注意するか/しないかの判断基準
こんにちは。
進光ゼミナール宇都宮市竹林教室 室長の山城です。
先日、授業時間中に自習室をお使い頂く生徒の方々の中で、お知り合いの塾生とおしゃべりをしてしまうことのあった方に、少しお話をする機会がありました。
私は塾で、学習知識や意欲にプラスの影響がある事柄については、その過程を認めて差し上げるようにしております。
山城室長「最近、塾に遅刻しちゃうこと、なくなったよね!なんか、きっかけあったの?」
K君「前、遅刻しちゃった時に『塾の時間を気にすることなく、友達と帰り道に長々おしゃべりをしてしまったことが原因での遅刻は、次からは控えてほしい。他の生徒も見てるから』って言われたから、やばいなって思ったんですよ」
山城室長「自分でそれに気付けることは、なかなか言われてすぐ出来る事じゃないと思うから、すごくいい気付きなんじゃない?」
頭ごなしに注意をしてしまわぬようにしたり、『なぜ生徒に学習態度を改善してほしいのか』の理由とそうした声掛けが必要になった経緯を説明することで、生徒の方々もそれを理解して下さることがあるんだな、と気付かされた出来事でした。
『全員一律で守ってもらわないと、教室全体の規律を守れないから』という理由で、ルールを守る意味を生徒に伝えること省いてしまい、頭ごなしに注意してしまうことで、逆に生徒に「ルールを守ってやるもんか」という気持ちを持たせてしまうこともあるかもしれません。
今回は丁寧に説明することで「先生が注意をする基準がどこなのか分からなかったけど『ここを違反したら、他の生徒のみんなが嫌な思いをしないように、注意しなきゃいけなくなっちゃうんだよ山城先生も』と言われ、注意するか/しないかの基準が腑に落ち、むしろそこを守って山城先生に協力しようと思うようになった」というお言葉をK君から聞かせてもらえました。
私自身、学生時代は「大人は何もわかってくれない」と感じていた部分もあったので、そうした感覚を見失ってしまわぬよう、こと説明責任の部分については、臨機応変に説明内容を工夫しながら、生徒の方々も”社会と関わる一人の人”として接する必要があるな、と私の方が勉強をさせて頂く機会となりました。
進光ゼミナール竹林教室
栃木県宇都宮市竹林町620-1
Tel&Fax 028-612-7308
成績向上の必要条件
こんにちは。
進光ゼミナール竹林教室 室長の山城です。
私は最近、5月に塾内で行われる、小学生 向けオンライン保護者会のプレゼン資料作りに追われる毎日を過ごしています。
私が担当するのは、小学生 向けの回のワンコーナーだけです。
内容は、通塾をしてくれている方々にしかお見せできないのですが、「保護者の方々に、わざわざ保護者会 参加の お時間を割いて頂き、『参加価値があった』と感じてもらえるものを届ける為には、どうしてもこの内容を私の口からお伝えしたい。通ってくれている塾生と保護者の方々のご期待を裏切らないものにしたい」という想いで、進光ゼミナールのえらい人たちとも戦いながら、私が心の底から「本来なら 小学生だけでなく、どの学年の方々にも、私の教室に通ってくれている塾生の方々にお伝えしたい!」と思える内容に仕上げていっています。
すでに通ってくれている塾生や保護者の方々におかれましては、ご案内をもう少々だけお待ち下さいね。
前回のブログでも告知させて頂いていた「 ③新年度を迎え、去年度の塾 学習の内容と成績推移 傾向を分析し、より点数実績 や 生徒の方々の学習意欲に効果が出やすい 取り組み内容の吟味・新規導入 」について、ぜひ書かせて頂きたかったので、記事を更新しました。
③については、毎日の授業で少なくとも10分間は、自力で覚える習慣を持続させることが難しい『英単語』か、テストの序盤問題の点数を取りこぼさない為に必須の『基礎計算の瞬発的解答力』のいずれかをトレーニングする制度を本格導入しました。
生徒の方々から「去年までは全体的にさらーっと取り組んで、結局何覚えたんだかハッキリしないこともあったけど、ここだけなら分かるようになってきた!」というお声を 少しずつ頂けるようになって来ています。
それ以外にも「塾の授業 数を増やさなくても、この科目は週2日バラバラに受講するよりも、1日に2コマまとめて受講頂くだけで、定着力 向上に繋がりますよ!」という生徒の方がいれば、授業計画 見直しのご相談に乗らせて頂いたり、
・普段の塾宿題の取り組み
・家庭学習の平均時間と取り組み内容
を伺いながら、総学習が不足されている生徒の方々に追加受講や自習で塾にお越し頂く必要のある科目・時間をご提案にあがらせて頂いていました。
もちろん進光ゼミナールは追加受講も当然、保護者の方々や生徒の皆さんにご希望がおありの場合だけ 追加をさせて頂く形ですので、ご安心下さい。
特に『塾の宿題』や『ご家庭学習』の取り組みは、様々な学習データから見ても、成績向上の必要条件であることは間違いないと言われています。
「宿題や家庭学習をやれば、必ず成績が上がる!」とは言い切れませんが、少なくとも「宿題と家庭学習は全くやってないけど、1回50分間の塾授業だけで、長い目で見て、安定した成績向上があった!」という生徒の方を私は1人も見たことがありません。
通塾して下さっている塾生の方々におかれましては、進光ゼミナールの方でも宿題実施や家庭学習を促して参りますので、お取り組みの習慣をぜひご家庭でもお声掛けを頂けますと、点数結果への結果反映が近付くと考えております。
同じ理論で、『(従来はなかった) 高校生への宿題 出題制』を採用し、高校の授業内容だけでなく、受験する大学に合わせた大学入試問題 対策となる問題の解説と 宿題での定着度サポートをスタートしました。
これらの抜本的な 授業改善を常に行い、より結果のご体感 頂きやすい授業展開を今後もして参ります。