こんにちは、進光ゼミナール江曽島教室 室長の山城です。
本日は「人の人生は、何歳の時に決まってしまうか。」というテーマについて、面白いお話を伺ったので、お伝えできればと思って書いています。
ここで言う「人生が、決まる」という状態は、幸福度・経済的な豊かさが、ある一定のレベルで落ち着くことと定義して、お話できればと思います。
人生が決まる大きな要素は、『本当の意味での頭の良さ』、いわゆる『問題解決能力(人間関係、ビジネス、自分の人生の問題を解決し、より豊かなものに出来る力)』だそうで、それらは、以下の①~⑦の細かい要素に分けられるそうです。
① 推論能力 → 物事を客観的に推理する推理力。
② エピソード記憶 → 長期的な記憶力(人生での経験、「2歳の時、この場所には1回だけ遊びに来たよな」という記憶)。
③ 情報処理スピード、空間把握能力 → いわゆるIQ。知恵の輪やる時などに必要な能力で、「こことここが引っ掛かるなら、こうやったら解けるんじゃない?」といった思考力。
④ 言語能力 → 言葉を操る能力、分かり易く話す力、論文力。
⑤ ワーキングメモリ → 短期記憶(今やってる仕事 や アナログな仕事の解決に最も必要な能力。集中力、メンタルの強さ。「あれとこれとこれをやって」と言われた時、脳に情報を入れる間口の広さが『広いか / 狭いか』が、ワーキングメモリが『多いか / 少ないか』であるそうです。ワーキングメモリが多い人は、浅く広いコミュニケーション能力が必要となる場所に馴染み易く、またそうした状況を楽しむ能力が高いそうです。ワーキングメモリが狭い人は、一途な性格である傾向があるそうです。
⑦ 実行機能 → 自分をコントロールする能力、決断力。頭で考えているだけでなく、行動に起こせる能力をさすそうです。
これらのそれぞれは、学習から得られるものも多くあります。
また、こうした能力の多くは、20歳の時までに変化する傾向にあり、それ以降 ~ 40歳までは、ほぼ変化することはなかったそうです。
こうした面からも、学習から学べる部分は、やはり多くあるのだなと実感する機会に、私にとってもなりました。