東京・神奈川在住で関東地方以外に実家があるママに、2020年の年末の帰省予定を聞いたところ、36.4%が実家へ帰省を予定しており、51.6%が帰省はしないと回答した。前年の2019年末の帰省について聞いたところ、66.6%が実家へ帰省をしたと回答し、2020年の年末帰省実施率は、2019年と比較し30.2ポイントも減少することがわかった。

帰省をしない理由でもっとも多かったのは、「新型コロナウイルス感染予防のため」81.6%となった。そのほか、「新型コロナに関する実家の近隣住民への配慮」「移動時での混雑を避けるため」などがあった。

また、2020年のお盆や夏休みの帰省状況について聞いたところ、73.6%が帰省をしていないと回答した。両親と子どもが直近で対面した時期について聞いたところ、27.2%が「12か月以上前」と回答し、約3割の家庭で祖父母と孫が1年以上会えていないことがわかった。

帰省をしない場合、どのようなことをすると両親が喜んでくれるかについて聞いたところ、「孫の写真を送る」が最多の60.1%。ついで「オンライン帰省」「家族写真を送る」と続いた。さらに、両親・義両親に対する子どもの写真を送る頻度について聞いたところ、両親に対する最多回答は「週に1回」(17.0%)。一方、義両親に対する最多回答は「数か月に1回」(22.6%)となり、両親に対する子どもの写真を送る頻度と比較すると、義両親は少ない傾向にあることがわかった。