こんにちは
宇都宮 進光ゼミナール陽東教室の市川です。
最近の陽東教室は中3・高3生中心に自習に来る生徒かなり増えました。
(もちろん、その他の学年の自習生も多くいますよ。)

受験生は、私立高校の過去問に取り組んでいる様子が見受けられます。
今の時期は、とにかく過去問を繰り返し実施しましょう。
『過去問を解いた回数は裏切らない』です。(11/29学習ガイダンスより)

生徒の様子を見る中で以前とは違う光景が多くなりました。
それは、生徒同士が勉強を教えあっている姿です。
非常に良い傾向が表れています。
『勉強を教えあうこと』について、少し調べましたので以下に簡単に記載します。
お家でもぜひ取り入れてみるとよろしいと思います。

 

勉強を教えあうことで期待できる効果

① アウトプット効果

人は「聞いた」10% →「話した」70% →「教えた」90%まで記憶定着率が上がると言われています。

→ 教える=最強の復習

② メタ認知が働く
メタ認知 =「自分の考え方・理解の状態を客観的に見つめる力」

「どう説明すれば相手が分かるか?」と考えることで、

  • 自分の理解の穴が見える

  • 思考が整理される

  • 本質をつかめる

→ 表面的な暗記から「理解」へ変わります。

③ 心理的ハードルが下がる

先生には聞けなくても、

  • 友達には聞ける

  • 失敗を見せやすい

  • 恥ずかしくない

質問量が増え、理解が深まるという好循環が生まれます。

簡単にまとめたものですが、学習効果は高いと考えます。
おうちの方が勉強を見る場合でも、『ここの部分の説明をしてみて?』と促すことで生徒の理解度を深めることが
できるのではないでしょうか。

もちろん、きちんと説明できた時は、ほめてあげてくださいね。