日本の保護者は子どもの基礎学力のレベルを把握しておらず、学校のテスト結果への関心が世界11か国と比較して極めて低いことが明らかになりまた。

 調査は2020年8月~9月、日本・アメリカ・中国・インド・イギリス・フランス・ポーランド・タイ・インドネシア・マレーシア・ミャンマーの11か国の6歳~15歳の子どもと保護者を各国1,000名ずつ、合計22,000名を対象にインターネットで実施しました。

子どもの基礎学力を把握している割合を調べたところ、11か国全体の平均は87.9%だが、日本の保護者の割合は59.4%となり、11か国中最下位でした。

また、学校のテスト結果をとても信頼していると答えた割合は、全体平均は80.5%となる一方、日本は46.6%と11か国中、唯一5割未満でした。

保護者が学校のテストの結果をよく知っていると答えた日本の保護者の割合は78.6%で、世界11か国の中では下から2番目となり、子どものテスト結果への関心や認識が、世界と比較すると低いこともわかりました。

子どもがもっと勉強するために必要な要素を保護者に聞いたところ、「定期的に学力レベルを評価した方が良い」「身近な目標を持つべきだ」「親が勉強したことをほめるべきだ」の3つが、日本を含めた11か国共通で上位に入りましたが、実際に勉強したことをほめる日本の保護者の割合は83.4%で、他国が9割以上となる中、最下位でした

また、日本の保護者が「定期的に学力レベルを評価した方が良い」と考える割合を学力テスト結果別に調べたところ、80点以上の保護者では86.4%、40点未満では61.8%となり、子どもの学力テストの点数が高いほど、保護者が定期的な学力評価を重視している傾向がみられました。

 
 日本においては親が子供の学力を把握している割合は意外に低いということです。そして学力の高い子供の親ほど、テストの結果を重視し学力を把握している傾向が高いようです。