みなさん、こんにちは、
新しい学習指導要領によるカリキュラムについて少し紹介しておきます。
中学校では来年(2021年度)から新しい教科書での授業が始まります。その目玉はグローバル化や技術革新の進む世の中に適応するため「自ら考え判断できる、生きる力を身につける」というものです。その中で特に強調されているのが、「英語教育の強化」です。 その変更点の一例は
・単語数の増加 小学校 0個→600個程度 中学校 1200個→約1700個程度
高校生 1800個→2000以上
・新たに中学校で習う文法として現在完了進行形、原型不定詞、感嘆文、仮定法などが追加。
このように英語は今までより確実に難しくなっていきます。高校生では「英語を話す能力」(スピーキング)が問われるようになりました。
また数学では今まで習わなかった、反例や四分位、箱ひげ図が追加、理科でもダニエル電池の仕組みが追加されることが分かってきました。
これからの教育は単に知識を身につけるだけではなく、いかにその知識を利用するか、を問われるようになります。今までのインプット型教育からアウトプット型の教育に変わっていくので、受験などでも過去の常識が通用しなくなっています。大学の入学方法も年々変化しているので、昔の常識にとらわれず、常に最新な情報を心がけましょう。