西川田教室の新井です。11月末、講師育成の一環として「冬期講習 講師研修会」に参加しました。
この研修会では、12月23日から始まる冬期講習について、講習会の目的、生徒対応、教務力向上のためのグループワークに取り組みました。その中で、特に私が注目したのは、中学1年生の英語についてです。

中学校の学習指導要領の改訂により、今年度の中学1年生は学習の進度も速くく、内容も難しくなっています。その結果、中学1年生の英語の学力状況は、「学校の授業についていくことができる子」と「内容が難しく、ついていけなくなってしまった子」の二極化しています。
今の中学2,3年生のような、平均的な習熟度の子がほとんどいないのが現状です。私が中学1年生の英語の授業をしていて驚いたことは、英語の語順「誰が(主語)、なにした(動詞)」を最初に書く意識がかなり弱い印象がありました。

そのため、これから始まる冬期講習で、私はその生徒に合った学習内容や速度などの授業面だけでなく、その生徒に合わせた承認を取り入れ、4月からの総復習をしていこうと思います。

例えば、先程述べた「誰が(主語)、なにした(動詞)」の語順を理解できていない生徒には、その説明の後、演習問題に取り組んでもらい、「英語の表現に慣れてきたね!すごいよ!」などの声掛けを。
また、be動詞と一般動詞の区別がつかない子にも同様に解説の後に演習に取り組んでもらい、「違いを見極められる目になったな!!」などの声掛けを行いたいと思います。
これを繰り返すことで、難化傾向にある英語であっても、「立ち向かい乗り越えられるのだと実感してもらうこと。」それが、私個人で掲げている冬期講習の目標です。

もちろん、中学1年生の英語に限った話ではなく、どの学年のどの科目であっても目標達成を叶えるため、生徒に寄り添う姿勢で接していきます。この冬、どこよりも温かい塾を目指して講師一同、生徒と向かい合い共に励んでいこうと思います。