいけない。

-でも、忍耐力というか、つらいことやいやなことに耐える力を養成しなくていいんですか。

学問はつらいこと、いやなことではない。最初からそう決め込んでいるからそうなってしまうんです。人間は学問をすることが好きなんです。あなただって私だって、そうではないですか。こうして、楽しみながら心理学を学んでいる。別に忍耐なんかしていない。

-好きな科目についてはそうですが、嫌いな科目だってあるでしょう。

嫌いな科目あるのは、一つには教え方が悪いからだ。ここでも、子どもが悪いのではなく、教師が怠慢なんだ。第二に、非常に基礎的は教養を別にすれば、何でもかんでも知っている必要はない。最後に学校を出てから、自分の人生のために二次方程式を解かなければならなくなった人が、世の中に何人いると思いますか。あれは、ほとんどの人には必要がない知識なんだ。

-すると勉強に強制はまったく必要がないんですか。

もし強制したら、嫌いになるだけ。「努力して克服する」というのは素敵なことだけれど、それは「自発的に行われたら」であって、努力を強制するのはファシズムであり、サディズムだ。(中略)つまり、目的さえしっかり理解できていれば、人間は自らどんな努力でもするものだと思うんです。今の教育はそういう工夫が足りない。工夫をしないで、くじけた生徒を非難する。」

私たちは、往々にしてできないことを、子どもたちのやる気や、能力のせいにしてしまいます。むしろ子どもたちは人生のルーキーなのだから、できないことが当たり前なのに。自分のことを棚に上げて、子どもたちを非難してしまう。いつの間にか私も、子どものころに嫌いだった大人になってしまっていたようです。今一度、心をあらたに、子どもと信頼に基づく対等な関係を築き、子どもたちが道を誤らないように、導いていかなくてはならないと、心が引き締まる大切な言葉に出会えました。こういった出会いが、本を読む醍醐味の一つですね。

大人になるために

1月15日(日)までに、私立高校入試、公立中学入試、大学入学共通テストが終わり、これから受験(検)生たちは、次のステージに進んでいきます。小学6年生は、中学校入学に向けて、小学校の総復習、そして、中学校の予習に取り組んでいきます。中学3年生は、県立高校入試に向けて、高校3年生は、個別大学選抜試験に向けてより一層、力を入れて勉強をしていきます。

刻々と迫る受験日、やらなければならないことは山のようにあり、焦りや緊張、プレッシャーなど自分自身にかかる圧がどんどん強くなっていくでしょう。この圧を背負いながら、自分の設定した目標を達成するために、努力を続けること、そのことが生徒たちを大人へと成長させてくれます。

話は変わりますが、みなさん、「バンジージャンプ」をご存じでしょうか。バンジージャンプは、ペントコスト島で行われていたナゴールという儀式が起源とされています。 ナゴールは、成人になるための通過儀礼で、数週間かけて数十メートルにもなるやぐらを木で組み立て、足にツタをくくりつけて飛び降ります。参加者は自ら約7週間かけてジャンプ台となるやぐら作り、命綱となるバンジーのひもは、自分で慎重に選んだヤムイモのつるを使います。つるは短すぎると落下の衝撃で足首を壊してしまったり、やぐらにぶつかったりしてしまう一方で、長すぎると地面に直に落下してしまいます。そのため、つるの選択には自分の命がかかっているのです。この命がけのジャンプを成功することによって初めて、ペンテコストの地に成人男性として認められ、男性としての強さを示すことができるというものです。

人は、ただ月日を重ねれば自然に子どもから大人に変わるわけではありません。ペントコスト島のバンジージャンプのように恐怖心を乗り越えるなど、何かの困難を乗り越えることで、人は大人になっていきます。受験は、子どもたちが大人になるための日本での通過儀礼だと、私は考えています。しかるべき時に、今の自分ができる最大限の努力をし、様々な困難を乗り越えて大きく成長していく、そんな受験を全員に経験して欲しいと思い、今日も授業に取り組んでいます。

子どもたちの可能性を最大限に引き出し、自らの意志で、自らの力で人生を歩んでいける大人になってほしい。それがこの西川田教室スタッフ全員の想いです。

 

 

小さな目標で達成感を持たせる!

皆さんこんにちは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。
先日、読んでいたメルマガに、子どものやる気について、とても感銘を受けるものがありましたので、ご紹介したいと思います。

以下、現文のままの引用となります。

「◇人間のやる気は、恒常的に続くものではありません。
やる気は紙風船と同じで、空高く打ち上げても、必ず地面に落ちてくるものです。
だから、何回も何回も空高く紙風船を打ち上げなければならないのです。

◇一度やる気を引き出して安心していてはダメで、何回も何回もやる気を引き出すアプローチを心がけなければダメです。

◇やる気を引き出すためには、やる気になる時を作ることです。
そして、やる気を定期的に刺激して、やる気を保つことが重要なのです。

◇子どもがたまたまやる気になった時を見逃さずに、そのやる気を維持していこうとすることが、親としては重要なことです。

それでは、子どもがやる気になる時を考えてみましょう。

1.子ども自身に本当にやりたいことが見つかった時
2.子どもが目標達成を意義あるものだと思った時
3.目標に向かって、やることが明確になった時
4.目標の達成が可能である時
5.子どもに目標達成のスキルがある時
6.子どもが目標達成の方法を選択出来る時
7.目標達成をした時のイメージが明確になった時
8.目標達成したら、他人の賞賛が大きい時
9.目標達成したら、親が喜んでくれる時
10.仮の目標を決定した時

◇子どものやる気を引き出そうと思ったら、子どもの好きなことに注目するか、あるいは子どもに目標をまずは持たせることです。

◇しかし、子どもの好きなことは、親にとってはあまり好ましくないことも多いものですから、そう考えると後者の、子どもに目標を持ってもらうことが一番いいことかもしれません。
そのためには、小さな目標を設定して、達成することが、物凄く気持ちのよいものだと思ってもらうことが一番早いかもしれません。

◇達成感を常に感じている子どもは、目標を持ちやすいものですし、目標に向けて努力しやすいものです。
ですから、達成感を感じやすい教育環境を用意したいものです。

◇そのためには、勉強だけの目標ではなく、毎日の習慣的なことでも(活動目標)、趣味的なものでもいいので、小さな目標を子どもに決定させて、達成感を常に感じられるようにしておくことです。そうすれば、子どもは、目標に向けて動き出すかもしれません。」

『達成感を感じた子どもは大きな目標を持つ!』
メルマガ「子どものやる気を引き出す! 親のアプローチ(R)」vol.843
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
中土井 鉄信著

私たちは、子どもに「やる気をだせ」とは言いますが、「どうやったらやる気がでるのか」について、具体的に提案をしたり、行動を示すことがないように思います。「やる気をだせ」ではなく、「やる気がでる」ように導くことが、私たち大人の仕事です。やり方がわからなかったり、方法を間違えたりするのが子どもです。正しい方向へ進めるよう、私たち大人の後押しが必要です。一緒に子どものやる気を引き出し、一緒に達成感を味わえる親子関係でいられたら、とても素敵なことだと思います。