ネット上で出会った友達「ネッ友」に関するアンケート調査を実施し、ネッ友と「オープンチャット上のみで話す」ほか、小学生は「一緒にゲームをする」、中学生はさらに「LINEやメールなどで連絡をとる」ことがわかりました。
ネッ友は「いる」と答えた小中学生は全体の61%。小学生は55%、中学生は66%で、中学生の方が約10%多い結果となり、ネッ友がいる小中学生の中で、「10人より多くいる」人が40%ともっとも多かったようです。
ネッ友について知っていることは、第1位「性別」92%、2位「年齢」83%、3位「誕生日」63%と続く。そのほか「Instagram」「趣味」「ゲーム上の名前」などがあがっていたことから、SNSやオンラインゲームなどで知り合う人が多いとおもわれます。一方で、「なにも知らない」と答えた人もいました。
ネッ友に対して実際の自分とは違う年齢や性別などを伝えたことが「ある」と答えた小中学生は32%。違う情報を伝えたことがある人がいるということは、ネッ友も違う情報を話している可能性があります。
実際とは違う情報を伝えたものとして最多は「年齢」71%で、「下の名前」32%、「性別」32%、「住んでいる地域」29%、「誕生日」20%と続きます。割合を見てみると、中学生の方が小学生よりも違った情報を伝えている人が多いようです。
ネッ友とどんなことをしているかという質問では、約6割の小中学生が「オープンチャット上のみで話す」という回答で、続く2位は、小学生が「一緒にゲームをする」で、中学生は「LINEやメールなどで連絡をとる」でした。「電話をする」や「実際に会って遊ぶ」も、小学生に比べると中学生の割合が多いようです。
ネッ友がいることを、おうちの人に「言っている」と答えた人は全体の27%と、3割に満たず、約7割の人はおうちの人に言わずにネッ友とやり取りをしているようです。