こんにちは、西川田教室の岸井です✨
緊急事態宣言も解除され、全国的に“日常”にもどりつつあるようです。人の活動が盛んになるのは活気があっていいのですが、ここでまた新型コロナウイルス感染症が広まってしまったら本末転倒となります。外出などは場所等まだまだ考慮しながらがよさそうです。
この“コロナ休日”の間に、私の母はYouTubeでの映画レンタルにハマりました。借りる登録をしてから28時間以内なら見られる機能があるそうで、様々なジャンルの映画を楽しんでいます。
その中のひとつに、ドリームワークスの「ヘルプ~心が繋ぐストーリー~」があり、先週末いっしょに鑑賞しました。未だ黒人差別が激しかったアメリカ南部での、お手伝いさんたちのお話なのですが、その映画の中で考えさせられる台詞があったのでこちらでシェアします。
小説家になりたい主人公が、不採用になった出版社に電話を掛けるシーンなのですが、
【言いましたよね?「誰も疑問に思っていないけど、気になって仕方ないこと」を書けって。】
という言葉が出てきます。
「誰も疑問に思っていないけど、気になって仕方ないこと。」
言葉を変えると「“当たり前”と言われていることだけど個人的に、おかしいな、と思うこと」です。
たとえば、いまネットニュースになっているネットでの誹謗中傷問題。
「有名人なんだから、誹謗中傷されることもあって当たり前。」という考えの人が一定数います。なんとなく言いたいことも分かってしまいます。
しかし、その考えに「それは違う。」と一石を投じたダルビッシュ有選手のツイート。
「スルーしろ言う人おるけど、家ん中に毎日ゴミ投げられてみ?最初はなんも言わんと片付けるかもやけどそのうち投げ返したり怒ったりするやろ?有名人のSNSはゴミ箱ちゃうで?人に人間性問う前にまず君がしてることがなんなのかわかれ。」
ダルビッシュ有選手は以前からよく、ネットでの誹謗中傷について発信しているイメージでしたが、このツイートは例えもあって本当にわかりやすいな、と感じました。
また、テレワーク(リモート勤務・在宅勤務)でも出社したのと同じくらいの仕事量ができた職種なら、「そもそも出社しなくてもいいのでは?」というお話になってきます。
このようなことは他にもたくさんあるかと思います。
このコロナ期間はそんなことをいつもより気づかせてくれる時間だったなと思います。そして、この“気づく癖”を無くしていかないように、日常に戻ってもアンテナを張って生活していきたいなと思いました。