今日は、若松原教室の久保井です。

ここ最近、中学生の保護者から「うちの子は英語が苦手で、どうしたらいいのか分からない」という相談を受けます。
どうしたらいいのでしょう?

まずは、『英語』というものの事実確認から。
事実1 英語の問題は日本語で書いてある。
事実2 英語では、「動詞」「名詞」などの品詞や「主語」「目的語」などの文を構成する語句、「疑問文」「否定文」などの文の種類など国語の文法よりたくさんの用語が使われています。

「うちの子は国語はまあまあできるのに英語になると…。」
中学校の国語は、教科書に載っている単元を授業で説明され、ワークで補い、範囲の決まっている定期テストで点数をつけられます。
それは、学校の教科書を理解できているだけで、国語力とは違います。
読解力も身についてはいません。

国語の文法をしっかり身に着けることが、英語を理解することにつながります。
主語が何なのか、修飾語って何なのかを掴めるようになりましょう。
例えば、I saw    an old man    with a dog.という英文ですが、赤字がどこを修飾しているかわかりますか?
日本語訳は、私は一匹の犬を連れたおじいさんを見た、になります。
おじいさんを修飾(詳しく説明している)しているのが赤字ですね。
an old manのうしろにおくことで、その名詞を修飾し、場所や所有関係を表しています。

これから、ますます英語が難しくなります。
文法力を身につけるために、長い文章を最後まで丁寧に読みましょう。
そして、冬休みに本を読みましょう。
本を読むことは、きっと英語の力を伸ばしてくれます!