こんにちは
若松原教室の阿部です
先日ネットニュースで「いじめ防止の目的であだ名禁止の学校増加であだ名消滅」という記事を目にしました。
「あだながいじめにつながる」という理由であだ名禁止の学校が増えているというのだ。
ちょっと、愕然としました。
一般的にあだ名になりやすいのは、身体的特徴や個性などで、それがいじめに繋がるらしい。
いっぽうで、LGBT(性的少数者の総称)の主張が拡大し、ジェンダーを尊重する理由もあるらしい。
いじめにつながるようなあだなは良くない。
良くないが、それを『禁止』にまでする必要はあるのだろうか?
そして、普段の教室の生徒同士のコミュニケーションを思い出すと、「あだ名」で呼んでいないことに気づいた。
学校とは違う環境だから、「あだ名」を使っていないのかもしれないが、ほとんどの生徒が名字で呼び合っていることに気づいた。
実は、こどもたちは気づいているのではないだろうか?
身体的特徴で「あだな」をつけてはいけないことを。
少なくともこの教室では、そういった「あだ名」で呼ばれている生徒はいない。
何でもかんでも「禁止」「ルール」にしてしまうことは簡単だが、そうではなく「なぜだめなのか」「どうしてやってはいけないのか」を我々大人が教えていく必要があるのではないだろうか。
痛い思いをしなければ分からないこともある。
それも経験だと思う。
しかし、我々大人が教えなければいけないことは、「それをやったらどうなるのか?相手はどう思うのか?環境がどう変わるのか?」を想像させることだと思う。
本日もこれから授業です。
普段の子どもたちの会話に、いつも以上に聞き耳を立ててみようと思う。
春期講習募集中です
http://sinkohseminar.com/spring20/
お問合せお待ちしています