こんにちは
若松原教室の阿部です

9/15~18まで秋休みで塾は休塾となっていました。
本日から、通常授業が始まります(10月にもう一度秋休みがあります)。

以前のブログで、小中高校とも学習指導要領が改訂されたことをお伝えしました。
これからの時代に対応すべく、高校での学習では「文系」「理系」という枠にこだわらず、バランスよく学ぶことが求められています。
各教科間での学習を、実際の社会の問題解決に活かすために、科目横断的な学びとして「STEAM教育」の推進に注目が集まっています。
S(Science科学)・T(Technology技術)・E(Engineering技術)・A(Art芸術)・M(Mathematics数学)の頭文字を合わせた造語です。
これまでの学習の基礎は、「読み・書き・そろばん」なんて言われていましたが、これからのデジタル社会では「数理・データサイエンス・AI」の力を身につけることが必要になります。
2024年4月には、宇都宮大学では「データサイエンス経営学部(仮称)」が開設予定です。
また、早稲田大学政治経済学科の入試では、数学ⅠAが必須科目となっています。
そして、高校2年生で選択する「文系」「理系」の垣根を取っ払い「文理融合」を実施する私立高校もあるようです。

このように考えると「数学力」が問われることになるのですが、実は「国語力」のほうが重要になります。
それはなぜか?
問題の解決方法を見つけるまでのデータを読み解く力や、それを表現する力が必要だからです。
「国語力」は小学校で決まるとも言われています。
数学嫌いにならないように、小学校のうちに算数を身につけ、同時に読解力も身につけなければいけません。
AIやデータサイエンスの土台には、「読解力」が重要なのです。