こんにちは☀️西川田教室の岸井です🍀

もう一月も今週で終わり、1年の12分の1が終わろうとしています。先週末は雪が降ったり、きょうはあたたかかったり、まだまだ気温の変化が激しいので、引き続きお体をご自愛ください。

生徒たちから「先生」と呼ばれるわたしたちは、教室での授業の中で、その生徒さん一人ひとりにある『間違えやすい癖』『間違える傾向』を見つけていくのですが、人間誰しも間違いはあるもので。

わたしも日々のやることの中によく間違いをしてしまいます。その傾向はないかと考えてみたところ、ありました。その名も「てっきりミス」

よく、ちょっとした見落としから生まれるミスを「凡ミス」「うっかりミス」と言いますが、その「うっかりミス」をもじって、「てっきりミス」としてみました。

これは、事柄をよく話し合った“つもり”になっていて、実際はわたしの個人的な偏見、分かったつもりでいただけで実行したときに起こるミスです。「てっきりこうだと思って話を聞いてました」「てっきりこうだと思って見てました」から起こるミスということです。

スマートフォンやタブレットが普及した頃から、コミュニケーション不足などとよく言われますが、コミュニケーション自体はSNSの流行と共に増えているように思います。

ただ、仲間内でのコミュニケーションの多さから来る語彙不足や、片寄った情報ばかり知ってしまうことからの情報不足から、「コミュニケーションの質」は下がったのではないでしょうか。

例えば、教室で休み時間などにスマホをいじっている生徒さんは多くいます。そのほとんどがゲームをしたり、SNSをチェックしたり、勉強と関係のないことですが、学習アプリで問題を解いたり、自習中に気になったことを調べたりしている生徒さんもいます。「スマホをいじっている」=「勉強していない」では必ずしもないのです。

このように、身の回りに潜んでいる偏見、自分の経験則から来る偏見は多くあります。それらを捨て去ることはなかなか難しいですが、相手としっかり向き合い話をして、取り除いていけたら、また、てっきりミスを減らせたら、と思いました。

 

今回のタイトル「偏見じゃん」はわたしの個人的に好きなバンドの曲名です。昨年末にメジャーデビューを果たし、先日2020年→2021年の間にやっていたCDTVライブ!ライブ!ライブ!に出演し、この曲をパフォーマンスしていました。その中の歌詞にこんな節があります。

 

触れてみなきゃ分からない。

話してみなきゃ分かんない。

 

相手の感情、事実に忠実に、何事にも向き合っていきたいです。