こんにちは、進光ゼミナール 江曽島教室 室長の山城です。

ノート

さて今回は、宇都宮東高等学校附属中学校(以下、宇東中)の中学受験の作文へ取り組む上で、どんな鍛え方をすれば、上手な作文が書けるようになるか、について書かせて頂ければと思います。

 

【宇東中受験での作文力を付ける学習法】

①テーマごとの漢字を覚える。

②子ども新聞を書き写す。

③5W1Hを含んだ日記をつける。

 

 

 

①テーマごとの漢字を覚える。

試験本番の作文は、ひとつのテーマに沿って、文章を書きますよね?

“国際問題について”, “職業について” …など、お題が出されて、それについて文章を書く機会が、非常に多いと思います。

例えば、”学校生活について” というテーマについて作文を書くとなった場合、”学校” に関連する頻出漢字を重点的に覚えることで、”学校” にまつわる漢字のミスだけは、最小限に抑えることができます。

“学校” にまつわる頻出漢字で、ミスの多いモノですと、『しょうこうぐち』などがあります。

ひらがなで書かれると、意外と「あれ…?どんな漢字だっけ?」と思ってしまうこの言葉。

皆様は、パッと思い付くでしょうか?

答えは、、、

 

『昇降口』でした。

また、『委員会』なども『委』の字を誤ってしまうことも案外、少なくありません。

闇雲に漢字を覚えるとなると、生徒自身も果てのない暗記をさせられている気分に陥ってしまう等、モチベーションの維持が難しいですが、「 “国際問題について” というテーマで、よく出て来そうな漢字を沢山書いて覚えてみよう!」となれば、短中期的なゴールを見据えながら学習に取り組んだり、親子で「ねぇねぇ!こんな漢字もあるよ!」など、楽しみながら学習に取り組むことも出来るかも知れませんね。

 

 

 

②子ども新聞を書き写す。

私の時代は、”天声人語” を書き写して、整った文章の形を覚えたりしましたが、子ども新聞は、正しい構築力・表現力・漢字を身に付けるには持って来いです。

小説などは、作者の書き方の癖が文章に出ていることも多い為、表現力の応用を学ぶ上では良い部分もありますが、綺麗で情報が整った文章・文体を学ぶには、子ども新聞が一番です。

私も先日、「どんなことを書いても良いし、簡単な感想だけでも構わないから、読書感想文を書いておいで」と生徒に伝えたことがあったのですが、その生徒は、真っ白の原稿用紙をそのまま持って来ました。事情を聞いてみると「どうやって書いたら良いのか、分からない」と言うのです。

私は、とっさに「いや、だって、例えばさ…『私は▲▲という本を読みました。これは、こういうお話です。私が特に印象に残った場面は、登場人物の●●が、こんなことを言ったところです。私は、このように思いました』みたいなことで、全然良いんだよ?」と答えてしまいましたが、生徒からは「ふーん、そういう順番で書いたらいいのか~」と言って、机に向かい始めました。

私達が「普通なら、こういう文章で書くに違いない」と思っている “普通の文章” を子供達は、知らない可能性が十分にあるのです。

その “普通” を丁寧な形でインプットする手法として、子ども新聞の書き写しは、有名なやり方ではありますが、非常に効果的な方法だと言えます。

 

 

 

③5W1Hを含んだ日記をつける。

2,3日に1回、週に1回でも構わないので、日記をつけるようにしましょう。

まずは、習慣化すること、書くこと自体に慣れることが大事です。

その時の条件は、ひとつだけで、「いつ」、「どこで」、「誰が」、「何を」、「なぜ」、「どのようにしたか」を文章に含めることです。

この6つを文章に含めるだけで、作文としても通用する文章に仕上がります。

 

以上が、宇東中の中学受験における作文で、上手な文章を書けるようにする鍛え方のポイントでした。

 

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