西川田教室の新井です。西川田教室付近の中学校では、1学期の期末試験を終え、成績表が確認できるようになりました。生徒たちの成績を確認していく中で、私は様々な声を聴きました。

夏期講習では、連立方程式の計算をよくミスしてしまっていた生徒が、期末試験の連立方程式の計算問題を満点取ったこと。他には苦手だった社会の点数が上がったのだと教室に入ってすぐに話してくれたことなど、私が自分のことのように喜べる話がたくさんありました。
しかし一方では、自分が思ったよりも伸びなかったことや、ケアレスミスで10点ほど落としてしまったことを悔やんでいる声もありました。特に英語で思ったように得点を伸ばすこtができなかった生徒が多かったように思えました。

学習指導要領は約10年に1度のペースで改訂されてきましたが、英語は難化傾向にあり、学校の授業のペースが速く、例年よりも定期テストが難しくなっています。
英語とは「積み重ねの科目」であると言われているように、しっかりとした土台の上に知識を乗せていくことで、初めて内容理解に繋がります。その大切な土台がしっかりしていないと、学校で教わる内容が土台から崩れ落ちてしまうことになります。

しかし、学校では年間指導計画もあり教科書を戻ったり、内容が分からない生徒のためだけの授業展開を行ったりすることは考慮されておりません。

だからこそ、私は、学校ではできないその子に合わせた授業展開を意識して行っています。
まずは新出単語を抑えることに重きを置く生徒もいれば、文法表現の形を意識して問題を解くことを重視する生徒もいます。
そして少しでも「分かった」や「楽しかった」の気持ちになってもらい、一歩ずつその子に合わせた歩幅で進んでもらいたい。その想いも持って、これからも生徒と接していこうと考えています。
学校が大変な時期だからこそ、私たちがより一層がんばっていきたいと思います。