こんにちは
若松原教室の阿部です
以前ブログで、小学生の時の読書量が算数力につながると書いたことがありました。
読書は、読解力や表現力を身に付けることができ、また感情を豊かにしてくれます。
では、どのように読書をすすめればいいのでしょうか?
まずは、本選び。
これは、子どもの興味のある本でいいでしょう。
大切なのは、文字数にこだわったり読むジャンルに親の嗜好を入れないことです。
そして次に、読んだ本の感想を親子(家族)で共有することです。
ただ読ませただけではなく、どんな本だったのか、どんな感想を持ったのか、などを共有してください。
子どもの発想力や表現力など普段気づかないことを気づかされることもあるでしょう。
しかし、大切なことはそこではなく、お母さんとお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど相手によって伝え方が変わる点にあるのです。
いわゆる「コミュニケーション力」を養う機会になるのです。
これを繰返すことで、本の内容と感想を誰かと共有できる楽しみが増やせれば、読書は続くことでしょう。
そして、読書をするときの時間です。
定期的に行っている保護者面談でもお伝えしていますが、できれば家族全員で読書の時間を作るといいでしょう。
一人だけではつまらない読書も、お父さんお母さんと一緒に読む、という楽しみに変わります。
そして、お父さんお母さんの読んでいる本に興味を持ってくるのです。
そこで、お父さんお母さんも感想を伝えて、関連する本を奨めてみてはいかがでしょうか。
そうすることによって、いろいろなジャンルに興味を持ってくるでしょう。
それが読書以外のことにも繋がってくるのです。
昨年以来のコロナ禍で子どもたちは様々な「経験」を奪われました。
でも、読書だけは奪われていません。
読書の中の経験をたくさん積ませてください。
そうすればきっと、自分のやりたいことが見つかるのではないでしょうか。