family name

こんにちは。西川田教室の岸井です。

長いようで短かったゴールデンウィークも終わり、また通常通りの生活に戻りましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。連休の間に元号も変わり、5月1日00:00には、Twitterで俳優さんやYouTuberなど様々なジャンルの芸能人の方たちが「令和!」といったツイートをされ、新年のカウントダウン並みの盛り上がりを見せました。

令和初日にデビューしたアイドルグループがあります。女性6人組グループZOCです。「少年院上がりのアイドル」などとメディアで取り上げている、戦懍かなのさんが所属されているグループで、彼女以外にも、引きこもりだった時期があるメンバーや、DVに逢い家を出て公園生活をしていたメンバーもいます。

そのような彼女たちのデビューシングル名が「family name」、日本語にすると「名字」です。様々な環境で育った彼女たちが歌う歌詞には、「どんな環境、家庭環境で育っても、やりたいことを諦めるもんか!」という強い気持ちが込められています。

先日TikTokで、らい先生という方が「緑茶・ウーロン茶・紅茶は、同じ茶葉からできている。」という豆知識をシェアしていました。同じように育った茶葉でも摘まれてからの加工の仕方によって様々な香りや味に変わるのです。

これは人の生き方にも言えると思います。「うちの家系は頭悪いから」「うちはこういう家族だから」といった話を聞いたことがあります。たしかにそのようなことが少なからず自分の生き方に反映するのは事実です。ですが、そのような環境のせいにして、勉強、その他やりたいことを諦めてしまうのはもったいないです。

勉強は、正しいやり方さえ身につければ、やっただけ結果もついてくるものです。本人の努力次第で、結果が大きく変わり得ます。

5月病なんていいますが、やる気の入りにくいこの時期、数分でも長く机に向かうよう意識しましょう!

進光ゼミナールは、いつでも自習室を開放しています。「おうちじゃ集中して勉強できないなぁ」という小学生、中学生、高校生の皆さん!ぜひ気軽に教室へ来てください!もし分からないところがあれば、審問してもらっても大丈夫です。

一緒に小さな努力を積み重ねていきましょう!

 

family name 同じ呪いで

だからって光を諦めないよ

family name/ ZOC

令和元年最初のブログ

みなさんこんにちは、そして、こんばんは。
進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

みなさん、GWは楽しめましたか?
今年のGWは天皇陛下の退位、そして新天皇陛下の即位に伴い、元号が令和となり、時代が変わるとてもとても大きな意味のあるGWだったと思います。

連日、新聞やテレビでの報道を見るにつれ、私は、天皇陛下について何も知らない、ひいては、日本の国についてほとんど何も知らないのだと思い、このGWの間に、百田尚樹氏の「日本国記」という本を読みました。そこには、日本の起源、初代神武天皇の話から、平成までの日本の歩みが、わかりやすく簡潔に書かれていました。

特に、私が心打たれたのが、昭和天皇のお話でした。昭和天皇は、大日本帝国憲法のもとでは、天皇は「国の元首にして統治権を総攬(そうらん)」する存在(第4条)であって、神聖不可侵な存在(第3条」とされていましたが、昭和天皇は「君臨すれども親裁せず」と自らにルールを課し、政治的な決定にはご自身の考えは述べなかったそうです。

その昭和天皇がご自身のルールを破り、政治的な意見を述べられたのは2度、二・二六事件を治めるようご指示されたとき、そして、ポツダム宣言の受諾を決められたとき、この2度だけだそうです。本当に国の命運がかかった時にだけ、天皇は国民と日本国のために意見を発したのではないでしょうか。

そして終戦後、GHQのダグラス・マッカーサーとの会見に臨まれた昭和天皇のお姿をご紹介したい。その時の会見の公式な記録は残っていないので、文献を参照しながらご紹介する。

マッカーサーは回顧録に次のように記しています。

「天皇の話はこうだった。『私は、戦争を遂行するにあたって日本国民が政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対して、責任を負うべき唯一人の者です。あなたが代表する連合国の裁定に、私自身を委ねるためにここに来ました』 ――大きな感動が私をゆさぶった。死をともなう責任、それも私の知る限り、明らかに天皇に帰すべきでない責任を、進んで引き受けようとする態度に私は激しい感動をおぼえた。私は、すぐ前にいる天皇が、一人の人間としても日本で最高の紳士であると思った」(『マッカーサー回顧録』1963年)

また、この時、同行していた通訳がまとめた天皇の発言のメモを、翌日、藤田侍従長が目を通しています。藤田は回想録にこう記しています。

「…陛下は、次の意味のことをマッカーサー元帥に伝えられている。 『敗戦に至った戦争の、いろいろな責任が追求されているが、責任はすべて私にある。文武百官は、私の任命する所だから、彼らには責任がない。私の一身はどうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい』

『かつて、戦い破れた国の元首で、このような言葉を述べられたことは、世界の歴史にも前例のないことと思う。私は陛下に感謝申したい。占領軍の進駐が事なく終わったのも、日本軍の復員が順調に進行しているのも、これすべて陛下のお力添えである。 これからの占領政策の遂行にも、陛下のお力を乞わなければならぬことは多い。どうか、よろしくお願い致したい』」とマッカーサーは言った(藤田尚徳『侍従長の回想』昭和36年)。

私たちは、知らないところで天皇陛下に守られている。そのことを知ると、歴代の天皇、今の上皇様、今上天皇への感謝の気持ちがとめどなくあふれてくる。いつだって助けていただいているわけではないかもしれないが、私たちは決して一人で生きているのではない。このような歴史ある国に生まれたことをうれしく思ったGWでした。

平成ー令和 GWどう過ごす?

こんにちは、西川田教室の岸井です。

ついに令和が目前に迫ってきましたね。来週はもう令和1年になっていると考えると不思議な気持ちになります。

平成天皇の退位と令和天皇の即位が重なり、カレンダー上10連休となる今年のゴールデンウィーク、みなさんはどのように過ごされるでしょうか。

進光ゼミナールでも

4月27日(土)~5月5日(日)まで9日間

お休みをいただきます。

が!9日間も何も勉強しないと、ゴールデンウィーク明けのテストや授業で大変なことになってしまうので

小学校・中学校に通っている塾生のみなさんには、ゴールデンウィークのスペシャルな宿題を出させてもらいました!

せっかくのゴールデンウィーク、できる限りいろいろなことに興味をもってほしいし、挑戦してほしいので、それほど莫大な量ではありません。

「学校からも宿題が出ると思って~、たまっちゃうと大変だから」と言って、既に提出してくれた中学生もいます!休み明け最初の来塾日が提出日です。必ずやって来てください!

私が好きなモーニング娘。’14の曲「What is LOVE ?」の中にこんな歌詞があります。

『楽しそうな祭りがあれば行ってみたいけれど

 他人(ひと)が遊んでるうちに働く勇気

 勝利の女神はどなたに微笑むでしょうか?』

みんな楽しく遊んでいるように見えるゴールデンウィーク、この間くらいちょっと怠けたい。。

そう思うのもわかりますが、ここでちょっと頑張ってみてください!まわりと差をつけることができて、5月以降ちょっと成長した自分に気づくはずです!

1週間だいすきな塾の生徒たちに会えないのは寂しいですが、連休明けにちょっとパワーアップしたみなさんに会えるのを楽しみにしています!

充実したゴールデンウィークを!

夢・目標に向かって

こんにちは、西川田教室の岸井です。

あたかかくなり、動物たちの活動が活発になってきました。塾では近ごろ教室内外の掲示物を貼り替えているのですが、外で作業をしていると、先月まではあまり聞こえなかった鳥たちの鳴き声が聞こえ、春を感じることができます。

わたしの住んでいる地域ではよくコウモリが見られます。よく見られる、とはいっても彼らが活動するのは薄暗くなってから夜中にかけてなので、わざわざ見ようと思って上を向いたり、目を凝らしたりしなければ、真っ黒な夜空の中に飛んでいる黒い彼らに気づくことはあまりないかもしれません。わたしはコウモリが好きなので、わざわざ見ようとする側であるので、先日久しぶりに飛んでいる彼らを見たときには嬉しく思いました。

コウモリが好き、というと、不吉、とか、信じられない、とか、言われますが、今日はなぜコウモリが好きなのか、もっというと、彼らに興味を持ち、尊敬しているのか、書いていきたいと思います。

まずはじめに、コウモリは鳥類ではなく哺乳類です。そのため飛ぶための十分な能力を持ち合わせていません。たとえば、鳥が飛んでいるのを見ると、飛んでいる間ずっと羽ばたいているのではなく、何回か羽ばたいたら羽ばたかなくても飛んでいることができます。これはわたしたちが自転車をこいだときに、ある程度こぐとその後しばらくこがなくても自転車は進むことと同じように思われますが、空を飛ぶことについてはお話は別で、この能力はコウモリにはありません。少しでも羽ばたくのを止めてしまうと、途端に落ちてしまいます。

次に、同じ地域に住んでいる友人となぜかコウモリの話をしていたとき、空中を舞うような(わたしたち人間にとっては)軽く、つくりが簡単なサンダルがあれば、コウモリが捕まえられる、という話を聞きました。コウモリが飛んでいるところにサンダルを投げると、コウモリがサンダルを掴むのですが、自分の体重より重く、地上に落ちるため、簡単にコウモリを捕まえられる、と言うのです。

これらふたつの話から、わたしは「コウモリのように生きたい」と思いました。

この世界には、自分にはない能力を持っている人や、得意不得意な事柄が自分とは真逆な人、はたまた稀に「天才」と呼ばれる人たちもいます。そんな人たちは鳥だと思います。わたしは人より物分りがいいわけでも、要領がいい訳でもない、コウモリです。でも、鳥のように空を飛びたいという目標・願いは捨てずに、自分の持てる力を持て余すことなく使い、自分なりに努力して目標を達成します。また、目の前に飛んできた「チャンス」を逃さずしっかり掴む貪欲さも持ち、もしそれがすぐ自分の成長に繋がらなくても、生きていればどんなことでも自分の考え方次第で活きてくる、と言うことを信じ、様々なことに挑戦していきたいと思います。

進光ゼミナールは、生徒ひとりひとりの「明確な目標設定」を応援しています。塾に来ている生徒たちと話していると、目標に向かってがんばる姿勢に励まされ、わたしもがんばらなきゃと逆に後押しされることもあります。

夢・目標がときに遠く見えるときもありますが、一緒に励まし合い、努力し続けていきましょう。目標を達成した先で、一緒に笑い合えるのを楽しみにしています。

持つべきものは友

こんにちは、西川田教室の岸井です。

日中暖かい日が続いたり、と思ったら昨日は、雪が降るほど冷えこんだりと、寒暖差が激しい時期となりました。この春に新しい環境になった人も多いかと思いますが、みなさんがお体に気をつけてお過ごしいただけたらと思います。

わたしは昨日、教室から家へ帰る間に友人Aと通話していたのですが、急に何か歌うからリクエストして、と言われ、何曲か伝え、歌ってもらいました。歌ってもらった曲の中で特にお気に入りの曲に西野カナの「Best Friend」があります。

先日ご結婚を発表された、かなやんこと西野カナさん。彼女の書く曲というとラブソングを連想しがちですが、「私たち」や「Dear Bride」など友人に書いた曲も多く、恋人とだけでなく、友人たちと過ごす時間も大切にしていることも楽曲などから分かります。友人Aの歌う「Best Friend」を聞きながら、ふと自分の周りの友人について考えました。

急に歌いだすほどの不思議ちゃん、友人A。バイト先で知り合い、会って1,2年は業務連絡以外はしないほど、まったく仲が良くなかったのですが、ふたりでお仕事をさせてもらうことが多くなり、話しかけざるを得ない、、というところから関わりだした人です。バイトや学業に追われ、人間関係も悩んでいて、自分の気持ちに素直になれなくなっていた私が、無理して笑っていたり、自分の意見を言えないでいたときに、いちいち指摘し、素直でいられるよう手助けしてくれました。しょうがなく付き合いだしたのに、今では大事な存在です。

高校時代に毎日一緒に自習室へ通っていた友人にBがいます。Bについても、同じクラスになったことはないし、高校時代は長い付き合いになるなんて全く思わずにいながら、上っ面だけの「うちらゎ、ずっ友だよぉ!」なんて言っていたら、「ほんとにずっ友になっちゃったね(笑)」なんてときどき二人で笑い合います。そんなBも今でも数ヶ月に一回、朝まで電話で語らい、励まし合う必要不可欠な存在です。

また幼馴染みのCは、会うたびに私の服装で「今日は何かいいことあったな」「だいぶ落ち込んでるな」「ちょっと何か悩んでるな」とわたしの状態がわかるといいます。そうして声をかけてくれるCは本当に大切な存在です。

幼い頃のCとわたしのことを母に尋ねると、叩かれたり引っかかれたりということが多くて、その先が心配だったと言っていました。AやBについても、最初は全く仲良くなる気がなかった人たちでしたが、後になってみると、彼らがいなかったら、どうなっていたんだろう、と思うシーンが多くあります。

「持つべきものは友」という言葉がありますが、本当にその通りだと思うと同時に、いつ・どこでの出会いも大切にしなきゃいけないな、と思わされました。

新学年になり、クラス替え等で、これまで仲良くしていた友だちと離れてしまった、ちょっと苦手な先生が担当になった、という生徒さんもいると思いますが、与えられた環境で、周りの人たちと協力し合い、一年で今のネガティブな気持ちがポジティブなものになるよう願っています。

 

どんなときも 祈ってるよ

世界で一番に幸せになってほしい

Best Friend / 西野カナ

新中1生!入学おめでとう!!

今日は、公立中学校の入学式でした。
お天気も良く、桜もほぼ満開となり、新しい門出を迎える新入生、
保護者の皆様には、最高の一日となったのではないでしょうか?

進光ゼミナールでは、一日早く、4月8日(月)から新年度の通常授業がスタートしました。新中1生は、春休みの間に、小学校の復習と中学校の予習にたっぷり取り組んだので、今週からは、週課題で学校の授業に沿って復習をし、再来週からは、小テストが始まります。同じ単元を何度も反復し、学習量を増やし、定着率を高め、新学年で良いスタートが切れるよう導いていきたいと思います。

新入生にとっては、新しい人間関係や、部活動での先輩後輩、教科別担任制など大きく環境が変わり、ストレスを受けやすい時期なので、学習面だけでもストレスとならないよう、生徒たちが活き活きと中学校生活を送れるようサポートしていきたいと思います!

Let’s Think .

こんにちは。西川田教室の岸井です。
4月になりましたね。今年の4月1日は、エイプリルフールより新元号の発表の方が盛り上がりを見せ、塾でもお昼休みの間には、あちこちで「令和」という言葉が飛び交っていました。この新元号については、若松原教室の阿部先生が室長ブログの方で少し書かれていますので、こちらでは割愛させていただき、本題に入らせていただきたいと思います。

私は小学生の頃から耳にタコができるほど伯母に言われていました。それは「人の言うことは聞くんじゃない!」「人の言うことは聞いちゃだめ!」ということです。これに対し、屁理屈や揚げ足を取ることが大好きだった私は、「伯母さんの言ってることは矛盾してるよー。ここで“わかった!人の言うことは聞きません!”って言ったら、おばさんの言うことを聞いてることになっちゃうよー。おかしいよー」なんて言い返していましたが、最近よくその言葉を思い出し、伯母が言いたかったことも分かるようになり、その通りだなぁと思うようになりました。

この「人の言うことは聞くんじゃない」の“聞く”は、「耳を傾ける、話を聞く」ことではなく、「言われたようにする」ということです。つまり、伯母が言いたかったことは「人の話に耳を傾けるな!自分の信じる道だけを進め!」ということではなく、

「人の話を聞くのはいい。ただ、言われたとおりにするのではなく、言われたことも参考にしつつ、自分の考えを持って、生きなさい。」

ということです。これだけの内容のものを、一言にまとめ、「分かれ」というのは小学生には酷だったと思いますが、今になってこの教えの意味と大切さが分かり、一周回って伯母には感謝しています。

このブログを書くにあたって、この言葉の意味を思い巡らしていると、3月まで放送されていた「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」のストーリーを思い出しました。

ドラマの中で柊先生は、景山の本当の死因を掴もうとし、手掛かりになりそうな動画をSNSにアップしていきます。それぞれの動画を見て、ドラマの世間のみなさんも、視聴者も、本当に自殺なのか、他殺なら誰が真犯人なのか考えていったわけです。しかし、その手掛かりとなっていた動画の中には、景山も協力して作ったフェイク動画もあったのです。これで今まで信じていた“事実=証拠”が嘘だったことを叩きつけられた視聴者たちに、柊先生は想像力の大切さを訴えます。

「誰に対しても疑いの目を向けろ!」というのではありません。「今ある情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて、行動しろ」ということです。そうすることで、ほかの誰かのものではない、自分だけの人生を作っていける、豊かに生きられるのではないかと思います。

塾の先生が人生論を語っているようですが、想像力は勉強にも直接影響する力です。数学の図形はもちろん、国語の登場人物の心情、理科の実験についての問題など、想像力がなくてはできるどころか分かり得ない問題が多いです。

自分の今後の人生のため、勉強のため、いろいろなことに向き合い、すぐググるのではなく自分で考えて、想像力をつけていきましょう!

 

“想像力を働かせて、自分の言動や行動に責任を持つ。”

“決断をする前に踏みとどまって、これが本当に正しいのかを問いただす。”

“そんな誰もが分かっているのにできていない。考えることの大切さを、みんなには伝えたかった。”

柊一颯

「させていただいてる」精神

こんにちは。西川田教室の岸井です。平成最後の3月がもう終わろうとしています。

進級を控えているみなさん、新学年の準備はもうできていますか?ノート、新しい筆入れ、もしくは、シャーペンも新しいものにして、新学年を迎えようという人もいるかもしれません。そんなみなさんが、気持も新たに新学年を始められることを願い、前回に引き続き、今日も勉強に向かう姿勢について書いていきたいと思います。

前にこんなお話を聞いたことがあります。

 

「人がなにかするとき、その姿勢は3通りに分けられる。」

「“してやってる”、“やってやってる”と思う、

“させられてる”、“やらされてる”と思う、

“させていただいてる”、“やらせていただいてる”と思うの3通り。

「“してやってる”と思うと《怒り》が出てくる。

“させられてる”と思うと、《疲れ》が出てくる。

“させていただいてる”と思うと《感謝》が出てくる。」

というものです。

みなさんはどんな気持ちで、勉強をしていますか?

最近、中学生の生徒たちから「部活いやだぁ」という声をよく聞きます。「自分で選んで入ったんでしょ?」と聞くと、「最初は楽しかったけど。」といった感じのお返事。

ここでもうひとつ、ちょっとおかしいお話があります。私が大学生のときに、教育についての授業で先生から聞いたお話です。それは、

「未就学児(幼稚園児・保育園児)に“小学校に入って一番楽しみなこと”を聞いてみた結果、《勉強》という回答がいちばん多い」

というものです。わたしはこの話を聞いて、そんなことないと思いましたが、たしかに親戚の5歳の子が「お勉強する~」といって、紙に文字らしきものをたくさん書いくのをよく見ます。

「実際やってみると、イヤなことたくさんあるし、大変だよ。」と思うでしょう。でも、考えてみてください。

小学生のころ、楽しみにしていた部活→練習時間が長くて他のことできないし、朝早く起きるの辛い→「実際やってみると、、、」

中高生のころ、夢見ていた学業とバイトの両立→バイト先で怒られることも多いし、テスト期間だからって自由に休むことも難しい→「実際やってみると、、、」

この調子では、いま将来なりたいと思っている夢が叶っても「実際やってみると、、、」となってしまいます。

もちろん、どんなものにも長所と短所があって、嫌なことがひとつもない、なんてことはありません。でも、このような考え方でいては、せっかく楽しめるチャンスがあっても、ずっと願ってた夢が叶っても、ネガティブな感情ばかりが目立ってしまって、残念です。そうならないように、第一歩として「させていただいてる」精神で臨み、感謝の気持ちをうむことで、少しでも楽しく明るい気持ちでいられたらなと思います。

 

前回と今回の2回に分けて、新学年になるみなさんへの応援として、ちょっとした小話をさせていただきました。これらが少しでもみなさんの参考になり、より楽しい学校を送っていただけたら嬉しいです。

もし何か質問や相談があれば、ぜひ進ゼミの先生たちにも聞いてみてください。勉強のことに限らず、なんでも快く応えてくれます。

充実した学校生活が送れるよう、一緒にがんばっていきましょう!

人生楽しんだもん勝ち!

こんにちは、西川田の岸井です。

小学校や中学校、また高校に通い、「勉強」を本職としているみなさん、お仕事楽しんでいますか?塾の先生としてみなさんと話す私の耳には、「明日、学校でテストいやだぁ」「勉強したくなーい」といった声がよく届きます。

そうですよね。いやですよね。でも、だからってしないわけにはいかない勉強(お仕事)。せっかくやるなら楽しくやった方がいいですよね。ということで、これからみなさんが少しでも軽い気持ちで勉強に向かえるようなお話を、今回と次回の2回に分けてお伝えできたらなと思います。

 

これは、私が以前らーめん屋さんでバイトさせていただいていたときに、店長さんからご指導いただいたことです。(以下、店長さんの言葉は“”で区切っていきます。)

 

“言われたことをただこなすだけ、というのは、仕事じゃなくて、作業。せっかくやるなら、しなきゃいけないなら、もっと楽にできないか、もっと効率よくできないか、考えながらやっていこう。”

“そう考えていくと、いろんなアイディアが浮かんでくる。で、それをやってみる。うまくいけば嬉しいし、またもっといい方法はないか考えていく。うまくいかなかったら、なんでうまくいかなかったか考えて、また違うやり方を探していく。”

“そうやって、自分で自分に合う方法を考えながらやると、ただやるだけではつまらないことも、少し楽しくできるでしょ。”

 

その店長さんや他の先輩とは、お店を閉めてから、一緒にファミレスへ行くことも何度かありましたが、そのときにも、このようなご指導をいただきました。

 

“スタッフの動きをよく見るように”

“動きがいい人を見つけたら、そのひとはどうして、そう動けているのかを、そうでない人を見つけたら何が原因になっているのかをしっかり見て、自分の動きにどんどん活かしていくように。”

 

これらのご指導をいただいてから、(それまでも十分楽しい職場でしたが)お仕事を本当に楽しんでできました。

これらのお話は、勉強をがんばっているみなさんにもいえることだと思います。

ただ与えられた宿題をこなすだけ、持っているワークの解答欄を埋めていくだけ、ではなく、どうすればもっと効率よくできるのか、無駄な手間ひまをかけていないか、周りにいる部活も勉強も順調なあの子はどんな風に時間を使っているのか、よく考えて、自分なりの勉強の仕方を開発して、ぜんぶ思いっきり楽しんじゃってほしいなと思います。

 

高校でお世話になった先生がこんなことを話してくださいました。

「今の学力で、将来やりたいと今思っていることはできるかもしれない。でも今後、また違った方向に進みたいってなったときに、学力が足りなくて諦めることになるかもしれない。」

「だったら、いま勉強しておいて、将来の選択肢の幅をひろげておいた方がよくない?」

 

将来のみなさんが、より多くの選択肢の中で贅沢に迷えるように、みなさんの今できることを私たちも全力でサポートしていきたいと思います。一緒にがんばりましょう!

 

“仕事っていうのは、人に喜んでもらうこと。”

“志をもってする事。志事=仕事。”

 

愛する家族なる元バイト先:金太郎らーめん( https://www.facebook.com/%E9%87%91%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%82%89%E3%83%BC%E3%82%81%E3%82%93-661495190549451/ )

アナ雪に見る「夢」の本質

こんにちは、西川田の岸井です。きょう3月14日は、ホワイトデーでもありますが、2014年に、あの「アナと雪の女王」が上映された日でもあります。

今年11月に二部作目が日米同時上映されるこの映画、通称:アナ雪。世界中でその内容や、歌が注目され、東京ディズニーランドではこの映画をモチーフとし冬の期間限定パレード「アナとエルサのフローズンファンタジー」が4年間続くなど、一大ブームを引き起こしました。

パレード中の振り付けを覚えたり、好きなダンサーさんができたりと、このパレードが大好きだった私は、去年3月での見納めで感動と寂しさから泣いてしまったほどです。(笑)

声優さん交代の件で少々世間で騒がれている昨今ですが、きょうは映画の中の歌について見ていきたいと思います。

 

アナとエルサのデュエット曲《生まれてはじめて》では、不安いっぱいのエルサとは裏腹に、ポジティブなアナがその日に起こり得ることを思い巡らします。うまれたはじめて“音楽にのり..踊り明かす”こと、生まれてはじめて“声をかけられたい”こと、閉ざされた環境で育ったアナは、こんな初めてのことだらけの日を“嬉しすぎて..舞い上がりそう”と歌い上げます。

オラフの《あこがれの夏》。この曲は雪だるまのオラフが暑い夏を夢見て歌います。これまで寒い所でしか生活したことのないオラフが、自分を“夏が似合うクールな男”といい、“浜辺でくつろいでこんがり焼けよう”なんて歌っちゃいます。

初めてのことは、楽しみばかりでなく不安も多いはず。更に《あこがれの夏》については、「雪だるまなんだから夏になったら溶けちゃうよ」と当たり前のことをツッコんでしまいそうです。

そんな冷静になって考えてみると、おかしく思える彼らの夢。でも、このおかしさにこそ「夢」の本質が表れているように私は思います.

夢みる達人:子どもたちが、将来なりたい職業としてあげているものを調べてみました。スポーツ選手やケーキ屋さん、お医者さんや消防士など、いろいろな職業があげられています。彼らは「この仕事の主な勤務時間帯は何時から何時ごろだ。」とか、「平均年収はいくらだ」なんて考えず、ただ純粋な気持ちで夢みています。

Sexy Zoneの歌詞に“まだ誰にも言ってない夢/こころにあるよ”というところがあります。まだ不安で、バカにされるんじゃないかとも思えて、公表できない夢を持っているみなさん。無理に掲げなくてもいい、ただその夢を、周りの目を気にすることだけのために、自分の中で終わらせてしまうことがないように願います。

“高く舞い上がる 想い描いて .. 輝いていたい  もう決めたの”

“自分を好きになって .. 自分を信じて”

エルサのように、光浴びながら歩き出すみなさんを、こころから応援しています。

(ここまで語っておいてなんなんですが、岸井はまだアナ雪を見たことがありません。ご了承ください。)