鶴田北教室の新井です。先日に引き続き、今回もやる気やモチベーションを維持する、または高めるための方法をご紹介したいと思います。

これまでの「やる気維持法」のブログでお伝えしたことは、
1点目は、「目標を設定し、それを乗り越えることで達成感を感じること」
2点目は、「その目標に向かう過程で、この1日で学んだことを振り返ること」についてでした。
ここでは、2点目の目標に向かう過程において、さらに意識してほしいことをお伝えします。

それは“勉強しない日をつくらない”ことです。

先日、生徒面談を通して、ある生徒の趣味や好きなことなどを伺う機会がありました。好きなことだけあって、話のテンポはよく、いろんなことを私に分かりやすく伝えてくれました。
しかし、勉強の話になると、少し途切れ途切れになり、時には曖昧な表現をする時もありました。

これは私や世界中の人間、誰でもそうですが、好きなことについては話しやすく(取り組みやすく)、好きではないことについては話しにくい(取り組みにくい)ものです。
生徒たちの中には、勉強を取り組みにくいものだと感じている人もいるのではないかと思います。また、その気持ちもよく分かります。(私も学生時代そうでしたから)

ですが、全く勉強しないで、自分の好きなことだけをする1日を過ごしてしまうと
その1日は「自分の好きなことで溢れた1日」になるので、とても幸せな気持ちになります。
そうなると、勉強の習慣化が図れなくなってしまう可能性があるのです。

そのため、例え嫌でも毎日勉強に向き合う時間を取りましょう。
それが例え、10分でも10問でも構いません。0の日をなくすことで、しっかりと振り返ることができますし、その積み重ねが大きな力になります。

例えば、1日数学の計算問題を10問や、英単語を10個確認していくとしましょう。
毎日新しいことだけを行うのではなく、復習も大切ですから、この内容を週に4日行うと仮定します。【この学習法については明日のブログで詳しくお伝えします】
10問×4日=40問。1年間に週は52週ありますから
40×52=2080問。2080問です。これを積み重ねた生徒と、そうでない生徒。
どちらが伸びやすいかは一目瞭然ですよね。
勉強しない日をつくるということは、この積み重ねを生むということです。