高大接続改革 ①
みなさん、こんにちは
中3受験生は私立入試まで残り1ヵ月、県立までは90日あまりとなり、いよいよ追い込みに拍車がかかっていると思います。悔いを残さぬよう全力で勉強してください。
受験が目の前に迫っている受験生にはピンとこないかも知れませんが、現在高校や大学が大きく変わろうとしています。「高大接続改革」という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、その内容について知っている人は少ないのでは?と思います。そこでこれからこの場を通じ、何回かにわたって自分が知りうる内容について記していきたいと思います。
まずなぜ今、教育改革が必要なのか?について
背景には 1、情報技術の進歩やAIの発達により職業のあり方が大きく変わる 2、少子化により生産人口の急激な低下とそれを補うために外国人労働者の増加、などが挙げられます。そこでこれからの人材には
①確かな知識、技能 ②思考力、判断力、表現力の向上 ③自ら他者と学ぶ姿勢 が必要
ということで、これらを高校教育及び大学教育に取り入れよう、という発想があります。特に高校教育での知識偏重を見直し、アクティブラーニング等を取り入れて優秀な人材を育てようとしています。
そして今後具体的に何がどのように変わっていくかですが、大学入試がセンター試験から大学入学共通テストに変わっていくことはみなさん良くご存知の通り。でも変更されるのはそれだけではありません。一昔前の「受験は高3になってから必死で勉強すれば何とかなる」ではすまなくなってきます。これからは大学入試も原則全ての大学で内申点(評定平均など)が評価される傾向にあります。その詳細などは次回のブログで紹介します。