「2020年、保護者間で話題になった子どもの習い事は何か」との質問で、もっとも多い回答は「英語・英会話スクール」、次点が「プログラミング教室」でした。新型コロナウイルスによる生活習慣の変化があっても2019年と同様の結果となったのは、2020年度から公教育で英会話やプログラミング学習が実施されたことで注目が集まったと思われます。「2021年、子どもに何の習い事をさせたいか」という質問でも、「英語・英会話スクール」と「プログラミング教室」が群を抜いて多い結果となりました。

習い事をさせたい理由は「将来のためになると思ったから」がもっとも多く、コロナ禍で先行きの見えにくい現状を受けて、将来を見据えたスキルを育む習い事を視野に入れていると推測されます。「新型コロナウイルス流行から約1年経ち、子どもの学習に対する意識は変わったか」との問いでは、4人中3人が「変化した」と回答しました。

保護者の意識としては、従来の勉強はもちろんのこと、社会に出ても使えるスキルを身につけさせたいという意識の表れではないでしょうか。