こんばんは。進光ゼミナール西川田教室の岩崎です。

本日は、保護者の皆様にどうしてもお伝えしたい「ある秘密のプロジェクト」についてお話しします。

1. 教室で見せた、見たことのない表情
先日、西川田教室で行った理科実験教室、また理科実験教室には参加できなかった小学生の生徒たちに、
授業の合間の短い時間を使って、ある課題を出しました。 それは、計算問題でも漢字練習でもありません

「お父さんとお母さんに、内緒でクリスマスカードを作ること」

最初は「えー、恥ずかしい!」「何書けばいいかわかんないよ」と照れ笑いしていた子どもたち。
しかし、いざ色ペンを持ち、白紙のカードを前にした瞬間、空気が一変しました。
授業中よりも、ずっと真剣な眼差しで、 お父さんや、お母さんのために、
小さな手で一生懸命に言葉を選び、デコレーションに没頭する姿。
そこにあったのは、「生徒」としての顔ではなく、一人の「息子・娘」として、愛する家族を想う、純粋で優しい顔でした。

2. 彼らが本当に伝えたかったこと

子どもたちは、分かっています。 自分が塾に通えること、夜遅くの送迎。そのすべてが、親御さんの深い愛情であることを。
しかしながら、成長の過程にいる彼らにとって、その感謝を言葉にするのは、難解な算数の問題よりも難しいことなのです。
このカードは、そんな彼らの「照れくさくて言えない本音」の結晶です。

3. 本日、ポストを覗いてみてください

本日、この「世界にひとつだけのカード」を、私からの手紙と共に発送いたしました。
保護者の皆様には内緒で準備した、子どもたちからのサプライズです。
数日中にお手元に届くかと思います。 届きましたら、どうかお願いがあります。

勉強の進み具合やテストの点数の話は、一度だけ横に置いてください。

そして、カードを手にしたお子様を、力いっぱい褒めてあげてください。 「作ってくれてありがとう」「あなたの優しさが嬉しいよ」と。
私たち大人がすべきことは、彼らの点数を上げることだけではありません。
彼らの「誰かを想う心」を認め、その自己肯定感を満たしてあげること。
その心の安定こそが、困難な入試を乗り越えるための、何よりの原動力になるのです。

素敵なクリスマスが、皆様のご家庭に訪れることを願っております。