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「呆れたテスト点だ」という声がけは、果たして生徒にとって、何のプラスになるの?

こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城で御座います。

 

近隣の中学校では、期末テストの結果が返され始め、学校によっては休む間もなく、実力テストが待っている所もあります。

江曽島教室では、先日のテスト前までの間、中学生は全学年、期末テストの対策に特化した対策をおこなって来ました。

対して、実力テストや下野模試は、過去の学年の範囲を含んだ、期末テスト勉強とは、まったく競技性の異なるテストです。

江曽島教室に通ってくれている生徒様の中には、期末テストと実力テストの時期が被る中学校もあり、どちらの勉強を優先したらいいのか、難しかった部分もあったかと思いますが、実力テスト前になると「明日の実力テストは、去年の学習範囲だった、おうぎ形の面積の求め方の公式を覚えてないと解けないから、そこだけ見直しておいてね!」や「コンパスの作図は、必ず1問は出題されるから、練習しておきなね!」とお声がけをしていました。

実力テストの直前まで、期末テストの範囲で最高の点数を取る為の学習に、どの生徒も全力で取り組んでくれていた姿を私も塾内でつぶさに見て来たので「実力テストは、期末テストの試験範囲と大きく異なるから、学習が大変」とおっしゃる生徒 様がいらしても「そっかそっか。勉強しなきゃいけない範囲も とても広いし、大変だよね」と、是非、ご家庭でも労ってあげて下さい。

期末テストでも、実力テストでも高得点を狙うことを望まれる保護者の方もいらっしゃいますが、その両方で高得点を取ることは、『10年、板前として修業をしてきた和食の料理人に対し、「同じ料理なんだから、次の1年で、プロのフレンチ料理人にもなれるでしょ?」と言っているようなもの』です。

例え、どちらかでしか結果が出なかったとしても、特定の科目でしか成果が出なかったとしても、そこに視点をフォーカスさせて、『よこくここまで頑張ったね!』と声を掛けてあげてほしいと思っています。

私共のような血縁関係のない人間からの言葉より、親御さんからご本人達への “承認をしてあげる言葉” は、その何倍も嬉しいものです。

 

 

 

そうした中で、江曽島教室に入塾してから、人一倍、自習に励む生徒様が、江曽島教室にもいました。

「部活を引退するまでは、勉強が嫌いで仕方なかったけど、勉強が少しずつ分かるようになって来たから、楽しい」と、日に日に自習に来る時間と回数が増えていき、とても良い表情で「ねぇ先生先生?ここはどうやってやるの?」と、まだ取り組んだこともない単元の解き方について、自主的に質問をしてくれるまでに、学習に積極的になってくれていた子でした。

期末テストが終了した当日 や 良い点数を取ることが出来た科目のテスト返却がされた日も、わざわざ自習に来て「思ってたより、結構できたと思うよ!今日も自習していくわ!」と、にこやかに受け答えしてくれていました。

しかし、点数の芳しくなかったテスト返却があった日、いつになく浮かない表情で塾に足を運んでくれました。

「どうしたの今日!全然元気ないじゃん!」と声を掛けると「めっちゃダメだった…」とテスト前の “学習に対して前のめりな表情” は一切、彼の顔からは消え去っていました。

その後、いつも通り自習をして、その日は帰っていきましたが、学習中も上の空で、勉強内容がほとんど頭に入っていない様子でした。

「テスト結果を受けて、学校の先生やお父さんやお母さんには、なんて言われたの?」と聞くと「『呆れた。今まで何をやってたの』って言われたんだよね…」と、か細い声で話してくれました。

ここで私は、「彼の学習への勢いは、ここで一度、止まってしまうな」と感じ、とてもつらい気持ちになりました。

彼ら生徒は、こうした思いをテストが来る度に、4回ほど経験することになりますし、それが心身のストレスとなり、その日、学習に向くエネルギーが少なくなってしまうことを 私は、とても残念に感じます。

大人に見せづらいテストの点数をとった日、家に帰るまでの間、彼らに新たな知識を入れることに使われる脳の容量は、ほとんどありません。

なぜなら「この点数を見せたら、お父さんに何て言われるかな。お母さんに何て言われるかな。塾の先生に何て言われるかな。『何でこんな点数を取ったんだ』と言われたら、何て返せば、怒られずに済むんだろう」を考えることに、脳の全神経を集中させるからです。

それは、ひとつでも多くの知識を1日でも多く入れなくてはならない生徒にとって、何より無駄な思考と言えるでしょう。

その度に、例えば「呆れた」、「一体、何を勉強してたの?」と、人格や今までの自分の勉強を否定されるような言葉を投げかけられるかも知れませんし、それに対して身構える機会が、

①お母さんに、芳しくないテストの点数を見せる時。

②お父さんに、芳しくないテストの点数を見せる時。

③学校の先生から、芳しくない点数のテストを返却される時。

④塾の先生に、芳しくないテストの点数を見せる時。

の約4回ほどあります。

子どもたちは、その4回が訪れる度に毎回、怒られない為の言い訳を必死に考えます。

ただ、その言い訳を考えさせることが、私たち大人が、子供たちの成長の為にすべきことでしょうか?

また、子供達が、テストで芳しくない点数を取った際、そうした思考に至ってしまう原因は、それまでの間に「こういう良くない点数をとってしまった時は、怒られてしまう」という恐怖心が植え付けられているためである場合もあります。

そうではなく、私たちに必要なことは「次、同じような点数を取らない為には、何をするのが良いと思う?」と伝えて、その行動を脅迫的に決めさせるのではなく、自発的な動機から決めてもらい、それを継続する為に、1, 2ヶ月後になってサボりたくなる気持ちを自制する心持ちを自分の力でキープできる手助けをしてあげることではないでしょうか?

「呆れた」、「今まで、何を勉強していたの?」と声を掛けるのは、私たち大人が、感情の赴くままに、個人的な感想を自分勝手に吐露したいと考えてしまって、出て来てしまうものではないでしょうか?

そうした声がけをしたとして、私たちは、彼らに一体、何と返してほしいんでしょう?

その声がけをすることで、生徒が「もっと勉強を頑張ってみたいな」と思うでしょうか?一体、どんな効果を見込んで、その言葉をぶつけているでしょうか?

これは、「まだ帰りたくない」とだだをこねる幼児に「もう、知らない!」と突き放す言い方をすることと同じで、ご両親からお子様への突き放す言葉は、大きなトラウマを植え付けてしまう場合もあり、その出来事に紐づけられてる “勉強” というワードからも遠ざかりたくなる子供の気持ちを助長してしまう可能性があるそうです。

 

また、同じようなご相談で「なかなか勉強時間を確保しようとしない」、「全然、自習に行かなくて、困っている」というお言葉も頂きます。

それに対する対処法として「何で、もっと長い時間、勉強をしないんだ!」、「自習に行け!」と怒鳴ってしまうケースがあるそうです。

これは、全くもって逆効果です。

“北風と太陽” のお話と同じで、私たちの「無理矢理、勉強時間を引き延ばさせること、自習室に行かせることを強要する」という行動には、子供達も自分で行いたい行動選択の幅を奪われてることから反発しますし、その逆の「『興味を惹かれるから学習をしてみたいな、しなきゃな』と、自分から思いたくなる時って、どんな時だろう?どういう影響を外部から受けたら、自分から『してみようかな』と思うだろう?」を考え、相手がその行動選択をしたくなる状況・心境を作り出すことが「お母さん、俺、自習いってくるわ」と言わせる為に必要なことと言えます。

自分なりに、一生懸命仕事をしているつもりなのに「お前の仕事ぶりには、呆れたよ。今まで、何をやってきたの?」と言われたら、私たちはどう感じるでしょう。

そうしたお言葉を選ばれる親御さんに限って、お子様が今回のテスト勉強で、どんな文法やどんな計算が出来るようになり、その手法を使ってどの問題でマルをもらうことが出来ていて、逆に何を失敗したことによって減点があったかを把握しておらず、「自分の思い描いていた理想点に、達しなかったから、努力してない。前回より下がったから、ちゃんと勉強していない」となさる方が、多くいらっしゃいます。

その原因は、勉強をちゃんとしていなかったのではなく、テストのペース配分を間違ったせいかも知れませんし、テスト本番のプレッシャーに押しつぶされ、計算方法をド忘れしてしまったせいかも知れません。

私は、そうした現場状況の原因は、本人に聞かないと分からないと考えており「何でこんなことになったんだ!」と相手が本当の問題点を言いづらい語気で迫るのではなく、なるべく「実は、こんなことがテスト本番にあってさ…」と本心を話しやすい聞き方で、テストの振り返りの面談をおこなっています。

そうすることで「そっかそっか、その部分は出来ていたんだけど、ここで誤ったやり方をしてしまって、ここの失点につながっていたんだね」と、その子の失点原因の本質を見つけ出し、対策をすることができるようにしています。

 

また、『学習の成果が出始めるのは、3ヶ月 ~ 半年後』と言われます。

そのメカニズムとして、学習の成長曲線というものが存在しており、親御さんやご本人の中の理想と、学習成果が表面化する成長過程に、以下のようなギャップがあると言われています。

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「ちょっと頑張ってみるんだけど…すぐ成果も出ないし、諦めてしまい、やっぱりそのまま結果が出ない」という子は、赤い線がほんの少し上がり始めたところで、成果が出ないからという理由で諦めてしまうため、また赤い線がゼロの位置まで戻ってしまうからだそうです。

中学1、2年生の間、学習をする習慣から離れ、2年近いブランクがあったにもかかわらず、夏期講習や数か月そこらで、それを取り戻した上で、更に今3年生で学んでいる学習範囲も解けるレベルまで持っていくことは、到底できません。

最初の大きな伸びが来るまで、3ヶ月~半年間、大きな変化がなくても積み重ねを続けることでしか、伸び始める時期には辿り着けません。

また、そこにたどり着くまでの勉強時間を支え、それを倍々ゲームで伸ばしていく方法は、恐怖政治や怒声で長時間勉強を強要することではありません。

「今回のテスト、数学と社会は、めっちゃ伸びたじゃん!満点サバイバルも自習も欠かさず来て、計算の仕方を学んで来たおかげじゃないかな?英語は少し残念だったけど、動詞の過去分詞形は、最初は書けなかったのに、語句問題で、4問も合ってるじゃん!元々、一般動詞とbe動詞の違いすら分からない状態で、夏期講習を始めたんだから、今のままいけば、語順入替え問題なんかは11月頃には、自然に入れ替えられるようになるんじゃないかな?!!だから、今日も自習ちゃんと頑張ってこーな!」と、彼らの学びへのモチベーションの熱を冷まさないことです。

そこで「うん!俺、頑張ってみるよ」と自分から言わせることが出来れば、それは首根っこをつかんで2時間、嫌々ながら勉強させるよりも、遥かに容易に4時間半、気付いたら能動的に勉強をしてくれていた、という状況を作れますし、それが間違いなく、本人の意志が途切れない限り、継続していくと私は確信しています。

『やる気』だけは、育てられない。やる気は、灯すもの。

 

 

こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

江曽島教室に通う生徒の皆様の期末テストもようやく終わり、少しずつテスト結果も返され始めました。

 

 

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塾では早速、期末テストの解き直しや前回の下野模試の作文添削とその振り返りを行っています。

また、今回の定期テストは江曽島教室 開校以来、初めての試験でもあり、講師陣もより一層強い気構えを持って準備と授業に取り組んでいた為、

「▲▲さんは、あそこの計算方法だけミスをしないよう、テストギリギリまでフォローさせてもらえれば、序盤の計算まではノーミスで乗り越えられるはずでもんね」

「●●くんは、塾での毎日の小テストで、少しずつ点数が上がって来ていたので、化学反応式だけ本番で書けてくれていれば、良いんですけどね~!」

終業後の雑談にも、全ての生徒の名前を挙げながら、学習サポート状況を話し合うテスト期間でした。

テスト前には『期末テスト作戦会議』と称し、全ての生徒様と一対一で面談を行ない、生徒様と二人で話し合いながら、最後はご自身の言葉で「この点数を目標にする!」と5科目のテスト目標点を決めてもらっています。

私も一人一人の各科目ごとに対する手書きコメントと一緒に決めた目標点を 生徒様が、毎授業で目に触れる所に貼り付け、塾に来る度に目標点数を思い出す機会を作ってもらえるよう、取り組んでいました。

夏休み中も含め、誰よりも自習をしに塾に来てくれていたS君は、特に意欲的に取り組んでいた数学のテストが返って来ると「先生、マジで驚くと思うよ(笑)」と、点数の急上昇した答案用紙を見せに来てくれました。

元々、数学が大嫌いで、自分の所属学年の2学年下の学習範囲も苦手としていたU君は、10時間近く集中的に勉強をする学習プログラム “満点サバイバル” を経験してから、自信と実力をつけてくれた上に「なんか俺、最近、英語も数学も理解できるから、楽しいんだよね~。それまでは理解できなかったから、つまんなかったんだけどさ」と塾やご家庭でも話してくれているようで、本当に嬉しく思っています。

彼も、前回の中間テストよりも今回の期末テスト点の上がった科目を報告しに来てくれましたし、入塾当初は50分間、勉強に集中することも苦労していましたが、期末テスト点を報告してくれた日、「テスト期間の終了直後くらいは、遊びたくなっちゃうかな?」と思っていたところ、報告後に1人で3時間も自習に取り組んでいってくれました。

 

勉強の内容 や 学習の中にある楽しさを伝えること、頑張って達成する感覚 を得られるような機会を与えることに、私は全力を尽くす所存で、教室運営に取り組んでいます。

その時の講師のエピソードや教え方が、生徒の皆さんにビビッと来る時もあれば、その子にとっては響かない場合もあります。

「そのうち、何かひとつでも引っ掛かってくれれば!」と思って、出来るだけ多くの機会提供を私達は心掛けます。

ただ、詰まるところ、『やる気』だけは、当の本人でない 私たちのような 外部の人間が、育てられるものではありません。

本当に、最後の最後は、本人でないと、そこに火を灯すことはできない部分があります。

彼らの行動や「最近、内容が理解できるから、数学や英語が楽しい」という発言の変容は、最終的には、本当に彼ら自身でつかみ取ってくれた感覚であり、私たちはそこに火が灯るよう、そこに薪をくべる何十回、何百回として差し上げることが、何より重要な責務です。

 

また、こうしたバイタリティーには必ず波があり、逆に今、そこで苦しむタームに突入している生徒さんもいらっしゃいます。

私は、特にそうしたタイミングにこそ、室長デスクに呼んで、学習やそうでないお話を生徒さんから伺わせて頂いたり、その子が求めている言葉やその子に必要な言葉を熟考し、お伝えすることに時間と労力を割きます。

そこでまた「あ、今、この子は、やる気や心の灯に、火が灯ったな」と感じる場面に出会うこともあります。

登り調子か、悩みの時期かは、本当は関係ありません。

江曽島教室では、自分がそれらのどのタイミングに置かれていても、生徒自身によって火を灯すことが出来る機会に出会う確率を上げさせて頂く作業をどこよりも熱心に取り組ませて頂いている自信と覚悟を持っています。

入塾してからの学習への変化【9, 10月 秋季休塾のお知らせ】

 

こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

先日、江曽島教室で開校以来、初めてとなる下野模試が開催されました。

どの生徒もいつもと違った緊張感のある雰囲気の中で、夏期講習での成果を出し切るかのように、必死に問題に向き合ってくれていたように見えました。

江曽島教室では、夏期講習に生徒1人1人とマンツーマンで面談を行い、夏期講習の学習内容の習熟度 進捗チェック や 期末テストの目標点数などを一緒に確認して来ました。

9月に入ってからは、再度、テスト前最後の面談 と 夏期講習を通して学んだこと や 下野模試を終え、新たに12月へ向けての中期的な目標設定の面談も行っていきます。

面談の中では、堅苦しい数字のお話だけでなく、特に江曽島教室は6月に開校したばかりの教室なので「塾に入ってみて、2ヶ月くらい経ったけど、どう?何か学習に対しての変化は、あった?」等、ざっくばらんなお話も多いです。

生徒の中には「教室のマスコットキャラクターを描いて来たよー!」と面談の際に、持って来てくれる生徒もおり、教室への愛着を形にしてくれているように私には見えて、とても嬉しく思いました。

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そして、あまりのクオリティーの高さに、驚きを隠せない…!(笑)

あと『進光ゼミナール江曽島教室ちゃん』は、ちょっと名前がそのままだし、長過ぎる気が…(笑)

ですが、そこのギャップも含めて、個人的には気に入っています(笑)

 

長かった夏期講習も本日で、最終日となります。

夏期講習明けの9月1日(水)はお休みとなり、それとは別に9, 10月 は、秋季休塾期間が以下の通り御座います。

 

【秋季休塾期間】

9月1, 16~19日

10月9~13日

手元にパズルのピースが足りていない状態で、パズルを完成させることは絶対に出来ない

こんにちは。

進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

2020.5.13貞山運河の橋_

 

先日は、”満点サバイバル” と題しまして、早いと約4ヶ月半後に入学試験が迫った中学3年生対象の 2日間におよぶ日帰り学習合宿を行いました。

今回は、~満点取れるまで帰れま1000問~ と題し、入試問題を解く上で、武器として持っておかなくてはならない基礎知識の定着を徹底的に図るプログラムを行いました。

 

中学3年生の皆さんは、入試で頻出と言われる英語の動詞の過去形・過去分詞形を今、ここで「書いてみて下さい」と言われ、全て書くことが出来るでしょうか?

入学試験本番では、それら英単語を「書ける・読める」を知識のベースとして、そうした英単語の使われた英文の織り交ぜられた英語長文を読んで、質問に答える形式の問題も多く出題されます。

そうした問題を解く上で「長文を目の前にしても、そもそも書いてある単語のひとつひとつの意味が分からない…」となってしまった場合、入学試験では「手元にピースがないのに、パズルを完成させなさい」と言われているようなものとなってしまいます。

そこで、まずは手元にピースを全て揃える為の特訓が、今回の “満点サバイバル” です。

「その後、手元にピースを揃えてから、それを駆使して解かなくてはいけない問題を自力で解く力は、どこで身に付けるの?」と言われると…

それを9月から進光ゼミナールで、別途行われる特訓講座 “入試必勝パーフェクト講座” にて、応用力を身に付けていくことになるので、ご安心くださいね。

 

今回、開催されたのは、そこに必要な基礎知識を固める学習講座でした。

雰囲気もいつもと違い、生徒の皆さんも良い緊張感を持ちながら、学習に臨んでくれていたように見受けられました。

中学校によっては、期末テストまであと2週間強と迫っています。

進光ゼミナールでは、既に期末テスト対策を見据えて、テスト対策学習を今週から始めていますので、そうした時期時期の塾での学習内容などについてもお話をさせて頂くことが可能です。

是非、お気軽にお問い合わせ下さいね。

生徒が やる気 を伝染させる教室【夏期休業期間のお知らせ】

こんにちは。

進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

2020.5.13運河1_

 

夏期講習も佳境に入り、「午前中に、数学の授業を受けて、お昼に休憩を挟んでから、もう1回、今度は英語の授業を受けに来る!」と意気込む生徒もおり、江曽島教室も活気付いてきて来ています。

先日なんかは、授業じゃない時間帯に、中学3年生のSくんが、塾に顔を出してくれたのですが、「珍しいね、どうしたのー?」と伺うと「『塾で、自習して来なさい』って言われてるんだ~」とバツが悪そうに言いながらも、「一緒に自習してこうよー(笑)」と周りの生徒たちに声を掛けて廻ってくれていました。

「結局は1人で勉強する形にはなるが、自分一人で自習をするより、同じ塾生と一緒に、同じ空間で学習に励む方が、モチベーションアップにつながる」というご本人の本音もあるのだろうなと思います。

ただ、理由はどうあれ、様々な塾生に、学習と向き合う機会を生徒たち側から与えてくれることで、教室には良い流れが出て来ているように感じています。

ですので、私も余計な口を挟まず、「お、今日、自習してくの?偉いね~」と知らないふりをして声を掛けてみると、「S君に『一緒に、自習しよう』って誘われちゃって…(笑)それより先生、ここってどうやって解くの?」と嬉しい返事が返ってくることもしばしばです。

進光ゼミナールでは、夏休み明けの1,2週間で行なわれる中学校の期末テスト対策の為に、残りの期間に合わせて、無理ない授業数での新規 夏期講習 受講を受け付けております。

ご興味が御座いましたら、是非ご連絡下さいませ。

 

また、進光ゼミナールでは、9月1日までの夏期講習期間中、以下の通り休塾日を頂戴しております。

【夏期講習中の休塾日】

・毎週(水) (日)

・8/11~18(8/16, 17 は、お申込を頂いた中3塾生のみ、西川田教室にて『満点サバイバル』の実施が御座います。江曽島教室は、8/16, 17 も終日、休塾いたします。)

お問い合わせの際は、ご注意下さいませ。

 

 

透明性のある教室運営を目指す理由

こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

本格的に暑くなって来て、教室から見上げる空も、いかにも夏らしくなって来ました。

 

2020.5.13貞山運河の遺跡_

 

進光ゼミナール江曽島教室でも現在は、ほとんどの生徒様の授業を私が担当させて頂いていることはもちろん、そうでない生徒様のブースも出来るだけ私が廻りながら、生徒の学習状況を確認しながら、コミュニケーションをとっています。

 

また、各先生方からは、必ず全生徒様の学習状況を報告させており、その状況報告と生徒様本人との直接のコミュニケーションを通して、「今、勉強してる所は、どこが難しい~?」など、必要があれば、翌日からのカリキュラムにも調整を入れる等、とにかく一人一人に合わせた学習をご提供することに、全力を尽くしています。

 

そうした 塾 ⇔ 生徒様 とのコミュニケーションの他に、塾 ⇔ 保護者 様のコミュニケーションも、塾としては同じくらい大切だと、私は考えています。

 

塾 と 保護者 様 とのコミュニケーションとして代表的なものは、個別指導塾ではよく見かける、いわゆる “連絡ノート” のようなもの。

 

進光ゼミナールでは、 “学習記録ノート” という名前で運用をさせて頂いていますが、私はこれを 授業内容 や 生徒様とのコミュニケーション の次に、重要視しています。

 

そうした連絡帳をツールとして使う塾にご通塾経験のある方ですと、入塾から時間が経つにつれ、おざなりになっていく感覚を味わったご家庭も、あるのではないでしょうか?

 

「今、通っている塾は、ちゃんとウチの子を見てくれているんだろうか?」と不安になることもありますよね。

 

私が、自分の子供を塾に通わせることになったら、そうした部分が一番気になりますし、そうした部分が不透明だと「大丈夫なのかな?」と感じると思います。

 

進光ゼミナール江曽島教室を選んで下さった保護者の皆様には、そうした思いを出来る限りして頂きたくないと考ています。

 

ですので、塾での学習内容 や 通い始めて、しばらく経つと生じる 塾 ⇔ 生徒様 ⇔ 保護者様 との塾学習に対する考え方のズレ を定期的に埋めるため、そうした連絡帳の手を一切抜かず、何が合ったわけでもない日も保護者様へ最近の塾での生徒様のご様子をお電話でお話ししたり、臨時面談を設けさせて頂いたりしています。

 

今通っていらっしゃる塾に対し、「塾では普段、どんなことをどんな風に学習しているんだろう?ちゃんと見てくれているのかな?」という透明性の部分で、疑問をお持ちの方 や 既に進光ゼミナール江曽島教室にご通塾の保護者様も 是非、実際の授業のご様子をご覧にいらして下さいね。

陽南中学校2年生 専用 夏休み明け英単語テスト対策プリント

こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

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進光ゼミナール江曽島教室では、陽南中学校2年生の夏休み明け英単語テスト対策に、夏期講習 初日から、毎授業時に取り組んでもらっています。

 

実際のテスト問題用紙も先程の写真のような書式で出題されるとのことです。

 

学校で、生徒に配布された英単語プリントは、先程の写真にもあったように、単語の日本語訳の隣の欄に、英単語も書かれていますが、江曽島教室では、そのプリントに加工を施し、実際のテストさながらのプリントをオリジナルで作成して、生徒の皆様にお渡ししています。

 

ただ、実際に出題される英単語を各々に覚えてもらうのではなく、テスト問題用紙の見た目に見慣れておくだけで「あ、こういうプリント、夏休み中に何度も見たことあるから、出来る気がする」という気持ちで、本番に臨むことが出来ます。

 

このように、進光ゼミナール江曽島教室では、ご通塾頂く生徒の皆様の学校・学年の情報を徹底的にリサーチさせて頂き、各科目の学校の先生の特徴に合わせた小テスト対策を実際に行っています。

 

あなたの中学校専用の対策もご来塾頂ければ、しっかり行わせて頂けますので、是非お気軽に、教室まで足をお運び下さいね。

今日も私は「今日は、どんな1日だった?」ばかりを聞く

こんにちは。

進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。

 

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先日からいよいよ、夏期講習が始まり、教室も徐々に賑やかになって来ています。

「授業が無い日も自習に来てもいいんでしょ?!!先生!」と言ってくれる子も多く、「じゃあ一緒に、午前9:30 ~ 21:25まで、頑張るか!」なんて言いながら、生徒さんたちと楽しく学習に励む毎日です。

 

 

 

私は、塾の授業終わりに「さようなら~!」と、生徒に手を振った後、特に何があったわけではない日でも、保護者の方々にお電話を差し上げることがあります。

 

別れ際の生徒さんの笑顔の奥に、僅かばかりの疲れが見えた気がした日、

 

学習する時の姿勢・集中時間・会話の雰囲気に変化を感じた日、

 

私が見る限り、いつもと変わらない様子だった日。

 

教室で感じ取った、ご家庭では見られない “外の社会での生徒さん” の様子をご家庭にお伝えできる点も、個別指導塾がご家庭にご提供できる価値であり、使命だと私は考えています。

 

それを可能な限り、保護者様にお伝えしながら、今日1日の生徒さんについて、自分の中で答え合わせをさせて頂いています。

 

そうすると、私が感じ取った様子の変化の原因を知ることが出来たり、お電話をさせて頂かないと気付くことのできなかったお話を伺うことも出来ます。

 

「そうなんですよ、先生! 部活の大会が近いせいで、本人もちょっとナーバスになっているみたいで…」

 

「塾では、そんなに明るく振舞っていたんですね。実は昨日、お友達と喧嘩しちゃったみたいで、昨晩から気分が落ち込んでるんですよ」

 

子どものことであったとしても、私と生徒さんの関係も 人 対 人のことですし、全てを察知してあげられるわけではありません。

 

だからこそ私は、そうした生徒の変化に敏感になり、何気ない生徒の立ち振る舞いを気に掛けるアンテナを常に張り、その感度を絶えず磨き続けなくてはならないと、常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。

 

毎週同じ曜日・同じ時間に顔を合わせる仕事だからこそ、それをただの日常の風景にしてしまってはならないのです。

 

普段、「今日は、どんなことがあったの?」と質問しても「別に?(笑) 普通。笑」といつものような笑顔で見せてくれているあの子が、もしかしたら今日だけは、教室に来るまで、辛い悩みに顔をこわばらせ、教室の前で笑顔を作ってから入室してくれているかも知れませんし、今日だけは「今日は、どうだった?」と聞いて欲しいけど、素直に伝えられない日かも知れません。

 

だから、私はどんなに生徒にめんどくさがられても「今日は、どんな1日だったの?」といった声掛けを生徒さんの性格に合わせ、掛けさせて頂いています。

 

「先生、いっつもそれ聞くけど、それしか聞くこと無いの~?(笑)」と生徒に笑われてしまうこともありますが、私はその声掛けが、100回に1回だけでも生徒さんの救いになるのであれば、儲けものだと思っています。

 

その生徒さんご自身は、私や保護者の皆様に「こうした声掛けをあの時してもらえて、嬉しかった」と伝える勇気が出ないこともあるかも知れませんが、そういう生徒さんにこそ、「聞いてもらえて、心が少し軽くなったな」と、心の奥で噛み締めてもらえれば、それでいいんです。

 

そうした気持ちを素直に「先生あのねあのね!」と言葉に出来る子と同じ量の会話を そうでない子とも交わすことを、自分の中のルールとして私は自らに課しています。

陽南中学校の皆さん

 

 

こんにちは、進光ゼミナール 江曽島教室 室長の山城です。

 

先日は、陽南中学校の学力テストでした。

 

 

 

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直近で、塾に来る機会のなかった生徒の皆様のことが気がかりで、そうしたご家庭には、激励のご挨拶も兼ねて、学習状況をお伺いするお電話を差し上げていました。

 

今日、教室で生徒の皆様に聞いてみたところ、「テストの最終ページが、難しかった~」という声も上がったりはしていましたが、テスト前日に夏期入塾得点の無料授業をお受け頂いたSさんからは「昨日、取り組んだ式の計算が、今日の実力テストに出題されたよ!」と、ご報告を頂いたりもしています。

 

そういったお声を頂けると、「頑張って、生徒の為に対策に取り組んで、良かったな」と思えます。

 

江曽島教室では、すでに実力テストの問題と解答を回収し始め、テスト問題分析を行っています。

 

塾の授業でも解き直しに取り組む機会もご用意しておりますので、是非お気軽に、ご見学や無料体験学習にいらして下さいね。

進光ゼミナール 江曽島教室

〒321-0102

宇都宮市江曽島町1462番地5

Tel & Fax 028-623-1940

フリーダイヤル 0120-623-194

お問合受付 (月) ~ (金) 14:00 ~ 22:00

http://sinkohseminar.com/inquiry/

現在、開校 間もないので、室長による少人数授業で、しっかりとフォローさせて頂ける環境が整っており、より内容の濃い授業をお受け頂くことが可能で御座います。

 

宇都宮東高等学校附属中学校の入試対策 ~作文編~

こんにちは、進光ゼミナール 江曽島教室 室長の山城です。

ノート

さて今回は、宇都宮東高等学校附属中学校(以下、宇東中)の中学受験の作文へ取り組む上で、どんな鍛え方をすれば、上手な作文が書けるようになるか、について書かせて頂ければと思います。

 

【宇東中受験での作文力を付ける学習法】

①テーマごとの漢字を覚える。

②子ども新聞を書き写す。

③5W1Hを含んだ日記をつける。

 

 

 

①テーマごとの漢字を覚える。

試験本番の作文は、ひとつのテーマに沿って、文章を書きますよね?

“国際問題について”, “職業について” …など、お題が出されて、それについて文章を書く機会が、非常に多いと思います。

例えば、”学校生活について” というテーマについて作文を書くとなった場合、”学校” に関連する頻出漢字を重点的に覚えることで、”学校” にまつわる漢字のミスだけは、最小限に抑えることができます。

“学校” にまつわる頻出漢字で、ミスの多いモノですと、『しょうこうぐち』などがあります。

ひらがなで書かれると、意外と「あれ…?どんな漢字だっけ?」と思ってしまうこの言葉。

皆様は、パッと思い付くでしょうか?

答えは、、、

 

『昇降口』でした。

また、『委員会』なども『委』の字を誤ってしまうことも案外、少なくありません。

闇雲に漢字を覚えるとなると、生徒自身も果てのない暗記をさせられている気分に陥ってしまう等、モチベーションの維持が難しいですが、「 “国際問題について” というテーマで、よく出て来そうな漢字を沢山書いて覚えてみよう!」となれば、短中期的なゴールを見据えながら学習に取り組んだり、親子で「ねぇねぇ!こんな漢字もあるよ!」など、楽しみながら学習に取り組むことも出来るかも知れませんね。

 

 

 

②子ども新聞を書き写す。

私の時代は、”天声人語” を書き写して、整った文章の形を覚えたりしましたが、子ども新聞は、正しい構築力・表現力・漢字を身に付けるには持って来いです。

小説などは、作者の書き方の癖が文章に出ていることも多い為、表現力の応用を学ぶ上では良い部分もありますが、綺麗で情報が整った文章・文体を学ぶには、子ども新聞が一番です。

私も先日、「どんなことを書いても良いし、簡単な感想だけでも構わないから、読書感想文を書いておいで」と生徒に伝えたことがあったのですが、その生徒は、真っ白の原稿用紙をそのまま持って来ました。事情を聞いてみると「どうやって書いたら良いのか、分からない」と言うのです。

私は、とっさに「いや、だって、例えばさ…『私は▲▲という本を読みました。これは、こういうお話です。私が特に印象に残った場面は、登場人物の●●が、こんなことを言ったところです。私は、このように思いました』みたいなことで、全然良いんだよ?」と答えてしまいましたが、生徒からは「ふーん、そういう順番で書いたらいいのか~」と言って、机に向かい始めました。

私達が「普通なら、こういう文章で書くに違いない」と思っている “普通の文章” を子供達は、知らない可能性が十分にあるのです。

その “普通” を丁寧な形でインプットする手法として、子ども新聞の書き写しは、有名なやり方ではありますが、非常に効果的な方法だと言えます。

 

 

 

③5W1Hを含んだ日記をつける。

2,3日に1回、週に1回でも構わないので、日記をつけるようにしましょう。

まずは、習慣化すること、書くこと自体に慣れることが大事です。

その時の条件は、ひとつだけで、「いつ」、「どこで」、「誰が」、「何を」、「なぜ」、「どのようにしたか」を文章に含めることです。

この6つを文章に含めるだけで、作文としても通用する文章に仕上がります。

 

以上が、宇東中の中学受験における作文で、上手な文章を書けるようにする鍛え方のポイントでした。

 

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