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イベントを通してのコミュニケーションを

西川田教室の新井です。大学入学共通テストまで、残り98日(本日を含めての日数)となりました。高校3年生が大学受験に向けて猛勉強の真っ最中である今日この頃、中学3年生にも少しずつ受験の意識が強まっているように感じます。

私が意識の強まりを感じる1つの理由は、今週から進光ゼミナール全体で始まった中学3年生向けの長期イベント「理社マラソン」の効果だと考えています。
理社マラソンとは、「授業が終わってから、理科・社会のプリントを渡し、そのプリントの内容をしっかり覚えないと帰れない」という流れを授業後、毎回行うイベントのことです。
このイベントを通して、生徒がプリント内で間違った箇所をしっかり覚えなおせているかどうか、我々講師陣が生徒に口頭で間違った問題を出題し、理解を深めることで、知識が大きな土台となる理科・社会の得点の幅を広げる手助けをすることができます。

また、学習においてだけでなく、コミュニケーションの面でもこのイベントで深めるチャンスがあると私は考えています。
なかなか合格がもらえず、帰れない生徒に対して「理科・社会の1つの用語がどれだけ大切か分かるでしょ?あと少しだから頑張れよ。」と声をかけたり
「前回よりも帰る時間早くなったね。頑張って予習してきたでしょ。」などと話ができたりと、中学3年生と話す機会が増え、最近ではよりいっしょに受験に向けて準備をしているように感じます。

今後、受験に向かっていく中で、生徒の想像を超えるほどに辛いことが待っているかもしれません。
その中でも私は、学習面のサポートはもちろんのこと、生徒の精神的な支えにもなりたいと考えています。
そのため、私は生徒全員を「塾で1日1回は笑顔にして帰そう」を目標に、塾は大変なこともあるけど「楽しいな」と思ってもらえるように
これからも学習面並びに生活面,精神面のサポートも欠かさず行っていきたいと考えています。

個別指導ならではの授業展開を

西川田教室の新井です。西川田教室付近の中学校では、1学期の期末試験を終え、成績表が確認できるようになりました。生徒たちの成績を確認していく中で、私は様々な声を聴きました。

夏期講習では、連立方程式の計算をよくミスしてしまっていた生徒が、期末試験の連立方程式の計算問題を満点取ったこと。他には苦手だった社会の点数が上がったのだと教室に入ってすぐに話してくれたことなど、私が自分のことのように喜べる話がたくさんありました。
しかし一方では、自分が思ったよりも伸びなかったことや、ケアレスミスで10点ほど落としてしまったことを悔やんでいる声もありました。特に英語で思ったように得点を伸ばすこtができなかった生徒が多かったように思えました。

学習指導要領は約10年に1度のペースで改訂されてきましたが、英語は難化傾向にあり、学校の授業のペースが速く、例年よりも定期テストが難しくなっています。
英語とは「積み重ねの科目」であると言われているように、しっかりとした土台の上に知識を乗せていくことで、初めて内容理解に繋がります。その大切な土台がしっかりしていないと、学校で教わる内容が土台から崩れ落ちてしまうことになります。

しかし、学校では年間指導計画もあり教科書を戻ったり、内容が分からない生徒のためだけの授業展開を行ったりすることは考慮されておりません。

だからこそ、私は、学校ではできないその子に合わせた授業展開を意識して行っています。
まずは新出単語を抑えることに重きを置く生徒もいれば、文法表現の形を意識して問題を解くことを重視する生徒もいます。
そして少しでも「分かった」や「楽しかった」の気持ちになってもらい、一歩ずつその子に合わせた歩幅で進んでもらいたい。その想いも持って、これからも生徒と接していこうと考えています。
学校が大変な時期だからこそ、私たちがより一層がんばっていきたいと思います。

褒めること・叱ることの意識

西川田教室の新井です。9月2日㈭から、時間割が通常授業に戻りました。夏期講習に1コマ75分の授業に取り組んでいた生徒たちにとって、通常授業の50分はかなり短く感じられるようでした。
先日授業を担当した生徒が「えっ、もう授業終わりですか?」と驚いていました。
その生徒に私が「そう思えるくらい、集中して勉強に取り組む力が夏に鍛えられたってことだよ。」と返すと、生徒は少し嬉しそうにしているように見えました。

このように生徒ができていること・できるようになったことに目を向け、しっかりと言葉をかけるようになったのは、「承認する」ことが生徒の自己肯定感を高めることができると学んでからのことです。
以前私が、高等学校で教壇に立っていたときは、生徒のダメなところ・叱るべきところにばかり目が行っていました。生徒を褒めたことよりも、叱ったことの方が圧倒的に多かったと思います。

ですが、ある調査では「叱られる経験が多いが、褒められる経験が少ない子どもは『へこたれない力』と『自己肯定感』の二つの力が低い。褒められることと叱られることの経験を多くしてこそ、この二つの力が高くなる」というものがあるそうです。
つまり、褒めるか叱るかのどちらか一方だけでしかコミュニケーションが取れていないと、生徒たちが困難な場面に立ち向かったときに、自分に自信をもって前に進むことが難しくなってしまうのです。

このことを当塾での講師生活を通して学んだ私は、まず生徒たちのできているところに目を向けて、声をかけるようにしました。
その行いの繰り返しが、生徒との信頼関係を築き、生徒を褒めるとき、時に叱るときにより効果が発揮されると考えています。
これからも私は、褒める経験と叱る経験を多く行い続け、生徒のへこたれない力と自己肯定感を高めていきたいと思います。
そして、生徒が塾を旅立った後、しっかりと学校や社会の中で強く生きていける人間になってほしい。そう心から思っています。

 

 

遅すぎると思えた時から

西川田教室の新井です。8月31日で、夏期講習が終了します。始まってみると、長いようであっという間に日々が過ぎていきました。
それは私だけでなく、生徒たちも同じ感覚だったようで、今週私に「夏休みがもう終わっちゃうんですよ。やばくないですか?」と話してくれた生徒がいました。
その生徒とは夏休みが始まって最初の夏期講習の授業で

生徒「夏休みが約1か月もあるって最高ですよね。」
私「その気持ちすごく分かるよ。でもね、たぶんあっという間だぞ?」
生徒「えっ、マジですか?」
私「うん。だから、夏休みの勉強は今日から!全力で!頑張ろうね。」
生徒「はーい。」
と話していた生徒だったのです。その生徒は8月29日(日)に下野模擬試験を始めて受ける中学3年生でした。

授業の中で、下野模試の過去問に触れ、内容が難しく感じた生徒は
「もっと前から勉強を頑張っていればな」と、勉強するスタートを切るのが遅すぎたことに後悔している様子でした。
しかし、誰にだって勉強や行動を移すのに遅れて後悔することは多くあると思います。
私も「行動するには遅すぎたな」と反省することが何度もあります。
ですが、「遅すぎたな」とだけ反省していても、何も前には進めません。

私は「遅すぎると思ったその瞬間が、これからの人生の中で最も早い」と考え、行動に移すようにしています。
そのため、生徒たちが勉強を取り組むのに遅すぎたと反省していたとしても、そこからすぐにスタートを切れるように、これからも生徒への声掛けや接点をもつことを徹底していこうと思います。

夏期講習後半戦!

西川田教室の新井です。8月16日(月),17日(火)に中学3年生を対象とした日帰り合宿「満点サバイバル」を実施しました。朝9時半から始まり、最長12時間学習する大変な行事でしたが、無事に終えることができ嬉しく思います。
約12時間に渡る学習は、辛いこともあったと思います。テストで必死に満点を目指したが、惜しくも再テストになってしまった生徒もいました。
しかしもう一度、またもう一度と机に向かい、根気強くテストに取り組み、合格だったときの生徒の表情は、みんな笑顔で溢れていました。

「勝負の夏」と呼ばれるこの時期に、1日で約12時間も勉強を頑張れたということは、これからの受験勉強を乗り越えていくための大きな自信になるのではないかと思います。
この2日間の努力が実を結ぶよう、これからも今まで以上に、熱く指導していきたいと考えています。

そして夏期講習は、これから後半戦に突入します。私は学年に応じて、以下のように対応していきたいと考えています。
中学3年生は8月29日にある下野模擬試験のために、苦手な分野を見直し、少しでも多くの問題に取り組めるよう支援していきます。
中学1,2年生は8月末または9月初旬に控える期末テストに向けて、テスト範囲の問題の復習に取り組んでいきます。
小学生は夏休み明けの学校の学習内容についていけるようになるだけではなく、家庭での学習時間もふやせるように、宿題を通して内容の復習と家庭学習の時間を増やす働きかけを行っていきたいと思います。
高校生には、自分自身で夏休み後半の目標を定めて勉強に取り組んでもらい、困っている時に、しっかりと手助けを行える状態を整えていきます。

残り半月となった夏期講習。これからも生徒個々に合った指導や声掛けをし、生徒のみんなが夏休み明けの授業やテストにしっかりと応えていけるようにしていければと思います。

私の注意の仕方

西川田教室の新井です。授業中も休み時間も、生徒同士または生徒と講師の間に笑い声や指導する声が絶えず聞こえる賑やかな教室の日々は、暑い夏に負けないほどの活気と熱意があります。8月も猛暑が続くと思われますので、教室の熱気に負けないように水分補給を忘れず、勉学に取り組んでもらえればと思います。

生徒自身も教室全体も活気があるのは良いことです。しかし賑やかすぎてしまったり、学習から大きく脱線してしまったりすると、塾としての本来の役割を果たすことができません。そんな時に私は修正すべく注意をしますが、その注意の仕方で心がけていることが1つあります。

それは、「私の気持ちをそのまま伝える」ことです。

例えば、生徒が何かいけない行動を取ったとき
「あなたがそのようなことをするのはだめなことだからやめなさい」と言ってしまうと
間違った行動がその子だけの問題になってしまいます。そうではなく
「あなたがそのようなことをすると、私や周りのみんなが困るからやめてほしいな」と伝えることで
間違った行動がその子だけでなく、周りの人たちを含めた問題になっているのだと捉えてもらうことができます。

この手法は教育心理学でも、指導の際に扱うべきものとして挙げられる内容の一つです。
その子自身のために行動を改めるよう促すよりも、その子と仲の良い相手や周りの人たちのために行動を改めるよう促す方が、改善するよう動くことが多いという実験結果が出ています。

ですから、私は注意を促す際に、自分がその行動を取られてどう思っているか、周りにどんな影響を与えているか伝えるようにしています。
そのためにも生徒をしっかりと見て、その生徒に合った声掛けを徹底したいと思っています。

宿題との向き合い方

西川田教室の新井です。夏期講習が始まり、あっという間に1週間が経過しました。
夏期講習の授業を朝9時30分から夕方まで続けて受ける生徒もいれば、真夏日の中、部活に励み、その足で塾に通う生徒もいます。生徒たちの話を聞くと、皆さんとても充実した夏休みを送っているように思えます。
そんな夏休みの学習において、私は受験生だけでなく、生徒たち全員が「今年は今までよりも勉強を頑張れた夏だったな」と振り返れるよう、全力で支えていきたいと考えています。

支えるための行動の1つとして、私は「宿題」に力を入れていきたいと思います。
夏休みは学校の授業がない分、どうしても1日の勉強時間は夏休み前よりも少なくなってしまう生徒が多いです。したがって、塾の学習はもちろん、家庭学習の時間も大切なものになります。
ただ小学生や中学生に「自分の苦手な科目や単元を自主学習するように」と伝えても、いきなり実行するのは難しいものです。
そのため私たち講師が、授業の中で生徒たちの苦手な問題を抽出し、授業の中で解き方を伝え、類題を「宿題」として課します。その宿題を自宅で解き方を思い出しながら、取り組むことで学習の定着率が向上します。

しかし私たちが宿題を出しても、生徒が取り組まないと、その内容の定着が遅くなります。早速ですが、「夏休みに入ったら、部活で忙しくて、宿題できなかっよ。」と言った生徒がいました。
私はその時「だめだね。」と𠮟りつけることはしません。できなかったことは1日の生活を見直したり、宿題の意味を伝えたり、また宿題に対してその生徒とのルールを決めたりすることで改善されると考えているからです。

苦手な問題のため、全然取り組めなかった場合でも、「でも問3までは頑張った跡がノートにあるね。いいじゃんか!」と生徒の取り組みを認めていきます。
私は「やる気があるから、勉強ができるようになる」ではなく、「勉強ができるようになるから、やる気がでる」と考えています。
その「できる」の経験を積むためにも、宿題に力を入れ、授業で難しいと感じた内容を「できるんだ」と思ってもらうことで、勉強への向き合い方が変わるきっかけになればと思っています。

振り返れるノートへ

西川田教室の新井です。私が西川田教室に配属となり、1か月半が経過しました。
この期間で生徒の学習状況を把握することができるようになったからこそ、私は生徒一人ひとりに合った助言を行っております。
それは英単語の覚え方や国語の文章読解、数学の応用問題の答え方などの教科についてだけでなく、ノートの取り方についても話し合うことがあります。

ノートについて生徒と話し合うとき、私は必ず1つの質問をします。
それは「学校や塾のノートを復習で見ることがあるか?」というものです。
それに対し「見たことがない」との答えがほとんどでした。

これは非常にもったいないことです!!

もちろん、学習内容を定着するために演習量を重ねる。それに使うのも、ノートの一つの役目だと思います。
ですが学校の授業は、先生が教科書の内容を分かりやすくまとめて板書してくださります。
塾の授業は教室のみんなではなく、自分が分からない内容をまとめることができます。
そのノートは、きっと自分が成長できるためのきっかけとなってくれるはずです。

そのため、私は生徒に
・復習ではノートを振り返る時間もつくること
・振り返れるノートづくりを意識すること
を助言しています。

具体的には英単語ではノートの下5行を空け、調べないと分からなかった、また間違って覚えてしまっていた単語を書きまとめたり
数学の計算では、間違えてしまった問題の隣に正しい答えを書き、自分がどの計算過程で間違ってしまったのか見て分かるように書きまとめたりするように伝えています。

振り返れるノートとは、自分の定着していない箇所が一目で分かるものほど良いと思います。7月22日㈭より始まる、夏期講習では総復習を行いますので
ぜひとも、夏期講習の1回1回の授業が自分の糧となれるよう、振り返れるノートをつくっていきましょう。

「ありがとう」を伝える

西川田教室の新井です。最近は、気温が30°を超えるような暑い日もあれば、突然の雷雨・豪雨にみまわれ、学校帰りにずぶぬれになる日もあり、気候の変化に体が追いつかず体調を崩しやすい時期です。
また東京都では緊急事態宣言が再度出されるなど、コロナウイルス感染症はいまだ猛威をふるっているので、皆様も体調管理に気をつけ、ご自愛ください。
もちろん、お休みになってしまった授業は振替を致します。そのためご無理なさらず、元気な状態で授業にお越しいただければと思っております。

そしてこの梅雨の時期が過ぎれば、いよいよ夏が始まります。
進光ゼミナールでは、7月の22日㈭から夏期講習がスタートします。夏期講習ではこれまでの学習内容を総復習し、一人ひとりの学びをアップデートしていきたいと思います。
特に、中学生は8月下旬~9月上旬に学校の定期テストや下野模擬テストがあるので、この夏休みの間に苦手を克服し、自己ベストを目指しましょう。

また夏休みは、塾での学び方に変化があるように、自宅での生活にも変化があるかと思います。
そこで、小学生の保護者の皆様にはお子様に家事の手伝いをいっぱいさせていただければと思います。
「学校がある日は忙しいから遠慮してたんだけど・・・」などのようにお願いし、家事を分担してもらい
そして「ありがとう!」と感謝の言葉を伝えてあげてください。

子どもにとって、他人から感謝される経験を多く受けるということは、今後のエネルギーになります。

誰かに期待されている、誰かの役に立っていると実感できれば、支え合うことの大切さを学ぶことができるのではないかと思います。
夏休みの時間をその貴重な経験を得るチャンスになれば、今までとは違った夏休みになるのではないでしょうか。

情熱をもって接する

西川田教室の新井です。先日は7月7日、七夕でしたので西川田教室では、生徒たちに短冊を渡し、願いごとを書いてもらいました。
「志望校合格」、「数学でいい点がとれますように」、
「期末テストで450点以上とれますように」などの勉強への願いもあれば
「健康第一」、「コロナにかかりませんように」のような身体の安全を願うものもあり、
さらには「課金ができますように」、「早くPS5で遊べますように」などの遊びに関する願いもありました。
様々な願いを見て、私は短冊を飾りながら、とても楽しい気持ちになりました。
今現在、生徒の興味関心がどの方角へ向いているのか知ることができたからです。

私は、このチャンスを逃すまいと生徒たちに短冊の内容について声をかけました。
それも、その生徒の授業を担当している講師の先生も巻き込みながら。
そうすることで、講師の先生もそのことをベースに生徒と接することができますし、生徒も自ら話してくれる機会が増えると考えたからです。
学習塾は、なんと言っても「人が生命線」です。働く講師が情熱をもって生徒に接すれば生徒たちを惹きつけることができます。

そして情熱をもつためには、生徒に歩み寄って生徒から出た話題を受け止め、私と生徒だけでなく、講師の先生たちを含めたみんなで共有していくことが必要です。

そうした行いを繰り返すことで、「勝負の夏」と呼ばれるこれからの大切な時期の学習を講師が一緒に頑張っていくためのパートナーとしてふさわしくなれるのだと、私は考えています。