こんにちは、西川田教室の岸井です。

コロナ感染症の影響で自粛モード真っ只中ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は先日「ナミヤ雑貨店の奇蹟」という映画のDVDをTSUTAYAでレンタルし観ました。俳優:山田涼介さんが好きで、以前から気になっていた映画だったのですが、想像以上におもしろい映画でした。あらすじ等はこちらで割愛させていただきますが、劇中のセリフで印象的なものがあったので紹介させていただきます。

 

忍び込んだ雑貨店の外側と内側で時空が歪んでいることに気づいた主人公(演:山田涼介さん)が、外側から適当に折った真っ白な紙をポストに入れます。しかし中と外で時代のずれがあるため、内側にいる仲間たちのもとには届かず、数十年前の雑貨店主(演:西田敏行さん)のもとへ届きます。普段悩み相談屋として手紙のやり取りをするその店主が、未来に生きる主人公に充て、届いた返信の一部です。

 

「思うにこれは、あなた自身の心を表しているのではないでしょうか。今のあなたには、自分の道が見えていない。

でも、どうか、絶望しないでください。

どうか、諦めないでください。

あなたの未来はまだ白紙です。白紙だからどんな未来も描けます。すべてがあなた次第なのです。

何もかもが自由で、可能性は無限に広がっています。その人生を悔いなく燃やし尽くされることを心より願っております。」

 

見たことも会ったこともない相手に対し、親身になってこたえるところ、また「適当に折られた紙切れ」にすらお返事をしようとする店主すばらしいなと思いました。そしてまた、よく聞くような内容ですが、「どうか」と強く願う気持ちや、「すべてがあなた次第」という言葉に勇気をもらいました。

年齢、お仕事、環境に関わらず、行く先不透明なこの時期。通っている学校が休校になったり、職場が休業になったりして、時間を持て余してしまう方もいるかと思います。時間があると、普段できないことができるというメリットもありますが、考えなくていいことまで考えてしまい、ネガティブにもなりやすくなります。自粛のストレスから、悪夢ばかり見る人が増えていると先日ある方に聞きました。

GWもその後も、はっきりとした予定が立てられない今、塞ぎ込んでしまいがちですが、こういう時こそ、「生かすも殺すも自分次第」。

自粛が落ち着いたときに、キラキラとフルパフォーマンスで動けるよう、準備の期間と捉え、無駄にしないようにしていきたいなと思います。