「勉強しなさい!」は…
こんにちは
宇都宮市進光ゼミナール若松原教室の阿部です
中学生は期末テストも終わり、結果が返されました。
納得いく結果だった生徒もいれば、後悔している生徒もいるみたいです。
中学生の学習内容は9月10月から一気に難しくなります。
それは、例えば、中学1年生の英語は「3単元のs」、中学2年生の数学は「1次関数」を学ぶからです。
ここからの学習内容で「英語嫌い」「数学嫌い」が増えて、内申点に大きく影響が出ます。
そうなると、家での学習意欲は、今まで以上になくなっていきます。
そんな時は、「勉強しなさい」ではなく、なんのために勉強するのかお子さまと話し合ってみてください。
勉強で新たな知識をつけることは、本来楽しいものですが、それがつまらなく苦しいものになっている理由がきっとあります。
お子さまの性格や興味、価値観に合わせて「子どもの言葉」で一緒に話をしてみてください。
そして、一緒に目標を立ててください。
ここで間違えてはいけないのが、結果=目標ではなく、行動目標であるという点です。
「次のテストで○○点以上取る!」だと、結果がすべてになってしまいますよね。
ですから、まずは「1日10分でもいいから問題を解いてみる」といった、ハードルの低い目標を設定してみましょう。
小さな目標でも、クリアしたときの達成感は子どものモチベーションアップに大いに役立つはずです。
学習内容が難しくなった時に、「やらない」ではなく、「やってみる」という選択肢を選べたら最高ですね。
小中学校の勉強は、大人になり社会に出た時の訓練です。
社会に出たら、やりたくないこともやらなければいけません。
話の合わない人や価値観の違う人ともコミュニケーションを取らなければいけません。
理不尽なことにも対応しなければいけないときもあります。
「逃げない」大人になるためにも、目の前にある「難しい勉強」に取組んでいきましょう。