こんにちは
若松原教室の阿部です
先日行われた県立高校入試について少し解説しましょう。
国語:出題傾向に変化なく難易度は例年通り
読解問題の説明文において、書き抜きの問題なくなり、脱文挿入が出題されました。日頃から、数多くの読解問題を演習して「要約して書く力」「段落間の関係を理解する力」を身につけられていれば、正答できる問題です。
社会:難易度は例年並みだが、図や資料を読み取る力が必要とされる
一問一答の知識をしっかりと身につけた上で、正確な記述力が要求されました。特に「資料を正しく読み取る力」が試されたので、日頃から書くことをしていなかった生徒には少々ハードルは高かったかもしれません。
用語を覚えるだけではなく、事象・事件の目的や結果も口頭で言えるようにしておくといいでしょう。
数学:前年が易しかったので難易度は例年に戻った
例年通り大問1と2を取りこぼしいないことが大切です。図形の証明においては、過去問を研究してきた生徒にとっては易しかったのではないでしょうか。
得点力を上げるためには、速く正確な計算力を身につけることと問題演習の量がやはり大きなカギとなります。
理科:出題傾向と難易度は例年通り
一問一答の重要語句の暗記がポイントになりました。そして、実験・観察問題においては、実験・観察の内容と結果、操作の目的と意味をしっかり理解しておくことが必要です。
来年受験する生徒は、今から実験・観察の問題を多く解いておくことが大切です。
英語:出題傾向と難易度に変化はなかったが、配点に変更あり
長文読解の配点が多くなったので、長文を速く正確に読む力が要求されました。また、下線部の内容を問う問題も増えたので、「国語力」が必要です。
対策としては、最低でも教科書レベルの単語を覚えることです。そして、教科書以外の長文に慣れておくことがポイントになります。
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