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#43: 私のお盆休みの〇〇〇〇を発表します!

鶴田北教室室長の新井です。お盆休みに入り、生徒たちと会わなくなってから1週間になろうとしています。
台風あり、猛暑ありの日々でしたが、元気に過ごしていますでしょうか。

……と、同時に! 勉強に取り組めていますでしょうか?

このお盆休み、生徒たちに学習をお願いするだけで、私自身何もしないのはフェアではないかと考えました。
“ベネッセ総合教育研究所”の調査結果によると、「中学3年生の1日の学習時間は2時間14分」とのことでしたので

私もこのお盆休みは、毎日2時間14分、学習を続けていました!
ただ、私は2時間という長時間、続けて学習することは、現役時代にもできていませんでした。
そのため以前ブログにて、ご説明させていただいた「やる気維持法その4:ポモドーロ・テクニック」を使用し、学習していきました。
<ポモドーロ・テクニックとは、集中力が長く続かない方や、逆に過集中で疲れてしまう方におすすめの時間管理法です。短期集中型の方には、本当におすすめです!>
私は、以下のようなスケジュールで2時間14分を学習していきました。

1.30分タイマーをつけ、学習をする。
2.その後、5分タイマーをつけ、休憩をする。
3.1~2の工程を4周繰り返す。
4.14分タイマーをつけ、今日行った内容を振り返る。

学習内容は中学校英語と高校数学、読書に投資学習など多岐に渡りました。

 

ここで学んだ内容を生徒たちとのコミュニケーションで生かすまでは、私の学習成果になりますので、気を抜かず、夏期講習後半戦に備えていこうと思います。

次回の更新日:8月17日
タイトル:楽しい楽しい日帰り合宿

#42:やる気維持法その10:〇〇を伝える!

鶴田北教室室長の新井です。お盆休みも後半戦に突入しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

お盆休みが明けると、中学生は期末テストに向けた対策学習が始まります。
テスト範囲の中で、何が不安なのかを話し合い、苦手を潰していく授業を取り組んでいこうと思います。
その上で私は、やる気を引き出す、維持するためにも生徒たちにしっかりと“期待”を伝えていこうと思います。

私は生徒たちに期待を伝える「絶対にすること」と、「絶対にしないこと」があります。

まず、「絶対にすること」として伝えるのは、生徒の行動や成長を評価することです。

例えば
「夏休みに入ってから自習に来た回数が教室内でトップだよ」
「塾に来た時と比べると、単語の書ける量が増えたよね」

などの、生徒が今まで取り組んできた成果を承認し、次に期待しています。
決して、生徒たちの行動を大きく超えた期待を伝えることはありません。これが、私が「絶対にしないこと」でもあります。

例えば
「受験生なんだから、夏休みに毎日10時間勉強してね」
「次の期末テストでは、500点満点を目指そう」

などです。

生徒とのコミュニケーションの1つとして、冗談で言うことはありますが、面談時などの大切な時期には決して行いません。
生徒への過剰な期待は、子どもにとって迷惑な話だと思うからです。

そのため私は、その生徒の成果に注目し、言葉掛けをするようにしています。
それこそが、個別指導塾の価値の1つだと考えているからです。

次回の更新日:8月16日
タイトル:私のお盆休みの〇〇〇〇を発表します!

#41: 学校と塾、どっちがいいですか?

鶴田北教室室長の新井です。
突然ですが、私は5月から猫を2匹飼っています。今までは仕事で長い時間一緒にいることができなかったのですが、お盆休みは毎日一緒にいます。
最初は普段家にいない私に珍しさを感じて、くっついていることが多かったのですが、お盆休み4日目になると、塩対応されてしまっています。少し悲しいです……。

長い時間いるという意味では、私は塾業界に入って1年と2か月ほどになります。
その前には人事労務のコンサルティング会社。そしてその前は、高校で2年ほど勤務していました。

生徒たちには私が高校で勤めていた経験から、助言することがあります。
特に高校受験を控える中学3年生は彼らの方から質問を受けることもあります。

そんな中で、ある中学3年生から一つの質問を受けました。

「学校の先生と塾の先生、どっちがいいですか?」というものです。

学校と塾、どちらにも良さや悪さもあるので、一般的な考えではなくて、私の考えになってしまいますが、生徒たちには、「塾だよ」と即答しています。本当にそう思っているので素直に伝えています。

なぜ私が塾をいいと思っているのか、それは生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムや指導をすることができるからです。

学校は集団授業ですので、どうしてもクラスの進度やレベルを平均に合わせなくてはいけません。
その段階にいる生徒たちにとっては、適切な授業になりますが、上位や下位の生徒たちに合わせたものではありません。
すなわち生徒全員を引き付ける授業にはなっていないということです。
もちろん、私の力が不足しているということも要因の一つでしたが、それ以上に、この要因が大きいと感じてしまいました。

そのため、今の私でも一人ひとりに目を向けることができる、個別指導塾が私にとって適切だと考えたからです。私の語りのブログになってしまいましたが、私が塾人でいる理由は以上です。
次回の更新日:8月15日
タイトル:やる気維持法その10:〇〇を伝える!

#40: やる気維持法その9:〇〇を引く

鶴田北教室室長の新井です。お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
私は今、家族と一緒にお盆を迎えています。いつも以上に長い時間を一緒に過ごしていると、普段は気にならない些細なことにも気になってしまったり、時に腹が立ったりしています。
保護者の皆様も、もしかしたら、普段以上に見える子どもの立ち居振る舞いに言葉をかけていますでしょうか。
お母様やお父様と話し合う中で、最も多いお悩みの1つは「家庭学習の薄さ」についてです。
ここで生徒たちについて先に述べておくと、彼らは非常に家での学習に取り組みにくい世代ではないかと思います。

スマートフォンの普及により、今の子どもたちは時間を気にせず、友達に連絡ができたり、好きな動画を好きな時に見ることができたりしています。
1番気楽で居られる家の中で、学習に集中するのは、今までのどの年代と比較しても最も難しいのではないかとさえ思わせます。

ただその気持ちに寄り添うだけでは、学習塾として不十分ですので、私は生徒たちのやる気を維持する方法として、“関心を引く”ことを行っております。
例えば、夏期講習中に中学3年生と、こんな会話がありました。仮にその生徒をT君とします。

T君:先生、相談があるんですけど。

私 :どうしたの?

T君:歴史ってどう覚えればいいんですか?

私 :歴史か。苦手なの?

T君:はい、ただ用語を覚えるだけじゃないですか。あれって。

私 :確かに、そう感じる時はあるよね。

T君:ですよね。ただ用語量が多いから、しんどくて。

私 :それってさ、ただただ覚える作業と捉えているからじゃない?

T君:えっ? どういう意味ですか?

私 :例えばさ、卑弥呼(ひみこ)っているじゃん?

T君:はい、邪馬台国(やまたいこく)の。

私 :そう、その卑弥呼がさ、どうして中国に使いを送ったか知ってる?

T君:いや、知らないです。

私 :諸説あるけど、実はね……

私は、T君に「どうして」といった時代背景について説明しました。
T君はその話を面白がっていましたので、時代背景が分かる本を用意し、自習時間に読んでみるように伝えました。

すると、T君は、自習の度にその本に手を出し、「分かってきたかも」と嬉しそうにしていました。

このように、どうしてその勉強が必要なのか、生徒たちに伝え体験させることで、やる気を維持したり、時に起こさせたりすることができます。
T君の姿を見て、鶴田北教室では、目の前の「どうして」にとことん付き合う教室でありたい、その想いを改めて強くもつことができました。

 

T君、ありがとう!!!

 

次回の更新日:8月14日
タイトル:学校と塾、どっちがいいですか?

#39:夏期講習、前半戦の感想

鶴田北教室室長の新井です。皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
学校や塾の学習がない時は、どうしても学習に向き合う時間が少なくなってしまうことと思います。
しかし、8月末から9月上旬にかけて、宇都宮市の中学校では、期末テストがあります。
中間テストと並び、第1学期の成績を決めるために、非常に大切なものになりますので
生徒たちには、「気を抜かず、勉強するように」伝えていました!

きっと伝わっているはずです! ……きっと。

今回は、そんな風に声をかけていた、夏期講習の前半戦を振り返ってみたいと思います。
夏期講習のテーマは“総復習”です。
学校がお休みの間に、抜け落ちがないか、不十分なところがないか、点検を行い、しっかりとした柱を立てることが課題となります。

生徒たちは総復習専用のテキストで、内容を一つずつ丁寧に確認していました。
ここで大切なことは、その復習作業を“塾の中だけで完結させないこと”です。
以前のブログでもお話しましたが、今日塾で学んだ内容を、自宅で再確認するのです。
この振り返り作業が、目の前の1点を勝ち取るカギになります。

鶴田北教室の生徒たちは本当によく丁寧に学習してくれたと思います。
宿題は、その日に学んだ内容の再復習をメインに出させていただきましたが、その正答率も高く、よく復習しているなと感じました。

その他にも中学3年生の受験への意識も強まってきたと思いました。
今まで自習に来なかった生徒が、「家だと集中できないので、自習させてください」と言って教室に来たり
さっきまで授業をしていた生徒が、「自習でもう1時間残っていきます」と声をかけてくれたりしました。

また、高校の1日体験を経て、「先生、〇〇高校のことで訊きたいことがあります」と相談に来てくれたこともありました。

今までにはなかった、視野で受験を捉えられているな、受験生としての自覚が出てきたなと感じ、嬉しいです。
私の中で、「絶対第一志望に合格させてやるぞ!」という想いが日に日に強まっています。
生徒たちだけでなく、私自身も意識が強まる機会になった、そんな夏期講習の前半戦でした。

次回の更新日:8月13日
タイトル:やる気維持法その9:〇〇を引く

#38: GWのリベンジします。

鶴田北教室室長の新井です。本日、8月11日(木)~18日(木)の1週間、進光ゼミナールは夏季休業期間(お盆休み)に入ります。
1か月以上続く、長い夏期講習の唯一の休業期間になります。ここで一息ついて、後半戦のために力を蓄えていってもらいたいと思います。
私もここで一息ついて、後半戦(期末テスト対策期間)に向けて、準備していこうと思います。

 

ところで、皆さん! 「お盆」とは何か、ご存じでしょうか?
先日、ある中学生から「お盆って何ですか?」と聞かれて、少し焦ってしまいました。
自分の認識と、一般的な定義が合っているかどうか不安だったからです。

私は「なんだよ、そんなことも分からないのか~? 仕方ないな~」と言い
教室のタブレットで、一緒に「お盆」を調べました。

 

簡潔に説明すると、「お盆」とは、ご先祖様などの霊に感謝するための行事や期間のことだそうです。

 

「だから、お墓参りに行くんですね!」と、生徒は(そして私も)納得しました。
この休業期間を通して、日頃支えてくれているであろう、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう。

最後に私個人の決意表明になりますが、このお盆休みはGWのリベンジをしたいと思います!

お盆休みの期間、本日8月11日(木)~18日(木)まで、毎日ブログを投稿したいと思います!!
今までの鶴田北教室の出来事や、以前書いていた“やる気維持法”など、様々な内容を投稿していこうと思いますので、よろしくお願いいたします!!
次回の更新日:8月12日
タイトル:夏期講習、前半戦の感想

#37: 鶴田北教室

鶴田北教室室長の新井です。突然ではありますが、今回は私の想いを伝えるブログにさせてください。
「鶴田北教室」についてです。

鶴田北教室は今年の3月1日に開校しました。今日で156日目です。
開校初日終業時の在籍生は2名でしたが、今では50名を超える生徒たちに囲まれて一緒に勉強ができています。当然ですが、みんなそれぞれの色が異なり、生徒たちと様々な話合いをしています。
そんな生徒たちと一緒にいて、楽しめない日はありません。笑わない日はありません。
数名の生徒たちに、「いっつも笑っているよね」と言われますが、それは心から楽しめているからです。

ある夏期講習中の日のことです。
「(この塾に)入った頃も、今も変わらず楽しめています。他の塾じゃなくて、この塾を選んでよかったです。」と、ある生徒が授業中に声をかけてくれました。
今まで生徒たちからもらった言葉の中で、最も嬉しかった言葉の1つです。
その時は、

私 :当たり前だろ? この塾をなんだと思っているんだよ? バツとして今日宿題、倍ね。

生徒:えっー!? じゃあ、言わなきゃよかった、あんなこと。

私 :あんなことってなんだよ! 宿題3倍だ!!

生徒:何言ってもダメじゃないですか!!

などとコミュニケーションをとりましたが、本当はかなり嬉しくて、つい照れ隠しをしてしまいました。

この生徒は、進光ゼミナールに入ったことを嬉しく思ってくれています。
私自身も“どの塾に入るかではなく、その塾でどう過ごすか”が、大切な意識だと思っています。

その上で、鶴田北教室に来てくれたからには、
「その生徒の未来が何よりも輝いたものになってほしい」、今ではそう考えるようになりました。

生徒たちの未来をより明るくする。そのお手伝いをする塾人として、これからも“鶴田北教室”の運営に携わっていきたいと思います。
次回の更新日:8月11日
タイトル:GWのリベンジします。

#36: 鶴田北教室、初めての夏

鶴田北教室室長の新井です。通常授業が一区切りとなって、先週より夏期講習に入りました。3月1日に開校した鶴田北教室としては、初めての夏を迎えます。
本日は、この夏に生徒たちに私がどんな言葉をかけたのかについてお話させてください。

初めての夏を迎えるにあたって、私は初日にあるテストを生徒たちに行いました。

「紙に1円玉の大きさを描いてみる」といったものです。

生徒たちは、「これくらいかな?」と言いながら、円を描いてくれました。
結果、生徒たちのほとんどは、本来の1円玉の大きさよりも小さい円を描いてしまっていました。

これは有名な心理テストの1つで、生徒たち同様、本来の大きさよりも小さく描いてしまう人たちが大半だそうです。(恥ずかしながら、私も小さく描いてしまいました)

その理由は、「人間は価値が少ないと感じるものを小さく捉える傾向がある」からだと言われています。

この実験を通して、私が生徒たちに以下のような言葉を伝えました。
小さな円を描いちゃったね。1円を価値が少ないものだと思っているのかな。
もしかしたら、テストの1点もみんなにとっては、1円と同じなのかな。
でもさ、69点と70点では景色が違わないかい?
79点と80点も、平均56点のテストで自分が57点だったら?
気分変わるでしょ?
いい気分に変えるための、総点検が夏休みの講習会なんだよ。
1日1つの気付きや改善から始めていって、1点をコツコツ積み重ねていこう。

夏休みは1年の中でも、「総点検」を長く行うことができる唯一の機会です。
この夏を乗り越え、夏前よりもかっこいい自分になれるように、その指導ができるように
1日1日、1問1問を大切にしていこうと思います。
-積み重ねたものは武器になる―

次回の更新日:8月4日
タイトル:鶴田北教室

#35: それって、本当に負けたのかな?

鶴田北教室室長の新井です。鶴田北教室では、生徒たちと中間テストの振り返りの話し合いをし終えました。
これから本格的な夏の講習会に向けて、着々と計画を立てているところです。どこよりも熱く、どこよりも上を向き、高みを目指せる講習会にするためにも、生徒一人ひとりが通いやすいスケジュールを考えているところですが
今回は、「中間テストの振り返り」をしていた時のお話をさせてください。

 

ある中学1年生と中間テストの点数について、話し合っていたときです。その生徒は事前に目標としていた点数(計429点)よりも結果は45点高い合計点数でした。
私は、一緒に立てた目標を大幅に超えたことを

「すごいじゃん!! 目標よりもかなり高いよ!! がんばったね!」

と声をかけました。
しかし、その生徒の表情は曇ったままでした。そのため、私はまた言葉をかけました。

私 :どうしたの? 目標を大幅に超えているのに。

生徒:いや、どうしても納得できないんです。

私 :何が?

生徒:数学と理科です。

私 :数学、理科? どうしてこの2科目なの?

生徒:この2科目の×は、ケアレスミスで落としてしまったんです。それさえしなければ……。

私 :なるほど、ケアレスミスしてしまったことを悔いているんだね。

生徒:はい、負けました。

この生徒は点数だけでなく、どのように答えたか、どんなミスなのかまで自分で振り返ることができていました。
そのため、点数以上に内容面で悔いていたのです。会話は次のように続きました。

私 :負け?

生徒:はい。もうだめです。

私 :…それって、本当に負けたのかな?

生徒:えっ?

私 :そりゃあ、僕だって、〇〇さんのケアレスミスは悔しいさ。でも、いくら中間テストの結果を見たって、もう変わらないでしょ?

生徒:それはそうですね。

私 :肝心なのは、どうしちゃったかじゃなくて、これからどう変わるかだよ。今の悔しさを大切にして、学校の授業や、宿題、塾の授業や宿題、テストで意識し改善できるか。
次、ケアレスミスなくテストを終えることができたら、この中間テストの反省は、無駄にならないじゃん!
負けどころか、むしろ勝ちでしょ?

生徒:確かに!

私 :ねっ! だから、これからの授業はケアレスミスの回数や見直しにもこだわって授業していこうよ! 一緒に見るからさ!

生徒:はい! よろしくお願いします!!

私 :ミスは誰にでもあるからね! 次どうできるかが大切だよ?

生徒:新井先生もミスするんですか?

私 :恥ずかしいけど、たくさんするよ。こないだ会議でやらかした話聞く?

生徒:教えてください!

雑談を交えながら会話を終えるとその生徒は、最初の曇った表情ではなく、笑顔で帰宅していきました。
大切なのは、今の結果はどう受け止め、次につなげるか。
この中間テストを基準に更なる高みを目指していけるように、生徒の学習指導だけでなく、メンタルのケアもしていこうと思います。

次回の更新日:7月21日
タイトル:鶴田北教室、初めての夏

#34: 短冊の願いごと

鶴田北教室室長の新井です。本日は7月7日。七夕です。今回は鶴田北教室の七夕イベントの報告と、それに関連した内容についてお話させていただきたいと思います。

鶴田北教室では、生徒の皆さんに「お願いごとを書こう」と声をかけ、短冊を渡しました。
「シャチが見たい」や「お金持ちになりたい」、「期末テストでもっといい点数を取りたい」、「県大会に行きたい」など願いは様々で、飾りつけをしていてとても楽しかったです。

ここで! 突然ではありますが! 皆様にお伺いしたいことがございます!!

➀どうして、「短冊」に願いごとを書くのでしょうか?

②その短冊を「笹」に飾るのはなぜでしょうか?

これを皆様にお伺いしている理由は、「意味を知った上で取り組むことと、知らないままで取り組むのでは、同じ行為であっても深さが変わってくる」と考えているからです。

生徒たちには、「ちなみに何で短冊に書くか知っているかい」と声をかけ、説明していました。
諸説ありますが、以下にまとめさせていただきます。

 

➀どうして、「短冊」に願いごとを書くのか

短冊は、薄い木や竹の皮、紙を細長く切って短文の字を書くためのもので、書道では和歌や俳句を書くために使われます。

このように短冊は「字を書くもの」なので、書道・習字を学んでいる子どもたちが文字や和歌の上達を願って短冊に書くようになったとされています。

②その短冊を「笹」に飾るのはなぜか

盆の時期は「あの世」と「この世」の境目があいまいになり、ご先祖様が「この世」に帰ってくるとき。また、この頃は夏の疲れが出やすく、抵抗力の弱い子どもやお年寄りが命を落としやすい時期でもありました。

暑い時期は食べ物が腐りやすく、体も弱りがち。笹の葉には抗菌効果があるため、ご先祖様へのお供物などの下に敷き、防腐用として使用されていたといいます。また昔は七夕の日に、殺菌作用のある笹の葉にお供え物をのせ、願い事やケガレと一緒に川に流す習慣もありました。これらの風習から、笹と七夕は切っても切れない関係になったとされています。

どんな行事にも、どんなものにも意味がある。それは生徒たちの目の前に置かれている勉強も同じです。私は、これからも生徒たちの目的意識に目を向けた生徒対応をしていこうと思います。

次回の更新日:7月14日
タイトル:それって、本当に負けたのかな?